iPhone、100ドルPC、Rolly、Eye-Fi Card、Spider Pro
日本未発売のレアモノ続出! 林信行お勧めの、忘年会で大ウケした「ガジェット5」
2007年12月30日 09時00分更新
今年のベストアイテム5つを紹介して欲しいと言われたが、なかなか5つに絞り込むのが難しい。そこで、以前のゼロ・ハリ氏に習って、今年、私が忘年会で披露したアイテムを紹介しよう。
年明け早々海外取材があるため、今年は大幅に参加する忘年会を削ったが、私もゼロ・ハリ氏同様、周囲の期待に応えるようにほとんどの忘年会にガジェットを持って行き、デモを繰り返してきた。
その度にウケのいい/悪いが分かれ、それによって次の忘年会の荷物が減っていったわけだが、ここで紹介するのは、最後まで勝ち残ったベスト5になる。実は日本で手に入らないものも多いが、2008年に流行る兆しのあるアイテムとして見てほしい。
【1】iPod touchユーザー垂涎!?「iPhone」
さて、忘年会アイテムの第1号、まずは2007年、1番の話題はこれでしょうと「iPhone」の紹介でスタートする。
秋からは日本でも「iPod touch」が発売になったこともあり、何人かからは「あ、私もiPod touch買いました」という声が返ってくる。
しかし、ここで内蔵カメラを起動すると、iPod touchユーザーの表情が変わる。「そうか、iPhoneにはカメラが付いているんだ」。
続いて、曲やビデオを再生すると、再びiPod touchユーザーの人々が「スピーカーが付いているのはうらやましい!」と驚く。
お次ぎは付属のマイク付きヘッドホンのマイク部分をクリックして(押して)再生/一時停止を指示したり、2回クリックして次の曲を再生してみせる。
最後は、受話口部分に埋め込まれた近接センサーのデモだ。iPhoneで電話のプッシュボタンを表示し、番号を押して見せ、つづいて左手で受話口を覆うようにして、もう1度プッシュボタンを押すと、近接センサーが働いてボタンが反応しなくなるのだ。これはiPhoneを頬につけて通話している時に、間違えてボタンを押してしまわないための配慮だ。
最近、米Business Week誌で、「先進的な携帯電話が普及している日本で、果たしてiPhoneが受け入れられるのか」という記事が出た。
しかし、個人的には、もしかしたらiPod touchを使って、その良さを知っているユーザーこそが、iPhoneの最大のターゲットなのかもしれないと思っている。
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