はてなキーワード: 言葉とは
何度も別れ際のことを思い出す
あなたと一緒に過ごすには、あまりにもあなたのことを知らなすぎた
もっとあなたのことを知っていれば、あなたの言葉に悪意がないことを理解できたし、私の反論であなたが深く傷ついていたことも気づくことができた
知らないくせに、愛されてると傲慢になって、よくない言い方をした
それ以上に、好きなところが沢山あったから、本当はどうでもよかったのに
短い間しか一緒にいなかったのに、この家も、この街も、あなたを思い出すもので溢れている
幸せだったはずの思い出が、真っ黒になって心に沈む
早く引っ越したい
あなたに見せることは叶わなかったけど、今はあなたの好きな系統の服を着て、あなたの好きな芸能人の髪型にして、たくさんの男性と会っている
でも会えば会うほど、あなたのどこが好きだったのか、よく分かる
私は上手く答えられなかった
今ならたくさん言えるのに
たくさん伝えたいのに
でも、もう私から連絡することはない
どんなに彼の事が好きでも、どんなに思い出に苦しめられても
彼の心に、私はもういない
私の心から死んでくれ
なんかすごく感心された話
知人と二人してコンビニで買い物をしていた
レジで精算を済ませたが、支払額に違和感があったのでレシートを確認した
すると、買ったはずのジュースが品目の中に入っていなかった
おそらくバーコードを読み取り損ねていたんだろう
俺はすぐに店に引き返し、レシートを見せながら、ジュースの代金が抜けている事を伝えた
同行していた知人が、なぜそんなことをするのか?黙っていればジュース代の分だけ得をしていたのに、と
俺は答えた
もし俺が黙っていたら、いずれ店員は精算をミスしていた事を責められるだろう
ミスが俺が買い物をした時だと気づくかもしれない
俺は時々このコンビニを利用する。あの店員とこれからも何度も顔を合わせるだろう
たかが200円を不正に得るために見て見ぬふりをしたという記憶は、今後の俺の人生に僅かながらも後ろめたさを残す
そもそもジュース代の清算漏れを指摘したところで、俺は一切損をしていない
…というような事を説明したら、知人は感動していた
交通事故で膝の骨が粉々になり、半年くらい車椅子の生活を強いられていたことがある。俺はその間、一時的に「ひまわり学級」いわゆる特別支援学級に登校することになった。もといた教室までの階段を登れなかったし、エレベーターもなく、車椅子が入れるフラットなトイレも1階にしかなかったのが理由だ。
でもひまわり学級は身体障害者向けと言うよりは少し知能や精神に問題のある児童のためのものだった。3〜6年生のそういう児童が集められて、各自の進行度に合わせたプリントを進めたり、先生が一対一で教科書を読んで説明したりする。先生は二人いて、一人は児童の勉強を見て回り、もうひとりは大人しくしていられない子どもを落ち着かせたり指導をする、という感じだった。
俺は車椅子用に広めのスペースを開けてもらった教室の右後方からそれを眺めながら「こりゃヤバいところに来たな」と純粋に焦った。常に奇声が上がっているし、自閉症やダウン症の子どもの顔つきは申し訳ないけど同じ日本人とは思えず怖かった。先生たちが優しくしてくれるかというとそうでもなく、教科書を読み上げて事務的な言葉をかけてくるだけで、聞きたいことがあってもすぐに他の子どものところに行ってしまうし、基本的に自習に近い状態が続いて勉強もどんどん遅れていく気がした。授業と休み時間が交互に来る、という感覚が希薄で、無為な時間がダラダラと続いて一日がひどく長く感じる。最初のうちは大休憩にもとのクラスの友達が顔を出してくれたが、ひまわり学級の異様な雰囲気の気圧されるのか一週間もすると来なくなった。下校時も親が迎えに来るので学校での俺は孤独だった。当時、ひまわり学級のクラスメイトや先生を人格のある人間とは認識できていなかったんだと思う。
そんな日常が変わるかもしれない兆しを見せたのは、数週間経ってからだった。
新しい児童がひまわり学級に移ってきたのだ。そいつは女子で見た目は普通というか頭はまともそうに見えたし、何なら顔が結構好みだった。ついでに言うと胸もデカかった。当時の俺は別に巨乳に対して性的興味を覚えなかったが、それより何よりとにかく奇声を発したりよだれを垂れ流したりしないクラスメイトができたのが嬉しくて「なんでこのクラスに来たの」と声をかけた。
そいつは冷めきった顔で俺の足のギプスを見て、「あんたは怪我? じゃあ普通の人間だ?」と言った。冗談かと思って半笑いになったが相手は全然笑ってなかった。
そう言って今度は笑った。超でかい声で笑った。びっくりしたし、やっぱりこいつもだめだと思った。
でも結局このイカレ女が俺の初恋の相手だったんだと思う。プリントに見向きもせず窓際の席でずっと校庭を睨んでいる彼女の横顔を毎日3時間くらいは眺めていた。顔が好みだったから。
会話した記憶はあまり残ってない。一度、そいつが6年生なのに俺と同じ教科書を使ってたのが気になって「どこまで進んでるの?」とか聞いたときに「なんであんたに教えなきゃいけねーんだよ!殺すぞ!」って超でかい声で怒鳴られたのが怖くて、あまり話しかけられなかった。
そいつは生傷を作って来ることが結構あった。その頃は「荒っぽい性格だから喧嘩とかもするんだろうな」なんて思っていたが、今思うと虐待を受けていたのかもしれない。
俺がひまわり学級にいる期間内に運動会があった。もちろん俺は競技に出れるような状態ではなかったが、一応ひまわりの連中と一緒に出席だけはした。イカレ女子が借り物競争に出て、借りるものが書かれた紙を見ると会場全体をキョロキョロして、俺の方に向かって走ってきて「あんたにする!」とでかい声で叫んだ。俺は正直ちょっとときめいた。いかれてはいるが顔が好みの女の子に車椅子を押してもらえると思うと、思わずときめいてしまった。
でも違った。彼女は「走れ、走れ」と怒鳴るだけだった。俺は必死で車椅子を走らせたが、校庭の砂の上だし、そもそも普段そんなにスピードは出さないので勝手がわからず、隣であいつに怒鳴られながら一分くらいかけてなんとかゴールした。ゴールすると会場から障害者の健闘を称える盛大な拍手が巻き起こった。俺は恥ずかしくて顔が熱くて燃えそうだった。イカレ女子はまだ怒っていて「なんであんた遅いの?負けたじゃん!」と超でかい声で怒鳴られ、俺は悔しくて泣いてしまった。昼休み、見に来ていたうちの親がそのことで怒ってイカレ女子の親に抗議しに行くといい出した。やめてくれと頼んでも聞いてくれなかったが、結局何も起こらなかった。あいつの親は来ていなかったのだ。
彼女は午後の選抜リレーにも出る予定だったが、昼飯から戻ると席から消えていた。俺は気になって、トイレに行くと言ってひまわり学級の教室に車椅子を走らせた。俺の直感通り彼女は教室にいた。ただ上半身裸だった。体操着を脱いで私服に着替えているところだった。
ごめんと言って逃げようとしたが、車椅子を回すのに手間取っているうちに彼女が半裸のまま近づいてきて胸ぐらを掴まれた。そして超でかい声で怒鳴った。
「わたし帰るから! あんたが遅いせいで負けてやる気なくなったから帰る!!」
目を閉じようとしたができなかった。体は引き締まっているのにとにかく胸がでかい。乳輪が盛り上がっている。
「帰るなら、俺も一緒に帰ろうかな」
なぜか知らないが俺はそう口走ってしまった。怒鳴られるかと思ったが彼女はびっくりした顔でじっと俺を見ていた、それから過去一優しく笑って、
怒鳴らずにそう言って俺を開放し、そそくさと着替えて走って教室を出ていってしまった。追いかけようとしたが、もちろん車椅子では追いつけなかった。上履きを履いていなかった彼女の、裸足の足の裏がぺちぺちと廊下の樹脂を鳴らす音が誰もいない校舎に響いていた。
戻って先生にイカレ女子が帰ったことを報告すると「いいよいいよ」と興味なさそうに言うだけだった。彼女が消えたひまわり学級の観戦席には、奇声を発したり虚空を見て独り言を言い続ける子どもたちと疲れた様子の先生がいて、俺の車椅子のために広めのスペースが開けられていた。でもなぜだろう、唐突にここは俺の場所ではないと思った。最初からそうだったんだと思った。
その日のうちに俺は元のクラスに戻してもらうよう親に頼み、翌日から学校に行く日数を減らして代わりに病院でのリハビリを始めた。ギプスを付け替えて、松葉杖の練習をして階段を登れるようになるまで2週間かかったが、とにかく俺は元のクラスに戻ることができた。何ヶ月もいなかった俺をクラスメイトたちも何事もなかったかのように受け入れてくれ、ほっとした。変な感じにならないか少し怖かったのだ。まあ元からクラスで目立つ存在ではなかったから、いてもいなくても変わらなかったのかもしれない。
それ以降、俺がひまわり学級に顔を出すことはなかった。だから俺がイカレ女子を見かけるとき、彼女はいつも歩いていた。登校中か、下校中か、校庭をかけているか。俺は声をかけられなかった。あんたは無理、松葉杖で遅いから無理、と諦めたように言われるのが怖かった。
あれから随分立つが、今でも彼女が夢に出てくる。胸のでかい女子小学生はいつも歩いている。そして俺は決して追いつけないのだ。車椅子も、松葉杖もないのに。
うまく聞き取れなかった言葉をどうしても聞き返すことができない。
よって例えば何か質問されていたのに
「ははは そうですね」
みたいな頓珍漢な応答をして、かえって無礼千万なことをしてしまう。
聞き返そうとすると、体が硬直する。
何故だかはわからない。
なにか俺の深層心理にトラウマがあるのかないのか、わからない。
こういうの、俺だけなんだろうか。
普段アウトレットで投げ売りされてるアウトレット専売商品しか買わないブランド(そもそも田舎にはアウトレット店しかブランド店なんて存在しない)の東京の本店で、期間限定でノベルティが貰えると聞いて、たまたま東京に用事があったので、ノベルティ乞食と冷やかしをしに行ってきた。
入った瞬間に店員さんに話しかけられたので、素直に東京に来たついでにノベルティ乞食と冷やかしをしにきた旨をもう少し言葉を選んで伝えた。
すると、ありがとうございます!たくさん楽しんで行ってくださいね!せっかく◯県からいらっしゃったなら普段見れないものたくさんあるでしょうから東京旅行の思い出に試着とかもたくさんしてくださいね!と大変笑顔で言われた。
それからも、本当に全く買う気がなかったのにずーっと付きっきりで案内されるので、何度もアウトレットでしか買えない細客ですからね!お金ないですからね!とアピールし続けたが笑顔で「思い出にたくさん見てたくさん試着して楽しんでもらえればいいですよ!」と延々と接客をされ、申し訳ないがまあええか…と結局2時間以上付きっきりで接客されまくり、なぜか20万円近くお買い上げをしており、接客って怖いなあと痛感した。
本当に、全く買う気がないというか、最近買いすぎたのでむしろ買わない気で行ったのに… さすがにびっくりした。全く買う気のない人間に対して買う可能性を見抜いて?声をかけて張りつこうと思った判断力も、本当に買わせる接客術も怖い。さすが東京の本店…
最近、部下のAさんが死神代行を使って辞めていった。正直言って、私はその選択に対してどうしても納得できない。もちろん、Aさんがどんな気持ちでその決断を下したのかは分かる。職場の環境や人間関係に悩んでいたことは知っていた。でも、それでも私は、直接自分の言葉で退職を伝えてほしかった。
死神代行を使うことで、問題が解決したように見えるかもしれない。でも、問題が本当に解決したのか、あのままでよかったのか、正直言って不安だ。確かに、あの時点でAさんがどんなに辛かったかは想像できるが、死神代行を選ぶことで、結局は自分の気持ちと向き合わずに終わったのではないかと思う。自分がなぜ辞めるのか、どうして辞めなければならなかったのか、そこをちゃんと整理してから退職すべきだと思う。
私が中間管理職として見てきた中で、死神代行を使う人が増えていること自体、少し寂しく感じる。退職は人生の大きな決断であるべきだし、その決断を他人任せにするのは、あまりにももったいない気がする。自分の意思で辞めるときは、自分の言葉で伝え、きちんと納得してから辞めるべきだと思う。
レンブラントと音の響きが似ている。
レンブラントといえば「夜警」が補修されていることがニュースになっているが、我が小さな政府は「たけー」と保留することを閣議決定しようとしている。
両側の歯を削るということに強い抵抗がある。
橋をかけるという言葉の響きに反してやっていることはむしろトンネル工事に近いのでは?
若き日の己が不始末によって大事な歯を失った私の心もまた恩讐の彼方に思いを馳せているのだろうか。
ブリッジより削る部分が少ないが歯茎にかかる負担は大きいらしい。
結局の所はどの選択肢も不可逆的であり、抜歯が決定した時点で、もっといえば最初に歯を小さく削って被せ物をした時点で運命は動き出していたのだ。
元々応援の意味が強かったのかもしれない(言葉的にも)。自分が知ったのはアイドル文化での利用なので。
手の届く(一方的な援助とかでも)のが推し。で二次元などで手は届かないが身近な存在に拡張。アニメなどの推し(まあライブとか以外でも課金しやすい)
買って支える投票するみたいなのがうっすらか結構分厚くか含まれてる。(個人の感覚)
推しという言葉が広まる前に元々好きだった人達は、自分ごときが支えないでもよいし、推してる感はない。
若い世代や他界隈からの人たちだと、身近であるや支えなきゃならない、一緒に成長していく(こっちは疑似体験だが)要素が含まれないことも増えて来てそっちが主流になりそうな(なってる)気はする。
望月花梨は数年で消えた少女漫画家だが、フェティッシュで心に残る作品が多い
短編「クロルカルキ」で、小学校高学年男子である主人公は、他クラスと合同でやるプールの授業で、見学している男子生徒を見かける
実はその男子生徒はボーイッシュ短髪なだけの女子で、後日のプール授業でその子がスク水着ているのを見て女子だとはじめて知る
じゃあ前に見学してたのは生理だったんだなと、彼女に対して性を意識する
なんやかんやあって、ある日のプールの後にその女子にキスをされる
ファーストキスは消毒薬の味しかしなかったと思う主人公に、女子は「プールの消毒薬、クロルカルキっていうんだよ」と話す
クロルカルキという言葉は主人公にとって忘れられないものになる
https://shueisha.online/articles/-/252430
例のパーカー着てるおじさん批判の人の集英社からのインタビュー見たんだけど
どうもこの人はもう27歳なのに若者の立場として色々言ってるっぽいんだよね
パーカーどうこうの前にその27歳が若者ぶってる姿が痛々しいと思う
はてなとかだと20代なら若いとか言うが、「おじさんおばさん」という言葉を使って何かを批判する時点で
その「おじさんおばさん」と言われるような存在に自分も入っている事を忘れちゃいけないと思う
数年前に自分より上の世代を批判していたEXITの兼近さんとか見ても思ったけど
もうすぐ30歳になる人は大人なんだから若者ぶらずそういう客観視はしようよって話です
彼ら彼女らはもしかしたら普段から40代以上とかの人達を相手にしてて
ただ自分は数年前に大学に20代後半で入ったから思ったんだけど
周りの大学生が中学高校の話をつい最近かのように…いや最近だな…
サークルの飲み会や徹夜麻雀とかやってる時はもう関係ねえ!とばかりに
一緒に盛り上がる事も出来たが、大学生活で何もかも新鮮な事として経験してく人達と
アンチフェミがよく使う言葉で、女嫌いの女体好きという言葉がある。要は女の性格と身体が合わさった"女性"は嫌いだけど、自分の言いなりになってくれる柔らかい女体と胸とマンコと膣と喘ぎは好きということだ。
これを見てるのが女子なら女嫌いの女体好きを「うわ…」ってなって当然だろう。ところが、これを男も女も関係なく体験できる場所がある。
企業を経営するうえで経営者側の視点に立つと、人件費は抑えたいものである。身近な例だと鉄道ならば車掌のいないワンマン運転が最近多いのもそういうことである。
鉄道といえば最近は組合活動もあまり聞かなくなった。組合活動やストをする人というのは経営者側の視点だと"反抗する性格を持つ人間"ということになる。そういう人間は鉄道会社ならクビや左遷や嫌気がさして退職などで潰されてゆく。国鉄分割民営化も労組潰しの意図があったという。そして会社に残るのは会社や経営者側に従順で、洗脳された従業員だけとなる。
ここに、"反抗する「人間」は嫌いだけど、黙って言う事を聞いてくれる労働力としての人体は好き"という経営者側の考えが透けて見える。ヤリチンからみた「女性」の部分はいらないが、「自分の言いなりでアンアン喘いでくれるあったかオナホとπ」はほしいというのは、経営者からみた「従業員の性格」はいらないけど「知能つきで経営者に従順な手足と目と耳」はほしいというのと何ら変わらないのだ。
残念なことに、中小企業では当たり前だし、大手企業でもこういう考え方の偉い人は非常に多い。
ロボットアームを導入するよりも人件費のほうが安価になるような職業ではこれがよくある。
まずは洗脳されないようにすること。はい◯◯(企業名)様ありがとうございますと言い出すレベルなら手遅れである。そうでないなら、ひとりで入れるタイプの労働組合に入ろう。あとは別に労組でなくてもよいが、似た境遇の仲間を見つける。
外見に関しては、本当はお金をかければある程度直せるんです
・ルーマニア大統領選、「TikTok工作」で泡沫候補が最多得票 再選挙へ
「いい加減、有権者はアホでいくらでもハック可能という前提を認めないと、いつまでも"民意無罪"が罷り通ってロクなことにならんと思うけど。
広告や消費はそれ前提で回してるのに選挙の時だけ正気に戻るはずもない」
これがどんどん先鋭化していって「暴力で目を醒させてやる!」になるんでしょうね。
(絶対「暴力」なんて言葉は使わず「民主主義の叫び」とかで誤魔化すんだろうけど)
「有権者はアホでいくらでもハック可能という前提を認めないと」ってじゃあ認めたとしてどうすんの?
偉い学者や政治家が認めた人だけで選挙すんの?素晴らしいですね。
隣の国でそれやって逆らう人を虐殺してましたね。
「こういうことが起こってしまいました。なのでこうご対応いただけないでしょうか。」
という連絡に対して
「謝罪ないのかよ! 『こういうことが起こってしまいました。申し訳ございません。なのでこうご対応いただけないでしょうか。』ならいいけどさぁ!」
みたいな
いやまぁ、相手のミスで迷惑かけられたんだから謝罪ぐらいはあって当然と思うのはその通りなんだけど
自分から「謝れよ!」とか「へぇー、謝罪の言葉は無いんだ?」とか言っちゃうのはちょっとかっこ悪いなと、いろんな人たちを見て思う
ここで必要になるのは、匿名ダイアリーを読んで怒りや憤りを覚えたとしても、批判コメントを書きたくなる欲求をグッと押さえつけて、無視を貫くことだ。反応が少なくなれば、人々から反応されること自体を目的として書かれる投稿は数を減らしていくだろう。また、どのみち100字では大して意味のある意見を書くこともできないし、匿名ダイアリーの書き手を批判したところで世の中の改善には結びつかないことも承知しておくべきだ。重要なのは、差別や分断を煽る内容によって自分の良心や善性が操作されることを防ぎ、より賢明で有意義なかたちで自分の公共性を発揮しようと努めることだ。
例えばナオキマンやtoland vlog。彼らの動画はこれまで陰謀論や世界の謎みたいな内容が中心で、そういう不思議系コンテンツが好きな自分にとっては最高だった。でも、ここ最近、彼らがやたらトランプ推しというか、アメリカの極端な右派的な価値観を全面に出してきてるのが目立つようになってきた。
そしてそれ以上に驚いたのがコメント欄。
彼らの「トランプすごい」「バイデンが全ての元凶」みたいな発言に、「そうだそうだ!」と同調するコメントで溢れている。さらに、トランプを少しでも批判する意見には、「目を覚ませ」「お前は洗脳されている」みたいな攻撃的なリプライがつく始末。あれ、ここ、かつて私が楽しんでいた世界のミステリーを語る楽しいコミュニティじゃなかったの?
確かに陰謀論を扱う界隈には、昔から極端な思想がつきものだった。
「メディアは嘘ばかり」「政府は裏で人類を操っている」みたいなテーマは陰謀論の鉄板だし、それがトランプ支持層と親和性が高いのもわかる。でも、ちょっと待ってほしい。私は不思議な話や未知のものに興味があるだけで、極端な政治思想を支持するつもりなんて全くない。なのに、彼らの動画を観ていると、まるで「トランプを推さないとこの界隈に属してはいけない」みたいな空気を感じる。これっておかしくない?
しかも、トランプ自身も大量の嘘をついてきた政治家だ。メディアの嘘を批判するのはわかるけど、どうして彼の言葉だけは「真実」だと信じられるのか、その理屈が私には理解できない。
以前は彼らの動画を観て、「そんなバカな!」と笑いながら楽しむ余裕があった。でも最近は、再生ボタンを押すたびに「またトランプ持ち上げてるのかな」と構えてしまう。コメント欄を見れば、見事に同じ意見しか残っていない。異論が許されない空間って、こんなに息苦しいものなんだと気づいた。
しかも両方ともコラボしてるのが饗庭(あえば)浩明…元幸福実現党の党首よ?あんな輩とトランプ万歳してるのはほんと見るのも辛い。
職場の40代の先輩、不機嫌を撒き散らして周りをコントロールするタイプの幼稚さを兼ね備えていて当然ながら独身なんだけど、周りが気を遣って「〇〇さんが結婚できないのは面食いすぎるからですよね〜っ」とヨイショするのが本当に気色悪い。
面食いと言っておけば、「誰からも選んでもらえない」という事実を「自分が選り好みする立場(だから結婚しない)」というテイにできるから、クソみたいなプライドが守られるんだろうな。自分で恥ずかしくならないのか?
べつの先輩から何人か女性を紹介してもらったのに「こいつ、途中でめんどくさくなってすぐに連絡を絶ってしまう」らしい。
「自分に魅力が足りないせいで相手からの食いつきが今ひとつ良くなくて、これ以上の発展を見込めない」という事実を、めんどくさくなって連絡を絶ってしまうということにして「あくまで自分が選り好みしてる立場である」という体裁をギリギリ保っているだけなんじゃないのか?
話は変わって、最近めでたく再婚した同僚が各種名義変更の手続きに充てるために慶弔休暇を申請したら「挙式もしないし、(初婚より)価値の低い再婚なのに慶弔休暇を使うのか?」と八つ当たりじみたパワハラ発言をかましていて心底気分が悪くなった。
「初婚かつ、挙式のためでないと慶弔休暇の取得は許可されない」なんて、就業規則には一言も書かれていない。「本人が結婚した場合、〇日付与する」としか書いてなかった。純度100%のやっかみ。恥ずかしくないのか?
あとその発言はたぶん、出るとこ出たらちゃんと怒られるやつだと思うぞ。
べつに、結婚相手として誰かに選ばれることが人間の価値を決めると思っているわけではない。
にしても、同僚から何人も女性を紹介してもらっておきながら、誰とも良好な関係を築くことができなかったのは「自分が選り好みしている」からだけではないのではないか?
指摘するとまた不機嫌を撒き散らして大変なので、口には出さないけど。