インテルの45nmプロセス世代となるサーバー/ワークステーション向け新型CPU「Xeon 5400」シリーズの販売が今日からスタート。合わせて6モデルが一気に発売となっている。
Xeonシリーズも45nmプロセス世代に突入
コードネーム“Harpertown(ハーパータウン)”こと「Xeon 5400」シリーズは、Coreマイクロ・アーキテクチャーを採用する同社の45nmプロセス世代のCPU“Penryn”のサーバー/ワークステーション向けとなるクアッドコアCPU。同じく“Penryn”でデスクトップ向けとなるCPU、コードネーム“Yorkfield”こと「Core 2 Extreme QX9650」の販売が先週一足早く始まったのはすでにお伝えした通りだ。
基本的な特徴は、その「Core 2 Extreme QX9650」と同じで、新しい47種類の命令セット「SSE4」の追加や割り算命令を高速化する「Radix-16 Divider」の実装、仮想化技術「拡張版インテル バーチャライゼーション・テクノロジー」の対応、さらに6MB×2で12MBとなる2次キャッシュを搭載するところなど。ただし、対応メモリはFB-DIMM。またソケットはLGA 771となるのが「Core 2 Extreme QX9650」と異なる。
先週一足早く始まった「Core 2 Extreme QX9650」と同じ45nmプロセス世代のCPU“Penryn”となる。「SSE4」の追加や割り算命令を高速化する「Radix-16 Divider」の実装、仮想化技術「拡張版インテル バーチャライゼーション・テクノロジー」などに対応する
今回販売を確認したのは以下の6モデル。TDP120Wの「Xeon X5450」(クロック3.0GHz)とTDP80Wの「Xeon E5410」(クロック2.33GHz)、「Xeon E5420」(クロック2.50GHz)、「Xeon E5430」(クロック2.66GHz)、「Xeon E5440」(クロック2.83GHz)、「Xeon E5450」(クロック3.0GHz)でいずれもFSBは1333MHzとなる。価格および販売ショップは以下の通り。価格はすべて1個あたりのもので、製品はすべて2個セットでの販売となる。
なお、同店では対応マザーボードも同時に入荷。Supermicro製の「i5400」チップセットを搭載した「X7DWA-N」で価格は8万5890円。さらにPC2-6400(DDR2-800)対応のFB-DIMMモジュール(Transcend製の1GBと2GB)も今週中に入荷するとしている。
価格 | ショップ |
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「Xeon X5450」(TDP120W/3GHz) | |
¥120,750 | USER’S SIDE本店 |
「Xeon E5450」(TDP80W/3GHz) | |
¥124,740 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
¥129,150 | USER’S SIDE本店 |
「Xeon E5440」(TDP80W/2.83GHz) | |
¥98,490 | USER’S SIDE本店 |
「Xeon E5430」(TDP80W/2.66GHz) | |
¥65,940 | USER’S SIDE本店 |
「Xeon E5420」(TDP80W/2.5GHz) | |
¥45,990 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
¥47,040 | USER’S SIDE本店 |
「Xeon E5410」(TDP80W/2.33GHz) | |
¥37,590 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
¥38,640 | USER’S SIDE本店 |
