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はてなキーワード: 津波てんでんことは

2025-12-09

津波てんでんこと親父

津波てんでんこ

津波がおきたら、他の人のことは気にせず、それぞれで逃げろ」という意味だ。

いい教訓だと思った

それぞれで逃げることにより、それぞれの生存率は高まる

実際に逃げる人が増えることでみんなの正常性バイアスを破る効果もある

個にも、全体にもいい最適な戦略

あるとき、非常に強い台風が住んでる場所を襲った

警報避難指示も出た

我が家木造一戸建てコンクリ建てで背の高い近くの避難所に行くのがいいと思った

けれど俺以外の家族は、避難しようとはしなかった

かにしたことにはならない予感もしていた

だが「津波てんでんこだ」と思ったので、俺だけが避難した

今回が大したことなくても、避難する習慣をつけるのは良いことだ

結局、その日、被害も何もなく、特に何も起こらなかった


数年経って、故あって実家が引っ越すことになった

親父はコンクリの、丈夫なマンション上方にこだわって探しているようだった

なんでかと聞いたら、親父は小さくこういった

だって、お前あんとき逃げただろ」

俺はハッとした

親父はあの時のことを気にしていた

ひょっとすると、静かに傷ついていた


なんとなく、気まずく感じた

俺がいざというとき家族を見捨てる側の人間だと糾弾された気がしたのだ

津波てんでんこ」は合理的で優れた考えだ

今もそう思っているし、もし何かあっても一人で逃げる

正しい行動だから

しかし正しいことは、気まずくもある

2024-12-31

東日本大震災被災地に初めて行ってみました

※ もしこの文章を読んで不快な気分になる方がいれば、申し訳ありません。

※音声入力スマホメモした内容をChat GPTで直してもらった文章なので、読みづらかったらごめんなさい。

今回の年末年始休暇を利用し、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市福島県双葉町を訪れた。震災当時、私は日本を離れ海外滞在しており、テレビの画面越しにその映像を見ていたが、心が恐怖で拒絶しているのか、どこか現実感がなかった。

その後10年近く時間が経ち、ようやくYouTube津波映像を目にする事ができるようになったがやはり実感が湧かず、「一度自分の足で現地を訪れ、体感してみたい」という思いになった。

実際に現地を訪れてみると、写真を見て想像通りの部分と想像を超える部分があった。

岩手県陸前高田市

陸前高田では、津波で壊れた建物震災遺構として残されている一方、広大な更地が続く風景が広がっていた。津波によって街全体が流され、人々の生活のものが根こそぎ奪われた跡を目の当たりにし、普段は優しい海の圧倒的な暴力性に言葉を失った。Google Earth震災前の衛星写真で家が並んでる所を見た後、何もない広大な更地をみると無力感を強く感じた。正直建物が壊れた学校などの震災遺構を見るよりも何もない広大な更地の方が胸にくるものがあった。

福島県双葉町

福島県双葉町では、駅前レンタル自転車を借りて街を少し巡らせていただいた。

震災崩壊した民家が13年経った今でもそのまま残り、帰宅困難地域看板がいくつかあった。人がほぼ全くいない街の中で巡回する消防車カンカンという音が響いており、申し訳ないが正直少し怖さを感じた。

村上春樹小説に出てくる「猫の街」を思い出した。)

今回訪れて学んだこと

一つ目は津波が来たら迷わず逃げること。家族他人を助けたい気持ちがあっても、まず自分の命を守ることが最優先。高台に向かって一秒でも早く逃げることが必要。(津波てんでんこという言い伝えがあるらしい)

二つ目は、政府権力者を盲信しないことである震災原発事故が起きた時、政府権力者提供する支援は「焼け石に水レベルにもならないことが多い。双葉町光景を目にして、以前訪れた満蒙開拓団記念館で聞いたエピソードを思い出した。当時政府宣伝を信じて満州移住した人々は、「豊かな土地楽園のような生活が待っている」という言葉に期待を膨らませた。しかし、実際にはゼロから耕作を始め、他民族土地を奪って生活せざるを得ず、戦争に敗れた後も男性シベリア抑留され、女性は酷い目に遭った。

これは政府に限らず、企業経営者教育機関トップなどでもどの組織でも同じかもしれないが、「限られた情報の中でも偉い人の言葉鵜呑みにせず、自分五感をフルに使って違和感がないか確認する」とか、言葉通り「歴史に学ぶ事」が改めて大事だと思った。

実際にやるのは難しいかもしれないけど、自分自分の大切な人が痛い目に遭わないようにするためにも。。。

2024-01-13

anond:20240113185103

キッツイ話やな……

震災後に「津波てんでんこ」って言葉流行らせてたけど、そういう罪悪感を和らげるためだったんかねえ

2023-12-10

anond:20231209115407

津波てんでんこ」って言い返せ!!

自分の身を自分で守れるようになることこそが本人のためだよ。

2021-03-11

anond:20210311140822

今思ったけど、それで注意欠陥・自閉傾向のある子だけ何人もはぐれて被災したら後で人権問題にはなるかも

障害者で「津波てんでんこ」を快く思っていない人もいたし

2020-07-31

anond:20200731224409

宇崎ちゃんの命を救うことができないのならば、せめてananだけでも救うッス

津波てんでんこッスよ

2019-04-15

anond:20190415014708

津波てんでんこのせいで障碍者が余計に犠牲になるって議論されてるから

健常者に障碍者を置いて逃げる大義名分を与えてしま

2019-03-27

anond:20190327073659

めんどくさいやつには誰も関わりたくないし、めんどくさい奴はどうせ人の話を聞かん。

異常者を見分け逃げるスキルをつけろ。それはいかなる異常者に対しても。

誰かが守ってくれるというのは基本期待するな。それは自分自身幸せについてもな。

あれだ、津波てんでんこだ。めんどくさいやつという津波に対して立ち向かっても津波はどうしようもできない。出来るのは「津波がきたぞー逃げろー!」と声をかけてやるだけ。

2018-01-06

https://anond.hatelabo.jp/20180105234421

震災キーワードシャッフルして、少し変換してる点。

現代アイテム」が古くなることより、こっちのほうが10年後どうなるか。

千年ぶりに訪れる彗星。  千年ぶりの大地震津波

天体ショーである破滅的な災害。  震災であるが、スペクタルな自然現象でもある。

爆破される変電所。 水素爆発する原発

停電。  輪番停電

逃げない町の人。  「津波てんでんこ」の話でもわかるように、避難は難しい。

神社。  古い神社津波被害を受けない場所に作られていた。

学校避難。  学校避難

津波が到達したエリアとそうでないエリアで雲泥の差。  学校避難した人々が一気に安全になってる。

こんな災害の中で恋愛かよ。  こんな状況でアニメ作りかよ。

少し前にあった千年規模の災害と、一方就職活動という日常生活の悩み

 

この映画震災後の「現在」に公開されたという文脈記憶メモ

今回、初見だった人の、こっち方面での語りが少ない気がするのだが。

 
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