工画堂スタジオは「ソルフェージュ」の発表
ミニライブでビックサイトを炎上させる!
工画堂スタジオと言えば宇宙戦争シミュレーションの“シュヴァルツシルト”シリーズや、先月末に発売された「POWER DoLLS5plusX」に代表される戦術シミュレーション“パワードール”シリーズが有名だ。しかし「蒼い海のトリスティア」や「蒼い空のネオスフィア」、そして「シンフォニック=レイン」を代表とした、萌え果汁をたっぷり含んだ人気ギャルゲーも手がける。ここで言っておくが、工画堂スタジオは18禁ゲームメーカーじゃないっ! コレ重要! あくまで一般ゲームメーカーである。
さてその工画堂が“ドリームパーティー2007春”で行ったのが、この冬リリース予定の「ソルフェージュ」の新作発表トークとミニライブだ。
MCは工画堂ではおなじみの顔となっている、桜 ふみさん。
今回の記事は“ドリームパーティー東京2007春”のライブの様子をお伝えするものです。従来は1つの記事でしたが、いまだ所属事務所からの掲載許可がでていないものがあるため、掲載許可が下りたものから分割して掲載します。ご了承下さい。
桜さんの第一声ではじまったソルフェージュ発表会には、ゲーム中で声を演じる“榊原ゆい”さんと“伊月ゆい”のダブルゆいさんが招かれた。
宮藤 かぐら役を演じる榊原ゆいさんは、アニメ・ゲームの「はぴねす!」の主人公、神坂春姫の声で有名だが、数々のPCゲームやアニメにも声を当てている。さらに歌手としての活躍も盛んで、すでにアルバムを2枚もリリースしているほどだ。
一方、幸村ちほ役を演じる伊月ゆいさんは、「D.C」や「D.C.S.S」でいつも鍋を持ち歩く天然ボケキャラである水越 萌で有名だが、他にも多くのアニメやゲームで声を当てている。
トークはミュージックアドベンチャーゲームなる「ソルフェージュ」についてだったが、冬発売ということもありまだまだ謎の多いゲームである。トークなどで明かされた内容は、“ある名門女子校の音楽科に集う少女たちのお話である”ということと、“主人公かぐらと、かぐらが実姉のように慕う先輩とのすれ違い、そしてかぐらを励ます親友のちほの心理を描写したお話”ということ。
そしてミュージックアドベンチャーを看板にしているだけあって、ゲーム中で使われる主題歌他6曲は、榊原ゆいさんが作詞・歌、内2~3曲の作曲を手がける予定となっている。ゲーム中の楽曲の制作までキャストに入っている声優さんが担当するのは、初ということだ。
この話題だけも、相当にマニアが熱狂するのだが、最後には榊原ゆいさんが自慢のノドを披露したミニライブが行なわれた。会場は手足でリズムを取るマニアに、リズムに合わせてペンライトを振るマニアで盛り上がり、30分のトーク&ミニライブだったが多くのファンを魅了していた。
なお冬発売の「ソルフェージュ」だが、発売まで待てない!というマニアには、プレリュード的な「ソルフェージュ ~Over ture~」が6月29日に発売予定。設定資料やミニゲーム、デスクトップアクセサリに主題歌+1曲の計2曲が収録されたCDがセットになっている。冬に幕を開けるオーバーチュア(序曲)に向け、心のプレリュード(前奏曲)を奏でて欲しい。