2007年5月1日～2日の統計

2007年05月07日 21時44分更新

2007年5月1日～2日の統計

ウイルス

2007/5/2 発表

4月のネットワーク脅威の状況を発表

マカフィー(株) 発

マカフィーは、4月のネットワーク脅威の状況を発表した。マカフィーによると、ウイルスでは、4月も全体的にトロイの木馬がトップ10の過半を占めている。検知数1位の“JS/Exploit-BO.gen”には、バッファーオーバーフロー攻撃を仕掛けるトロイの木馬が一括して含まれており、そのほとんどがウェブページを介して感染するタイプ。なお、この一部は、ANI ファイルの脆弱点を悪用する“Exploit-ANIFile.c”を読み込むために利用されているとしている。また、今月6日には一太郎の脆弱点を利用したゼロデイアタックが発見されるなど、日本を狙ったマルウェアが蔓延しているという。

コンピュータウイルス・不正アクセス

2007/5/2 発表

IPA、4月分のコンピュータウイルス・不正アクセス届出状況を発表

(独)情報処理推進機構発

情報処理推進機構（IPA）は、4月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。コンピュータウイルス届出状況では、ウイルスの検出数が約62万個と、3月の約66万個から5.4％の減少。届出件数は3199件。検出数の内訳は、“W32/Netsky”が約46万個、“W32/Looked”が約6万個、“W32/Sality”が約2万個と続く。コンピュータ不正アクセス届出状況は15件で、そのうち被害のあった件数は12件。内訳は、侵入7件、アドレス詐称2件、その他3件。原因として、プログラムのぜい弱性を突かれたものが5件あった。相談受付状況では、相談総件数が827件。うち、「ワンクリック不正請求」に関する相談が205件、「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談が17件、Winnyに関連する相談が7件と続く。またIPAでは、サポートが終了したOSを搭載したPCの危険性について注意を呼びかけている。

利用実態調査

2007/5/1 発表

テレビ会議/Web会議/音声会議のビジネス利用実態を継続調査

(株)シード・プランニング発

シード・プランニングは、ビジネスマン515人を対象にテレビ会議/ウェブ会議の利用実態調査を実施し、調査研究レポートにまとめた。調査によると、テレビ会議システム全体の利用ユーザーの総合評価では「非常に満足」と「満足」を併せて71％のユーザーが満足している。2004年調査時の64％から7％の増加となる。逆に不満を有しているユーザー（｢不満」/「やや不満」の合計）は29％で2004年調査の36％から減少した。利用頻度では「月1～2回の利用」が最も多くて約1/3を占めている。日常的なテレビ会議の利用が定着し始めていることがうかがえる。

テレビリモコンに関する意識調

2007/4/27 発表

リモコンの不満は「紛失」と「置き場所」─アイシェアが、リモコンに関する意識調査

(株)アイシェア発

アイシェアは、シャープ(株)と共同でテレビリモコンに関する意識調査を行なった。調査結果によると、テレビ付属リモコンを利用している割合は7割を超え、それ以外の内訳では「DVD機器付属リモコン」をテレビでも利用するケースが30.9％、「ビデオ機器のリモコン利用」が23.2％、「別売りの学習型リモコン利用者」が21.3％という結果となった。テレビ付属リモコンを使わない人は、「故障」「操作するリモコンを増やしたくない」「テレビも操作できるから」という理由が多かった。既存リモコンでの困った経験を聞いたところ「リモコン紛失経験」が全体の56％、リモコン増加による「置き場所への困惑」53.7％となった。欲しいリモコン像は、1台で全部使いたいという集約性、サイズやデザインへの要望、そして「リモコンの場所が分かる機能」などが続く。

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