日本電気(株)は17日、無線LANに対応するau携帯電話機『E02SA』(三洋電機(株))とNECのSIP対応テレフォニーサーバー『UNIVERGE SV7000』を組み合わせた内線通話と社内通信のソリューション“UNIVERGE “au”連携ソリューション”を今月21日より提供開始すると発表した。
このソリューションは、社内では無線LANを利用した内線電話として、社外では携帯電話機として利用するだけでなく、E02SAを使って社内文書へのセキュアなアクセスやグループウェア連携を実現するというもの。
基本構成は、UNIVERGE SV7000×1、E02SA×1、無線LANコントローラー『UNIVERGE WLシリーズ』×1のセットで357万円から。
また、オプションとして携帯電話機から社内電話帳、電子メール、スケジュール表の参照、さらに外出先からの交通費精算や承認業務などを実現する“ケータイポータル”や、社内サーバー内の文書ファイルを社外から閲覧する“モバイル文書閲覧”などの各種グループウェア連携機能なども提供する。
なお、UNIVERGEソリューションではすでに、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMA携帯電話機『N902iL』(NEC製)と連携した“UNIVERGE “FOMA”連携ソリューション”を提供しており、今回発表したソリューションにより、NTTドコモとauのどちらも選べるようになった。