Gunosyは事業戦略発表会を開催し、新コンセプト「5000万人都市構想」および新サービス「Gunosy Platform」などを発表しました。第1弾として、12月からパートナー11社14サービスと連携します。
スマホ時代のポータル「Gunosy Platform」とは
2011年10月にサービスを開始した「グノシー」は現在、累計700万ダウンロード、アクティブユーザー率は46%(DAU/MAU)に達しており、200を超える提携メディアのうち100メディア以上に月間100万PVを送客しているといいます。
2013年に開始した広告商材の「Gunosy Ads」についても広告主は400社におよび、グノシーの広告経由での累計コンバージョン(予約・購買まで至った件数)は100万を超えています。
同社の福島良典CEOは、「グノシーの記事からの流入だけでこれだけのパフォーマンスがあり、商品を検索したり店舗に行くなどの間接的な経済価値を含めれば、10倍ほどの規模になるのではないか」とし、グノシーはニュースだけでなく様々な情報を届け、ユーザーの興味を行動へつなげるメディアであると説明しています。
そこで、グノシーが掲げるのが「Gunosy 5000万人都市構想」。5,000万人のユーザーを目標に、グノシーをスマホ時代における実生活の行動基点(都市)として位置づけます。
都市が様々な企業や店を誘致するように、グノシー上にパートナーを呼び込み、ユーザーの実生活に即したサービスを体験してもらう場(Gunosy Platform)にしようというわけです。
具体的には、グノシーで記事を読みながら商品を直接購入したり、旅行を予約できたり、ラジオを聴けたりできるようになります。
また、画面右下に常駐のチャンネルボタンを設置し、各媒体や連携するサービスをより簡単に遷移したりフォローできるようにUIの変更も実施するといいます。
第1弾として発表された提携サービスは、ジョブセンス(求人)やDeNAトラベル、マンガボックス、マネーフォワード(家計簿)、radiko.jp、マンガボックス、Lenet(宅配クリーニング)、RECLO(リクロ)など。
今後さらに、パートナーシップの締結を推進していくとしています。