「記者」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 記者とは

2024-12-10

40代パーカー発言者反応者の顔ぶれがなんかもうオエってかんじ。孤島でやり合って出てこないでほしい。ネットニュース記者もついて行って。

2024-12-09

スタンバイ」の仕事がらくそ

スキマバイト進化形?「スタンバイバイト」に潜入…何をやらされるか分からないまま、新宿雑居ビルを訪れた

https://www.tokyo-np.co.jp/article/371527

雇い主の企業名を偽れと? 「スキマバイト」をやった記者が出くわした謎の指示…雇い主と労働局に直撃したら

https://www.tokyo-np.co.jp/article/371528

実態不明会社から仕事依頼、問い合わせには既読スルー 取材したらスキマバイトアプリから求人が消えた

https://www.tokyo-np.co.jp/article/371529

無料だけど会員登録必要なこの記事

バイト並みに怪しすぎて笑ってしまったわ

ただ、待機要員として、部屋で待機しているだけでお金もらえる仕事はやってみたい。

2024-12-06

テレビニュース系の特集組む体力ないだろうな。記者は育ってないし、働いてる奴らの大半は低学歴派遣だし。今後、ニュース解説番組は消えていくだろうな。個人的民放が潰れるのはいいんだが、NHKも体力ないのはヤダーーーーッッッッッ!!!!!

2024-12-05

営業怖い

来年から社会人BtoB営業なんだが、今になってめちゃくちゃビビってる。見て見ぬふりしてたけど新規既存の客に電話かけまくって、断られて当然な仕事って相当メンタル来るだろ。社員の一日紹介では商談が1日4件とか言ってたけどそれにたどり着くまでどうするんだ?1日1件だったら他の数時間はずっとェ電話するんか?上司嫌われる勇気とか勧められたし。陰キャコミュニティから他に営業やる友人おらんくてそれも心細い。ほんと根性出して警官記者になる友人たちすげぇよ。自分に出来るんか、電話営業

2024-12-04

家事育児に謎ルールを作る」で謎ルールを語りだす人たち

元の水道水で薄める人は安全意識のないカスではあるんだけど、謎ルール作ってる証拠たちが湧いてきてて草

 

id:kagerouttepaso 担当の口頭指示を鵜呑みにせず、製品運用ガイドライン確認でしょ。ミネラルウォーターは非推奨。朝日記事記者お気持ちじゃないかちゃんと読め。 https://qa.meiji.co.jp/faq/show/62?category_id=272&site_domain=default

水道水使用できない場合カルシウムマグネシウム等の無機塩類(ミネラル)の少ない市販水をお選びください。

その際も一度沸騰させてから使用ください。

硬度(目安)120以下(できれば60以下)が望ましい。

君が引用したメーカーサイトにすら軟水ならOKと書いてあるのだが…。

もしかしてミネラルウォーターのこと硬水限定言葉だと勘違いしてたりする?まさかね。

 

id:korilog 星付きブコメも変なの湧いてる。70度以上で菌が死ぬってことは、70度を注いだら注いだ瞬間に70度切るからダメなんだよ。ミネラルウォーター乳児には不適切水道水浄水場ではOKだけど、途中経路は保証されてない。

この人も同じ。ミネラルウォーターのこと硬水限定だと勘違いしてたりする?

中経路は保証されてないならますますミネラルウォーターを使うべきだと思うんですが、ミネラルウォーターが何なのかも調べなかったのかな。

2024-11-28

斎藤知事代理人会見で質問して熱くなってる奴って

絶対確認できないことを、本人の責任から確認できるまで追求するぞっていう

ネットでウザがらみするタイプと同じだよね

結局、延々と記者会見を開かせて、そのたびに何か特別言葉誘導しつつ

記事がかければ仕事になる、って事だから

テレビもひどいけど 掲示板SNSウザメンと同じレベルしか質問できない記者

なんかもう見てて痛い

中継とか要らないよ

斎藤知事代理人は有能だな

風貌も含めて無能感を出したこと斎藤に向けられていた火を弱めることが出来た

また、情報把握が出来てない体を見せたことで「記者会見やりなおせ」という言質を記者から得ることが出来た。つまり昨日の記者会見ノーカン

斎藤側の時間稼ぎとしては200点満点だろう

これで少なくとも数日は口裏合わせ、あちこちあるnote記事魚拓折田インスタのスクショの削除手続斎藤知事頑張れ負けるなと連呼するSNSバイト募集などに費やすことが出来る

「消したら増える」という格言は、「1人だけで消したら増える」という意味であり、組織的対応場合は該当しないからな

2024-11-26

ここめっちゃオモロ

記者ポスター制作をする人がなぜ斎藤さんの横で選挙カーの上に乗ってSNS配信をしていたんでしょうか?」

斎藤氏「そこは弁護士代理人の方が対応を今考えていますので」

2024-11-25

悲報大手任天堂ブロガーn-stylesさんBloomberg望月擁護してしま

https://b.hatena.ne.jp/entry/4762494170757092416/comment/n-styles

"記者名だけ見て正誤判定して得意げになってる人を見かけるけど、計画が立ち消えになる可能性がある初期段階で報じるから結果的に虚偽情報をばらまいているように見えるだけだと思うんだよね。"

デマ吐き記者擁護するn-stylesさんってなんなんですかね?

斎藤元彦知事 風聞 6 「遠足が多い」 「施策協議時間が」 問題

anond:20241125021138

知事は視察(記者の間では遠足と呼ばれている)に出ていることが多いため、庁内での施策協議時間がなかなかとれない。やっと知事協議時間を確保しても、「きいていない」と怒っていたり、常に機嫌が悪い。

秘書課の事前の細かい根回しや要求内容から知事が難しい方であることは、容易に想像がつく。

現場職員の声を聞かずに、初めての試みをして目立ちたいがため、「職員4割出勤」を前提に庁舎建替えの計画が進んでいること自体が最大のパワハラ

所属する部署により、来庁者が多い、県民から電話が多い、など場所(席)がないと進めにくい仕事も多くある。

業務が滞り、来庁等される県民へのサービスが低下し、苦情を受けるのも全て現場職員である

職員県民ともにそんなことは望んでいないと考える。

A:目撃、経験等により実際に知っている

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/documents/bunsho_questionnaire1011_01.pdf

P66

補足

https://x.com/tasyuuhabuta/status/1860226252206145828

2024-11-24

斎藤元彦知事 風聞 1 「楽屋訪問したい」事件

令和5年度に県立美術館で開催された「●●●●●●●展」の記者内覧会(●●●●●●●の3人が出席)は、知事の強い希望知事出席行事となったが(記者向けの内覧会であり、通常、館として知事に出席を依頼するような行事ではない)、「記者内覧会実施日は知事の予定に合わせること(決定後の日程変更は不可)」 「●●●●●●●と一緒に写真が撮りたい」 「●●●●●●●の楽屋訪問したい」 「●●●●●●●の曲に合わせて自分が踊る姿を動画SNSで発信したい」 など、展覧会のもの(県の事業実施)とは全く関係のない指示・宿題に本庁所管課・現場ともに振り回された。

A:目撃、経験等により実際に知っている

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/documents/bunsho_questionnaire1011_01.pdf

P60

その2

https://anond.hatelabo.jp/20241125010948

2024-11-21

まっちゃんの一連の言動を見ていて思う事

落語家弟子入りって大事なんだなと。

師匠絶対理不尽環境に置かれて耐え抜く事で、不要プライドもなくなるのかなと。

さんまさんもビートたけしさんも弟子入りしていて矛盾に耐えているから何かあっても記者の前に出てきて笑いに変えるんだと思うし。

そういう意味弟子入りというのは大事なんだろうなと思いましたよ。

2024-11-20

兵庫県職員の人かわいそう

【Q7】知事パワーハラスメントについて

無記名

B:目撃、経験等により実際に知っている人から聞いた

記者発表の際に必ずマスコミを入れ自身写真を撮らせないといけない。その際の指示も部下を恫喝するような言い方をする。

うちわノボリ自身顔写真がないので作り変えさせた。

全国知事会意見交換会の場で誰も集まって来なかったことに腹を立てて●●●を罵倒した。

新規職員内定者が次々と辞退している。こんな体質の自治体に敢えて就職する必要はないと辞退する理由理解できる。

数年後の人材不足に対する責任を今の知事は取れないでしょう。あなたは数年すれば辞めるでしょうが、我々職員は何十年も働く覚悟でいます

人手不足の穴埋めをするのはこれから職員です。あなたのせいで将来が暗闇です。あなたが辞職しないことが希望ある若者の芽を摘んでいます

あなた支援する将来世代のためには1日も早く辞職し、その上で真実を明らかにすべきです。

これを読まれている方も、何でも構いません、将来のために何か行動を起こして欲しいです。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/gikai/iinkai/index/tokubetsu/bunsho/documents/bunsho_questionnaire1011_01.pdf

82ページ

パワハラの真偽はともかく

こんだけ荒れてればそりゃぁそうなるよね

この回答書いた人が探されて潰されないことを祈る

2024-11-19

anond:20241119182930

都合の悪い事にはあまり言及せず、はぐらかしてる感じだな。

パワハラ告発した文書問題については「真摯対応していく」とした上で「大事なのは政策を進めていくこと」と主張。また、今回の選挙で「SNS戦略」が奏功したことについては「SNSは大きなポイントだったと思いますね。有権者の方が私の政策を整理してくださって、動画拡散してくれたりして。私の政策理解していただく上でとても重要だったと思います」とし、「メディアリテラシーが問われた選挙」と振り返った。

 記者から真実SNSにある」と話していた…と追及されると、「どっちに真実があるないとは言ってない」と反応。「視聴者県民のみなさんがいろんなメディアを見て、どう判断するかだと思いますので。ひとつメディアが全てではないはず。報じられ方を比べながら判断されたと思う」と推察し、「私に向けられた報道のご指摘や批判は受け止める。県民のみなさんが報道をどう受け止めるかは、それぞれの判断でやっていただく」「国民の皆さんが自分自身で色んなものを調べて判断される選挙だったんじゃないかなと思います」とした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0fcb91811de5640ee1fea48de72109e0ce495c9e

から思ってたんだけど新聞テレビ記者って本当に取材してんの?

記者クラブで話聞くだけ?

記者クラブの発表の裏取りとかしてないの?ほんと?

anond:20241118131008

元テレ業界人間だけど、まぁあってる。

一言一句チェックして、一次情報の裏を取ることはするが、取り扱う題材や文量についてはあまり議論されない。そういう編集をするのは記者のようなニュースプロではなく、面白く(≒分かりやすく)見せることに長けたプロである勉強ができない人が多いので、内容も勉強よりも面白さに比重を置いたものになる。たまに社内の記者情報を求めたりするが、記者の指摘が難しく、制作側に理解されないまま、編集時に指摘が省かれてしまうなんてこともある。

結局、頭のいいプロデューサー頼みになるが、プロデューサーも万能じゃない。ケアレスミスもするし、ディレクター意図的不都合な部分を隠すこともあるし、時間の余裕もない。

ただ、個人的意見になるけど、選挙とかデマとかってのは、意外と全員理解できるものではない。選挙の"せ"すら分からないって人はたくさんいる。そういう人に合わせて番組を作ると、どうしても分かりやすものになる。だからもっと高度な内容にしてとは言いにくい。けどやっぱり、面白い方向に逸れたりもして、不満に思うこともある。

自分は、売上が下がった分を担保できる何かを持ってる訳でもないので、自分たちの利益を損なってでも公平公正な番組を作れと言えはしないし、そこまで要求できる力もない。

NHKニュースは基本記者や頭のいい人達が作ってるので、信頼は出来るとおもう。みんな料金にグチグチ言ってるけど、正直金を払って公益性が向上するのであれば、それに超したことは無いと思う。質のいいサービスが欲しければ金を払えというけど、その通りだと思う。少なくとも、頭の悪い制作会社に下請けされるよりはいいと思う。

ファクトチェック斎藤元彦のバックには本当に統一協会がいるのか」

ファクト① 斎藤元彦本人が関係否定している

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202207/sp/0015506723.shtml

斎藤知事事件後、これまで参加した会議行事主催者などの確認秘書課に指示。教会関連の催しに出席した形跡はなく、祝電も送っていなかったという。「政治活動での(教会との)交流もない」と話した。

どうせ鈴木エイトやらが斎藤のことも這いずり回って調べたに決まってるので、まだ出てないということは上記コメント信憑性が高い。

もし証拠があったら既にその辺が勝ち誇って大騒ぎしてるはず。

ファクト② 統一協会否定声明を出している

https://ffwpu.jp/news/5873.html

兵庫県知事選挙10月31日告示11月17日投開票)に関連し、一部SNSで「統一教会斎藤元彦氏(前兵庫県知事)を支持している」などとする誤った情報が流れていますが、当法人斎藤氏を支持している事実は一切ありません。

 なお、当法人教会員が街頭演説で同知事選に言及している動画が一部SNS掲載されていますが、これはマスメディア報道姿勢問題点を指摘する趣旨言及したものです。同教会個人が、知事選に立候補している斎藤氏への支持を表明しているものではありません。

統一協会の言うことなんか信用できるか!という手合いも居るだろうが、じゃあ「我々は安倍さん自民党を支持してました」っていう言葉も信用しないの?どちらも同じ統一協会発言ですよ。

ファクト③ 自民党も一緒になって不信任案決議を可決している

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240919/k10014585671000.html

兵庫県斎藤知事パワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会の各会派などが提出した知事不信任決議案は全会一致で可決されました。

"統一協会支配された"はずの自民党が、同じく"統一協会がバックに着いている"はずの斎藤元彦の不信任案に賛成する不思議

もし本当なら統一協会の中で全然統制取れてないじゃないか

統一協会ってその程度で自民党支配してたの?


ここまででも既にファクトチェック完了デマ!とバッサリやって良いレベルだが、

未だにこの説を流布しているはてブやXユーザー開陳する「根拠」も確認しておく。

アンチ言う「根拠」① 世界日報斎藤元彦を支持している!

兵庫県知事選 「告発クーデター」説バズり“パワハラ知事斎藤元彦氏、逆転か

https://www.worldtimes.co.jp/opinion/mediawatch/20241114-187005/

アンチ斎藤が「ほらやっぱり統一協会斎藤を支持してるじゃないか!」と根拠の一つにしている世界日報記事

全文無料なので読めば分かるが、立花孝志のポストをダシにマスゴミガー!と吠えてるだけのクソ記事である

最大限好意的に読んでも、マスコミに苛められてる斎藤可哀想SNSを駆使してマスゴミぶっ壊せ!という応援メッセージ。1ミリ事実がない感想文でしかない。

これが何かの「証拠」になると思ってるなら、この記事を書いた記者と同レベルの脳ミソをしているに違いない。

アンチの言う「根拠」② 統一協会斎藤応援演説をしている!

https://x.com/SuspendedNyorai/status/1855234264859803772?t=NPebEwdPs_EUlhwa9myHsA&s=19

世界日報と合わせて「統一協会がバックにいる証拠だ!」とアンチ斎藤が嬉々としてリポストしている動画

短い動画なので見りゃ分かるが、マスゴミガー!である

それ以上でも以下でもない。

もし動画範囲外で「協会みんなで斎藤応援しましょう!」的な言及が有ったなら話は別だが、

統一協会アンチ斎藤拡散する動画なのに、そういう肝心要の部分が入ってないなんてことが普通あるか?

アンチの言う「根拠」③ 立花孝志のバックに統一協会がいる!

一番困ったのがこれ。とにかくソースが無い。

N国の濱田議員統一協会擁護する国会質問をしたという批判過去有ったが、立花本人ではない。

色々調べて出てきたのが以下のネット記事

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/chidaism.com/news/20241111-01/

この記事事実であれば、立花本人が関係を認めたということになる。

このライターの信用度については本筋ではないので言及しない。参考として、同ライターが書かれた他記事をいくつか紹介しておく。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/chidaism/n/n9260989c624a

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/chidaism/n/ne2534bc8f8a7

結び

個人的には、今回の選挙立花孝志はそこまで影響力があったのか?という疑問がある。

彼は所詮選挙ショービズで金を稼ぐパフォーマーであり、斎藤二の次自分効率よく世に売り込むためのダシとしてしか見ていなかったように思う。

無事再選した結果、よほどのことが無ければこの先4年斎藤選挙と無縁になる。立花にとって斎藤の利用価値はもう無くなったと思われる。

最後に、増田兵庫県民であり今回斎藤投票した。

理由はひとえに斎藤県政で自分が困らなかったかである積極的現状維持選択した。

2人自殺したというが、その原因が分からないまま選挙突入したので投票するに当たって考慮に入れなかった。

からないもの勝手に断定して投票する方が怖い。

ちなみに、失職直後の駅立ちをしている斎藤元彦を冷やかしで見に行ったことがある。

当時はまだ「斎藤現象」前で、本当に一人でぽつねんと駅の前に立ち黙ってお辞儀を繰り返しており、

誰も斎藤に興味を持たずスルーしていた。今となっては信じられないが本当だ。

その様子を見たとき、この男は狂人なのかストレスで壊れたのかなとしか思わなかったし、もちろん再選するようには全く見えなかった。

たった1ヶ月でここまで世論が逆転するとは思わなかったね。

2024-11-18

民主主義を虚無に捧げないために――印象批評の試み

 これからお目にかける雑文は、データにもエビデンスにも専門知にも基づいたものではない。

 

 むしろ市井の人間の有限(どころか乏しい)観察と未熟な想念、そして「何か書かなければならない」という衝迫のみを支えとしている。昔風に言えば標題のとおり印象批評だし、現代風に言えば単なるお気持ちである

 それでも、虚言や流言罵詈雑言猖獗を極めるクソッタレインターネットへ供する一服の清涼剤たらんという意志を持って草した文であり、そのように読まれることを希う次第である

 

 以下に続く文章は、主語デカすぎるだの、事実認識がお粗末だの、構成がなってないだの様々な批判に晒されるであろうことは最初から織り込み済みである。いずれも筆者の能力の至らなさに起因するので「ごめん!」としか言いようがない。

 もっとよりよい認識や知見の給源は他にあると思うので、それらに接するのが一番いいと思う。そのような批判を恐れずにあえて書く理由は、まさに標題で仄めかした「民主主義を虚無に捧げてはいけない」という信念を擁護するために自分でできることをしようと思った、ただそれだけである

 この文を書こうと思った直接のきっかけは昨日の兵庫県知事選挙である

 つい1週間ほど前に太平洋の向こう側でトランプ当選し、「MAGAくんさぁ……」という軽侮の念を抱きつつも、どこか他人事の如く受け止めていた自分がいた。

 しかし、メディアネットパワハラ野郎だの私利私欲を極めたゴミだのサイコパスだのさんざん叩かれた斎藤元彦がメイク・ヒョーゴ・グレート・アゲインした途端、愚かな民衆なる集合は爆弾ゲームよろしく我々にヒョイと手渡されたというわけだ。

 

 尤も、自分最初認識そもそも間違っていたというのは認めるにやぶさかでない。要は愚かな民衆も、賢明民衆もどこまでいっても抽象概念で、そのような概念で語れる事柄には限界があるという単純な原則をしばし忘れて物を考えがちというだけのことだ。

 このような間違った考えで一喜一憂しているのは筆者だけはないらしい。

 選挙結果が出てから兵庫県知事選立花某にハックされたということや、あるいはネット真偽不明の奇々怪々なフェイクニュースを浴びせられて正常な判断ができなくなった結果だとして、SNS選挙の結びつきを否定的に見ている向きがある。

 もちろん、我々はアメリカ大統領選ロシアイランが介入しようとしたという事例を知っている。ならず者国家裏工作を挙げるのが極端だとすれば、ケンブリッジアナティカのような倫理観の欠片もない連中がいることも知っているはずだ。

 しかし、現段階の情報でもって、兵庫県民は騙されたのだという前提で話を進めるのは問題だろう。それをもってしても社会の底が抜けたとか、もはや民主主義は終わりだという悲観的で短絡的な発想に至りがちということを見ても、この種の作業仮説は民主主義有益どころか有害であることは明らかだ。そういう人たちがエピストラシーを実現するのか、リベラル思考をもった等質的市民たちによる思想ゲーテッド・コミュニティを作るのかは知らないが、それはきっと非民主主義的な操作で行われるものではないか。筆者はリベラル嫌いだが、それでも自分たちの理念に後ろ足で砂をかけるような彼ら・彼女らは見たくないというのが嘘偽らざる思いだ。

 

 各種報道を見る限りでは、兵庫県民は普通民主主義国家における市民と同じくらいの能力感覚を持ち、それなりに各候補者比較考量した上で投票に臨んだと考える方が現実に近い、と筆者は考えている。

 ここでは斎藤や稲村の政策についてどっちがいいとかいうことは考慮埒外に置くが、少なくとも「何かいじめられててかわいそうだから!」とか「メディアの一辺倒な報道気持ちいから!」だけで110万票も取れるんだとしたら、残念ながら民主主義以外の選択肢有効性も検討すべき時期が来ているのかもしれない。もちろん、実際のところそうではないのではないか、というのが筆者の見立てだ。

 何が斎藤元彦に再び県庁の敷居を跨ぐことを許したのか。それを考えるために補助線を引きたい。もちろん、論理的必然性をもった操作ではない。何故ならこれは印象批評にすぎないので。

 少し前に国民民主党の玉木代表不倫問題が報じられた。不倫責任の取り方は様々だろうが、代表を続投しこれからも頑張っていくということが比較的多くの人に受け入れられているように思った。

 その方策の是非はともあれ、手取りを増やそうというストレートな訴えが若者を中心に多くの支持を広げていて、それに水を差すような報道を苦々しく思っている、あるいはある程度「相対化」可能事柄だとして脇に追いやってもいいという雰囲気があるように筆者の目には写った。

 筆者個人はこの種の思潮には到底賛同できない。不倫するような人間に増やしてもらう手取りなんぞはこちから願い下げである議員辞職するまでではないとしても、代表を辞任し一兵卒として政策の実現に邁進するということだって責任の取り方としてありえたのではないかと思っている。

 どれだけ政策を懸命に訴えても、政策を進める当事者の「人品」というのは、決しておざなりにしていいものではない、と個人的には思う。実際、自民党政治資金収支報告書記載問題に端を発する「裏金」逆風はそのような考えからまれたわけだし、与野党伯仲という結果に実を結んだと考えれば、個人的かつ奇異な考えではないとも思う。であれば、妻子ある男性が別の女性懸想することを問題視しなくていいのだろうか(妻子にとっては経験しなくていい嫌な出来事であるし、相手方女性が公党の代表者と不倫したことがバレればその社会的地位をも脅かしかねないという帰結を予想できなかったのであれば、政治家どころか責任ある社会人としても御しがたいレベル不見識なのではないか。)。

 

 とはいえ、上の筆者の考えは少数派に属するものだと思う。不倫家族当事者の間で解決されるべきでダメだったら家庭裁判所へどぞ、というような私的な話で、こんなことのために俺たちの手取り台無しになってたまるか、玉木はきっちり反省してその後頑張れという意見大勢を占めているのではないか

 そしてこれは、斎藤公益通報制度度外視して告発者を袋小路に追い込んだことや、トランプが弄する信じがたい人種差別的・性差別言動によって当事者が傷つけられることを等閑視するメンタリティ相通ずるものがあるのではないか

 もちろん、そういった非倫理的な行いに諸手を挙げて賛成するダークトライアドガチ勢のような人間ばかりではないだろう。しかし、それはそれとして、というような相対的態度をとらざるを得ないのは、言い換えれば自分たちにとって焦眉問題別にあるということにほかならない。

 このような相対化を導くに至る根源的な不満の存在それ自体は目新しい指摘でもなんでもない。ラストベルトの労働者も、閉塞感を感じてきた兵庫県民も、手取りが増えない若者のいずれも「古くて新しい問題」であり続けている。目新しいことでもないのに、定期的にこの種の話が出てくるのは、解決が困難なことの証であるそもそも解決可能な話なのか? 全てのステークホルダーに満足を与えられるほどのリソースがあるのか? 自分たちの満足のために誰かにふるわれる不正義もやむなしとする世界で、オメラスから立ち去る勇気を持つ者たちが果たしてどれだけいるのか? 我々はずっとこの問いかけの中に閉じ込められているし、この困難さを抱きしめることが民主主義要諦なのかもしれない。

 この文では、貧しくあってもせめて人並みの倫理ぐらいは持てよバーカ、とか、人民の悲しいまでの想像力の欠如を嘆かん、という倫理的説教や慨嘆を述べ立てるつもりは毛ほどもない(そういうリベラルへの嫌悪感を筆者は多くの人と共有するものである。)。政治家自分たちの方を向いてほしい、助けてほしいというのは当然だし、その願いが届くのが民主主義のいいところではないだろうか。

 だが、その時、もしかしたら誰かを犠牲にしているのかもしれないという一抹の不安は感じてほしいなとは思っている。それが望蜀に属する話だとしたら、民主主義の皮を被った椅子取りゲームを続けるべく、我々はいつ鳴りやむか分からない音楽に耳をそばだて、減り続ける椅子を横目に生きていくのだろう。これがいいとは、筆者は決して思えないが。

 

  「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。」

 大人になってからのび太結婚前夜』を改めて見た時に、「なんて当たり前のことを言ってんだ。よっぽど褒める言葉が見つからない時用の言葉って感じだ。」という冷笑的な感想を持った。しかし、今ならのび太が全くもって稀有人間であったと痛感せざるを得ない。

 立花が言うように元県民局長がどんなに酷いことをしていても(逆にどんなにいいことをしていても)、斎藤拙速かつ強引な統治手法(このことは必ずしも立証されていないが、その後の百条委に至るまでの対応を見ればそう思わざるを得ない)に問題意識を感じて声を上げたこと、そして斎藤がそれをこれまた拙速かつ強引に対峙し、県政停滞のハードランディングに至ったのとは別の問題である。その対応に関する法的な問題などはこの際措くとしても、百条委で問われた道義的責任を「わからない」と述べた斎藤が、再選で得た民意を盾にこの問題を「相対化」しようとする危険性がないとは決して言えないだろう(当選後、記者団に対して「知事部局として一緒にやっていくのは公務員としての責務」と述べたのは、県職員に対して「俺は民意を得たんだからお前らがついてくるのは当然だよな?」と釘を刺した形とも言えるし、先行きは不透明だ。)。

 斎藤投票した人は、せめてそういう状況が棚上げになったままであることを認識した上で、自分たちの居心地の悪さに素直に向き合ってほしいと思う。(元県民局長が死んだのは別の理由であるという卑劣矮小化をするのではなく、)たとえ拙速で強引でも斎藤自分たちにとっていい兵庫県を作ってくれると信じて投票したのだとすれば、その結果誰かが痛い目を見ることになるかもしれず、それはひょっとすると顔見知りかもしれない。その時、その人の不幸を悲しみ、その人の幸せのために何かできるだろうか。そういった考えを頭の片隅に置き続けることが、民主主義レジリエンスを形作る重要な要素だと筆者は考える。清廉潔白完全無欠な政治家存在しない世界で、民主主義を選び取った全ての清廉潔白完全無欠でない我々にとって、「それがいちばん人間にとってだいじなこと」ではないだろうか。

 日々の生活に汲々として自分人生にやりきれなさを感じながら 「人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむ」というのはそうそうできることではない。とはいえ、できていないなと思うだけでも、「あの時できなかったから次こそは」という思いにつなげられるかもしれない。

 

 この文は、「あの時できなかった」筆者が「次こそは」という気持ちを奮い立たせるために書いたものである

anond:20241118131008

大学院生の時に研究内容について日経インタビュー受けて記事になったことあるけど、

記者がアホすぎてメディア(というか少なくとも新聞)が全く信用できなくなった

外野だけど、斎藤氏について一つ疑問がある

ざっと確認すると、結局のところマスコミ報道が間違いだったという流れだと思うんだけど、その上で一つ疑問がある。

というのはもしマスコミ報道が正しくなかったのであれば、どうして斎藤氏はそれに対して「間違っている」と断言しなかったのか?ということだ。

件の報道の際、記者からの直接的な質問には何も答えないといった場面を何度か見たので、本当に白なら断言出来たのでは?と思ってしまうのだけど、この辺りの事にも明確な答えが出ているのだろうか

anond:20241118040719

若手記者が記した、「科学を振りかざしてこれが真実だと言われても」というツイート批判されている。言葉足らずな表現だったかもしれないが、科学説明する安全と、人々が受け止める安心ギャップをどう埋めるか、風評被害リスクコミュニケーション課題を指摘する趣旨だ。私は問題ないと思う。

言葉足らずな表現だったかもしれない」などと開き直ってどうする

言葉プロなんだから言葉しかプロでないのだから)、表現が足らないことを厳しく指導するべき

専門家が間違ったこと言うと、鬼の首をとったように非難するくせに

斎藤氏のせいで元局長自死」「公益通報だったのに懲戒処分」という当初の報道の前提が間違っていたと判明した。

百条委秘密会)で副知事証言した音声がネット上に出た。

それによると自死した元局長は今までも怪文書を流し、今回も政権転覆を狙っていた証拠がでた。

斎藤氏を排除した後の幹部人事案まであったという。


あれは単なる怪文書公益通報違反は問えなくなった。

加えて百条委員会の結論が出ていないのに不信任決議をした議会の謀略や杜撰匿名職員アンケートの公開も批判される。

おねだりもパワハラ証拠がない。

となると県民は「議会が無理に百条委を設置し、改革を進める斎藤氏を排除するため印象操作をした」と理解した。

その結果、連日、街頭演説には多数の人が押し掛ける異例の盛り上がりになった。

マスコミはこの事情を報じないが、有力議員クラブ記者圧力をかけていることも判明。これがまた議会マスコミ批判につながっている

斉藤県知事は甘い毒に手を出した

出馬しないか出馬しても再選しなかったら疑惑一般人で済んだのに、

再選して公人になったことでもうそれが許されなくなった。賞罰に黒がついて自動失職コース濃厚である

今回の選挙で、目的のために手段を選ばず統一と手を組み、ネット世論工作である百条委員会での発言も嘘をついたことになり、警察検察裁判関係者上級国民からは白い目で見られている。

さらに、告発者を守らないことも確定したため、新しい不祥事が起きたら即裁判か、警察コースである

疑惑一般人から黒い公人になったことで、被害者記者ウォッチャーから常に監視されるようになった。(本人はサイコパスなのでこの選択したことに気づいてなさそうだが。)

刑事裁判にでもなったら、最後には自己愛パーソナリティ障害だと診断されたことを盾にしてるんだろうなあ。

2024-11-17

あの人と陰謀論についての所感、そして思い出した思い出

注意:思ったことをつらつら書いたので、オチとか主張とか全然まとまってないです。悪いペンの力に振り回された選挙だったけど、ペンの力を信じてた人の影響からか、良いペンの力があれば暴走をある程度防げるのでは…とも信じてる自分がいます

………

あの人の当選が決まったニュースを見た。

もう決まってしまったのは仕方ないので、猛獣を飼い慣らすように、目を光らせながら活動してもらうしかない。

決まったものは仕方ないし、人は簡単には変わらないから、ガンガン通報公表してくしかないと思う。

中の人は職の権限を握られてるかもしれないが、その周囲は全員通報者になりうるので簡単にバレる環境は整ってる。

陰謀論を信じてた人の通り、陥れられ本当に悪くない人なら、この後も全然問題なく活動できるはずだし、どう考えてもオカシナ人のままでも一つずつ事実を積み重ねて対応してくしかない

もうやってしまたことに関しては、これから百条委員会で明らかにして対応してくだろう。これもちゃんと見てないとなぁなぁに流れてしま可能性があるので見てくしかないよな。

…………

ここまで考えた時、ペンは力、というフレーズと、10年以上前、よく飲み歩いてた頃に仲良く議論してた飲み友達のおじいちゃんのことを思い出した。

その人は名古屋本社を置く新聞社記者部門の子会社社長で、言ってみればその新聞における記者トップの人だった。

僕は、IT関連のエンジニアということもあり、その飲み友達のおじいちゃんと話すと、自然新聞未来ネット記事について意見を交わすことがちょいちょいあったように思う。

本人は叩き上げ記者で、ペンの力を信じてたし、メディアのあるべき姿、という理想ちゃんと持ってた。

一方で、時代が変わりゆく中で、そのペンの力を支える記者タダ乗りしてるネット記事に対して、危機感というか敵対心のようなものをもって、面白そうな若者議論しよか、みたいな感じで最初は話してたように思う。

ネット記事適当で信用ならん、とブチギレムーブかますと、いやいや新聞社こたつ記事書くことあるでしょ、なんだ?こたつ記事って……、こたつ記事っていうのは……、みたいな感じ。

新聞紙が売れなってくから新聞ペンの力が死んでしまう……とボヤくと、新聞社におけるペンの力は記者の力であって新聞販売数じゃないでしょ、……とか。

やっぱりネット記事は信用ならん、どう思う!?と毎度思い出したようにブチギレながら話を吹っかけてくるので、あの飲み友達AとかBとかFacebook投稿してみんなに反応もらってるの知ってます?あれも一種記事みたいなものから新聞社記者けがやってた記事を書くことを誰もができるようになった一億人総記時代みたいなもんですよ……とか。

自分記事を書いて自分印刷したいがプリンタの設定が分からん!!うちに来てやってくれんか?と頼まれ、仕方なくお家に訪問し色々作業し終わったところで、八千草薫のような超上品絶対に昔滅茶苦茶美人でイイトコのお嬢さんだったでしょ!!みたいな華のある奥様にドヤ顔で紹介され、俺は飲みに行ってこういう若者と遊んでるんだぞ!!と日頃の自分ヤラカシムーブ言い訳に使われたり……とか。

飲んでるところにただの若者しかない僕に対し、他の酔っ払いおじさんが舐めた態度とったり、説教ムーブが激しかったりすると、僕はただの酔っ払い説教スルーしてたのに、こいつの方がお前よりもちゃんとしっかりしてて考えてる!!見た目は若い老成してる、と代わりにキレるのでなだめたり……とか。

なんかめっちゃ思い出してきた。

うそのおじいちゃんは、とっくの昔に引退してるのだが、今回の一連の事件を話したら、朝まで話が尽きなさそうだ。

もう歳が歳だし、10年近く会ってないので、久しぶりに会って話をしにいこうかな

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