先日こちらでもお伝えしたインテルのモバイル向けCPUソケッロ“Socket P”に対応する“GM965”+“ICH8M”搭載のiBASE製Mini-ITXマザーボード「MI910F-R」の販売が今日からスタートした。
この製品は、インテルのノートPC向け新プラットフォーム“Centrino Duo”(コードネーム:Santa Rosa)で採用されるモバイル向けCPU“Core 2 Duo T”シリーズも搭載可能なMini-ITX対応マザーだ。同マザーでも採用される“Socket P”対応の“GM965”搭載製品としては、ノートベアボーンとしてMSIから「MS-1637」や「MS-1221」が発売されているほか、やはりMSIからMini-ITXフォームファクタの「Fuzzy GM965」の発売が予告されているが、マザー単体での販売はもちろん今回が初となる。なお“Socket P”以前のCPU、例えば“Merom”コア搭載のCore 2 Duoなどには対応しない(ピン配列が異なるため物理的に装着は無理)ので注意が必要だ。
「MI910F-R」の主な仕様は拡張スロットがPCI Express x1×1、PCI×1、MiniPCI×1、CFスロット×1(基板裏面に搭載するため使用するケースに注意)。メモリはDDR2 DIMM×2(DDR2 533/667、2GBまで)で、VGAや8chサウンド(ALC885)、デュアルギガビットイーサネット(IntelとMarvell)、IEEE1394、Serial ATA II×2、IDEなどを搭載する。
また同マザーボード専用のDVI出力キット「ID391」も同時に販売がスタートしている。D-SUB以外での出力を考えているユーザーは一緒に購入しておくとよいだろう。価格および販売ショップは以下の通りだ。
価格 | ショップ |
---|---|
iBASE「MI910F-R」 | |
¥49,800 | テクノハウス東映 パソコンハウス東映 |
¥53,800 | 高速電脳 |
¥54,480 | T-ZONE.PC DIY SHOP |
¥58,800 | パソコンハウス東映 |
iBASE「ID391」(DVI出力キット) | |
¥5,980 | ツクモケース王国 高速電脳 |
¥6,480 | T-ZONE.PC DIY SHOP |