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はてなキーワード: 映画批評とは

2025-12-07

真逆(まぎゃく)」はいから使われだしたか

前提


1927年アルス写真大講座 第二巻』

記念したい被写体を取り入れたいために時には真逆の方向(カメラ太陽に向ふ)に向ふ場合もあるでせうが、このとき直射日光レンズに当らないやうに注意をして頂きます

フリガナがないので「まぎゃく」と読むかはわからないが、意味的には「正反対」の意味で使われていそうだ。

いまのところ「正反対」の意味で使われている最古の用例である

追記1937年写真月報』

只逆光線で太陽を前景のカメラもつている人でシエードした事が、レンズ太陽の直射を避けて雲海にあたつた真逆の光線をうまく捉へる事が出来ました。

写真関連で検索してみたが、なるほど。

写真用語では太陽光の当たり方を「順光線(順光)」「斜光線(斜光)」「逆光線(逆光)」などと分類するが。

逆光をさらに「半逆光線(半逆光)」と「真逆光線(真逆光)」に分けることもあるというわけか。

検索してみるかぎり、用例としては「真逆光」が圧倒的に多いが、「真逆の光線」「光を真逆に受ける」のような例もわずかに見られる。

1959年富士岡田紅陽

太陽富士山頂の上に輝やき、眼前の雲海の表面を真逆に照しつけていた。

一気に時代が飛ぶが、こちらは「まぎゃく」とフリガナがあるので間違いない。

ネット検索できるかぎりでは、いまのところ最も古い「真逆(まぎゃく)」であろう。

ここまでは用例が少ないので、もちろん「真逆(まぎゃく)」が広まっていたとは言えないだろう。

しかすると、文章にならないような口語俗語として使われていた可能性はあるが、それはわからない。

さて、1970年代に入ると一人の男が颯爽と登場する。映画評論家松田政男である

この人物が「正反対」の意味の「真逆」を広めたと言っても過言ではないのではないか

彼はそのくらい「真逆」を多用しているのである

1971年風景死滅松田政男

コスタガブラスが『Z』にひきつづいてつくった第三作『告白』は、いわば、日本の喪名の永久革命家の理念とは真逆視点から革命反革命弁証法をとらえようとした政治的茶番劇である


1972年キネマ旬報』「映画批評 わが緑の大地」松田政男

往年の安部公房テーゼ"猛獣の心に計算器の手を"とまさに真逆に、ポール・ニューマンは"ハトの心にタカの爪を"と、後行する世代叱咤しているのである


1973年不可能性のメディア松田政男

自動車から飛行機への発明ベクトルがひたすら上昇の方角にのみ向けられているのとまさに真逆に、グーテンベルグ以降におけるエレクトロニクスメディアの発達は、ひたすら私たちの<内部世界>の深部に向って下降するベクトルをもっているのではないか

エンツェンスベルガーは、エレンブルグの「作家ならば、ドゥルティの生涯のものがたりを書いてみようとは、けっして思うまい。それはあまりにも冒険小説そっくりだった」というしたり顔とはまさに真逆に、そういった意味合いでの「物語作者は、自己否定しなければならない」が故に「集団的フィクションとしての歴史」――正確には「反歴史」を書くべく試みたのだ。

チャップリンが、常に、可哀想ヒロインのために献身するのに対し、キートンはまさに真逆禁欲的にまで非情に、アクション共同体映画のなかへ制度化すべきことを他者に向って要求するのである

そしてエイゼンシュタインは「人に秀でた人間」として、しかトロツキーとは真逆に、スターニスト・レジームへの自己批判を倦むことなくつづけることによって生き延びて行ったのだ。


1973年キネマ旬報』「キネ旬試写室 化石の森」松田松男

この点いかに苦悩の色を露わにしつつ純文学を志そうと、できあがった作品が常に一つの社会現象として、つまりエンターテインメントとして消費されてしま石原慎太郎と、篠田正浩はまさに真逆であると言っていい。


1974年キネマ旬報』「今号の問題作 キャロル斎藤正治松田政男

私たちは「スティング」のあの不愉快なだまされ方とまさに真逆に、龍村らが「キャロル」に仕掛けたさわやかな詐術を愉しんでおけばいいのだから······


1974年朝日ジャーナル』「密室国家難民キャンプ なぜ、いま、パレスチナ革命なのか』松田政男

レーニン以前に、もとよりレーニン以上に楽観的に「生産者たちの自由平等な協力関係の基礎のうえに新たに組織する社会は、全国家機関を、そのばあいしかるべき場所へ移しかえる、すなわち、紡ぎ車や青銅の斧とならべて、考古博物館へ」と断定したエンゲルス理想とはまさに真逆に、いま紡ぎ車や青銅の斧と共に博物館へ並べられているのは、彼らエンゲルスレーニンや、その他もろもろの革命理想である


1975年現代の眼』「シネマ・マンスリー

この密林の猟師年齢不詳だがむろん年老いており、したがって初めキャステイングされていた三船敏郎のような精悍さとは真逆の、むしろ志村喬だとか千秋実だとか黒沢一家長老ふうな中央アジア出身の老優が起用されていて、これがかえって野生の賢者という風格をかもし出してなかなかにいい。

これは匿名記事だが文体からして松田政男か?

1976年キネマ旬報』「自主映画の新作その(3)」松田政男

この静謐な、余りにも静謐な〈自然〉は、ゴダールとは真逆の"観念論的記録の試行なのか?


1978年シナリオ』「77から78へ日本映画の秋冬 アイデア燃えあがる日」松田政男

そこへ行くと、日活ポルノ裁判被告として四年間の沈黙余儀なくされていた山口清一郎が、初めてATG提携製作した新作『北村透谷・わが冬の歌』は、『原子力戦争』とまさに真逆に、開かれた映像空間の造型に、一定程度の成功を収めえている。


1979年『日付のある映画論』松田政男

高橋明庄司三郎ら日活独特のポルノ男優たちが、画面のなかでいかにタフに振舞おうとも、私たち観客に対しては常に控え目な存在であるのとまさに真逆に、ここにおけるホストどもは、私たちの目の保養を邪魔立てする文字通りに目ざわりな夾雑物なのだ

しかし、『25時の舞踏派』『貘をぶっ殺せ』『造花の枯れる季節』と一九七五年に三連作された8ミリ長編劇映画とは真逆に、このうまさは、なぜか上すべりするうまさなである


1979年現代の眼』「和製B級映画現在形」松田政男

亀和田武は、そこで、私とはまさに真逆に、自らの石井隆論を全面展開しながら辛辣きわまりない反撃を重ねて行くのだが、先述したように、私がヨリ関心を惹かれるのは、個別作家論というよりも、その大前提たるべき情勢論なのだ


1979年現代の眼』「松田政男映画戦線への斬り込み」松田政男

そして、面白いのは、西欧的な父性原理依拠する『くるみ割り人形』とはまさに真逆に、信州フォークロアに原型をもつ物語真相には、東洋的な阿闍世コンプレックスに由来する母性原理が、不十分ながら貫徹していることだろう。


といった具合に、松田政男は「真逆」を使いまくっている。

いずれもフリガナは振られていないので、本人は「まさか」の読みで使っていた可能性もあるが、少なくとも意味的には「正反対」で間違いなかろう。

1970年代から1980年代にかけて、この「正反対」の意味の「真逆用法は、特に映画系のライターあいだで広まっていったようである

たとえば田原総一朗もその一人である

1975年大統領を知らない人たち アメリカで見たしたたか生き方田原総一朗

もっと地獄絵は、その猥褻さ、はなはだ幽玄的でない表現に寄って、裸や性器露出がいやらしいこと、不自然なこと、いわば忌み嫌うべきこと、非人間的なことであることを強調しているわけで、これは、古代ギリシャをはじめヨーロッパ絵画彫像が裸の美を強調し、裸こそ人間自然の姿だといわんばかりに表現しているのとはちょうど真逆である


1978年穀物マフィア戦争田原総一朗

「当然でしょ。”緑の革命“とは、発展途上国にとっては、自立とは真逆の、アメリカへの依存度をより高めさせ、アメリカ政府と、多国籍企業世界支配システムにより深く組み込まれることでしかなかったのですからね」


1979年『潮』「二都物語1 新潟VS山口 総理大臣をうんだ街」田原総一朗

松陰は、この狂を愛し、みずから狂夫たろうとしていた。だが、岸信介には、狂はない。むしろ吉田松陰とは、真逆のように思える。


仮に、このあたりの記述が「まさか」という読みを意図していたとしても、フリガナがないので「まぎゃく」と読む人は多かっただろう。

よって「真逆(まぎゃく)」が広まったのは1970年代ではないか、というところで結論としたい。

2025-09-27

anond:20250927143147

どっかで映画批評した人の内容がすごい納得なんだけど、コザ騒動(とその後のグスクレイの問答)まではすごい良かったんだけどその後のオンちゃんネタが消化不良を起こしてると感じた。

最後にガッと複線回収して「エウレーカ!」ってすっきりエンディングと行きたいところだったけど、強引に話を繋げてる感があって追い付くのがちょっとしんどかった。色々と制約がある中でベストを尽くした制作側の気持ちは分かるけど頑張って整合性を合わせている自分がいたというか。

でも沖縄空気感や当時の雰囲気沖縄の悲しさや怒りを感じられる作品で凄い良かった。妙に日米を嫌い中国の肩を持つ反日左翼に対して嫌悪感を持つ人たちにこそ見てもらいたい。

宝島、クソ長い作品だけどお勧めです。

2024-10-27

30歳だけど初めて選挙に行って、ゼロ票確認をしてきた

30歳だけど初めて選挙に行こうと思う

https://anond.hatelabo.jp/20241023224537#

以前こちらの日記を書いた者です。

たくさんのコメントありがとうございました。自分の中でぼんやりしていた選挙像が少しハッキリした気がします。


選挙前日】

投票先も決め予習はばっちりと思っていたところ、ゼロ票確認なるものを知った。

投票所に一番乗りした人に与えられる特権らしく毎回朝早く並ぶ人がいて、Xでもハッシュタグなんかがあるとのこと。

一生に一度の選挙初見プレイ。せっかくなら初選挙にしてゼロ票確認というレア経験でもしちゃいますか。

ライムスター宇多丸氏も自身ラジオ映画批評コーナー内で「初見は一回しかいから貴重だ」って話してた気がするし。

選挙当日】

6時20分。家を出る。最寄りの投票である小学校へ。

6時29分。投票所到着。他にだれもいない、無事一番乗り達成。

6時30分。2番目の人が来る。あぶねっ。

6時34分。3番目の人が来る。予想では高齢者が来ると思っていたが、2人とも恐らく30代。

6時44分。係の人から並んでいる3人へゼロ票確認協力について伝えられる。こんな時間に来て、僅かな差で2番目以降はダメですってのもさみしいもんね。

以降ぞろぞろと人が来る。あんまり高齢者は見当たらなかった。

その後7時から投票が始まったけどお目当てのゼロ票確認自体はあっさりしたものだった。特に写真とか撮らせてもらいたくなる空気でもなかったし。

しか投票から出て目の当たりにした続々と集まる有権者の数を見ると、忙しくなるからこんな確認はパッと済ませるに限るんだろうと思った。


こんな感じで無事に人生選挙ゼロ票確認の同時達成を完了しました。

ここ数日選挙政治について調べる時間があったけど、選挙ってまったく特別ものじゃないんですね。これを期に今後はもっとフツーに選挙に参加しようと思います

もうゼロ票確認はいいかな。次回は人生期日前投票で。ぶっちゃけ市役所まで行くのダルいけど、近くに用事あるタイミングうまいこと済ませたいですね。

なんか良い日曜日スタートを切れた気がします。途中で止まってるゆるキャン△2期の続きでも見るかー。

あ、開票速報ってのは一応見ようかな。はじめてだよ、開票速報気になるのなんて。

2024-09-22

anond:20240922132652

もうやってたら申し訳ないけど、英語圏の文献を読むのはどうだろう?

日本批評とかは、翻訳があって売れた、話題になった限られた冊数の文献の中で延々とやってる感あるので……最近はマシだけど。負荷はかかるけど、世界は広がると思う。

(もちろん、限られた文献を深く読解することにも価値はあるが、それにしても限られてる、という意味で)

ハイデガーベルクソン研究者だって最近ちゃんとした人は今までの海外含めた先行研究の蓄積をちゃんと踏まえるから

いつまでハイデガーウィトゲンシュタインアーレント、よくてローティバトラーに立ち帰り続けるんだって感じ。

あとは、もちろんやってると思うけど、趣味ならどんどん分野変えていけばいいと思う。映画批評以外にも。

原著出版年が比較的新しく、かつちゃんとした日本出版から出てる翻訳書を読むのもおすすめ和書は出してからしょうもないと判明することあるけど、翻訳書は、原著価値があるというのがある程度はっきりしてから出すから翻訳文が読みづらくても、重要度が高くて面白いことが多い。

anond:20240922132652

おまえら映画批評がなっとらん10の理由」とか書いてから自分映画批評をお出しすれば嫌でも勉強したくなるんじゃないか

人文学人生に波風が立たないと勉強意欲も薄れていくと思う

35歳以降も勉強を続けるコツは?

中高年期の勉強の続け方のコツ、仕事しながら大学で学んでる人などのコツを教えてほしい。

最初大学卒業した後、通信制大学社会人向けの修士課程などを経て、35歳までに学士3つ、修士1つ、博士1つを取得した。学士文系が2つだが、残りは理系である趣味人文学領域の学びを継続している。

自分仕事ホワイトなので、仕事関係しない分野で学びを深めていこうと思い、学部修士レベルの学びを続けていこうと思っているが、35歳を超えた辺りから、明らかに文系の本や論文を読む体力が衰えた。

普通に運動習慣を作れば読書などの体力も戻るかもしれんと考え、スパルタレースに出るようになって、毎日高強度インターバルをやっているが、文学部的な学びをちまちまと続けていく意欲は戻らない。

きっかけかどうかは分からないが、これまで年に10本ぐらい観た映画批評を書いてきたが、ここ最近箸にも棒にもかからない映画批評が多く、これと同じレベルのことをする意義を感じなくなり、批評映画鑑賞も辞めたところ、他の領域にも無気力侵犯してる気もする。6年以上、通信制大学などを活用して人文学を学んできたが、これ以上は時間無駄で、もっと社会の役に立つ学問転向した方が良いのかとも悩んでいる。

学び方のスタイルについて、こうしてる、ああしてるなどの体験談が欲しい。

2024-08-25

anond:20240825174630

映画史映画批評史の話をしているんだから映画は見なくてもいいんだよ

大元の話を忘れて論破ちゃうやつ

須藤にわかさんの私に対する反論記事が、映画史的に非常におかしい件について」で

https://saebou.hatenablog.com/entry/2024/08/25/080602

北村紗衣さんが、須藤にわかさんを色んな映画史文献を上げて見事に論破してるわけですけど、

そもそも話の元はといえば話の発端はこんな記事北村さんが「ダーティハリー」をボロクソ言ったこ

https://ohtabookstand.com/list/series/kansosaiko/

でも、この連載は

あなた感想って最高ですよね! 遊びながらやる映画批評

映画に詳しくない人でもわかるような注目ポイントを挙げて、初見感想を述べるという主旨の記事だったはず。


須藤さんは映画をいっぱい見たけど多分映画史はよくわかってないらしいくて、そういう人に非難されて北村さんもカッとなったのかもしれないけど、

実のところ北村さんはそういう人の感想を最高だとは全然思ってないし、映画批評を遊びだとも思ってないですよね。

からでも

映画史を踏まえた感想って重要ですよね! 学びながらやる映画批評

に改題したほうがいいんじゃないでしょうか?

anond:20240825140735

映画好きのくせに、映画史やら他人映画批評も読んだことないんだなあ。素人かよ

映画批評やら映画史を読んだことなさそう

映画にわか

‪@niwaka-movie.com‬

だってその人なんか俺に対する引用RTで「家にある本を読み返したらやっぱりにわかさんがおかしい」とか言ってたんだもん。映画を見るんじゃなくて映画の本を見るんですよ、反論のために。こっちは映画の話をしてるんだからそんなの話にならないじゃないですか

https://megalodon.jp/2024-0825-1351-43/https://bsky.app:443/profile/niwaka-movie.com/post/3l2jbxyydck2u

映画批評やら映画史を読んだことなさそう。なぜそのレベル文学研究者に突っかかりに行ったのか

2023-12-07

[]2023年11月滅多にホットエントリを出さなドメインからホットエントリ

ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからホットエントリブクマ数順トップ30

ブクマタイトルドメイン
1359国土交通省 ネガティブ情報検索サイトwww.mlit.go.jp
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854マシュマロ!|高河ゆん|pixivFANBOXkouga-yun.fanbox.cc
850トコジラミ根絶方法害虫・害鳥獣安全対策します|株式会社 オオヨドコーポレーションテックス社oyodo-pmp.com
847ラマヌジャンは本当に何も知らなかったのかmathlog.info
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436Othello is Solvedarxiv.org
435池田大作氏の御逝去の報に接しkishida.gr.jp
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360令和時代個人サイトの作り方:suama workstechbookfest.org
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345国産プレミアムウイスキー 一部商品価格改定についてwww.suntory.co.jp
335Mini vMaclrusso.github.io

2023-08-25

BLACKHOLE好き

あんだけサヨクでございます!って顔して映画批評してくれるの逆に好き

俺たちは偏ってないぜ!みたいな顔して偏ったこと言うやつが一番タチ悪いので

あれくらいあけすけにサヨク顔しながらやってくれると

そっちの方向からはそう見えるんだなっていうのが分かりやすくてよい

同じくらい知識量のあるウヨク映画批評チャンネルがあるんだったら

バランスとるためにそっちも見たい

2023-04-18

お前らせめて映倫役割理解して

RRRが暴力的だったというnoteを読んだ。

https://note.com/chiffon_00/n/n6584bc378552

この人の感想別におかしくない。最後まで頑張って観たのは映画好きとしては素晴らしいと思う。ただこの人とはてブコメントにある「なんで全年齢なんだ?」には反論したい。

とりあえず映倫ホームページを貼る。

https://www.eirin.jp/

中には規程も書いてある。端的に言えば「青少年に悪影響あるかどうかでエログロの有無基準じゃないんだよ」って事。だからもし映倫レーティングを参考にしている人がいるなら止めた方が良い。エログロの量≒高レーティングであって決して相関関係はない。

ちなみにハリウッドのあるアメリカにもMPAという機構があるが映倫以上に意味不明で基本顔色見ながら過剰なくらいに対応しているのが現状だ。そういう意味では日本はまだ恵まれている。映画製作に金は出ないが。

正直映倫も上映前の広告だけじゃなくもっと青少年への影響を判定している旨を広めても良いと思う。そのうえで別の純粋エログロ基準を設けたり映画批評フォーラムかにそういった評価項目を増やしていくのも良いのではないかと思う。

いやほんとそんなつもり無いのに右下にPG-12とか書いてある映画の多いこと。そして映倫HP行くまでその理由が分からないことの多さよ。

2023-02-20

宇多丸映画批評文字起こし見てたら

さえぼう出てきて草。

と思って調べてみたら何回か番組で共演してるんだな。

 

宇多丸とさえぼうは気が合いそうなのもわかるし

2023-01-04

anond:20230104105818

統一された表記法が不便であっても」

といいますが本当に不便ですか?

 

例えば

 

1640分

 

とか表記される映画が多いのであれば

それは改めるべきでしょうが

 

164分

 

程度であれば

瞬時に計算結果は求めることが出来るので

統一性に改変を加えるほどの不便ではありません。

 

164分は2時間44分というのはすぐわかりますよね?

 

一方で1640分→27時間20分という計算は大抵の人はすぐに答えが出ないと思います

 

この辺に統一性を放棄してまで改変をするべきかどうか?の分水嶺のヒントがあるのだと思います

 

IMDbロッテトマト時間+分表記だそうだから映画の長さ表記統一されているわけではありません

 

ということですが

どちらも「映画批評するサイト」のようです。

そのような表記統一性に対する義務がないであろう立ち位置である存在表記統一性に不参加だとしてもそれはイレギュラーだといえるでしょう。

 

例える(頭の悪い例えしか出来ませんが)と、

とある映画批評YouTuberがある映画

 

120分と表現しようが

2時間表現しようが

 

それは表記統一性になんら関与するものではないと考えられます

2022-12-04

ダスティン・ホフマン「卒業」映画批評

最後、何も悪いことしてないのに式場で主人公花嫁奪われて逃げられる男が可哀想

あそこのシナリオもうちょっとどうにかでかなかったのか」

みたいに批評するプロ批評家が存在したのか凄く気になる

2022-11-15

映画批評とかのコメント自分面白いと思うかどうかが大事だと思います!って言う奴

金払ってウンコ食わされても自分がおいしいと思うかが大事だと思います

って言えるんだったらそれ確かに幸せかもしれんってしみじみする

 

と同時に、そんなアホがデカい顔してるせいで「ウンコ出しとけばええやろwww」っていう

舐めた連中が売れてる芸能人使っただけのクソ映画を量産してるんだと思うと

やっぱ全員死んでと思わんでもない

2022-09-24

最近観た映画が良かったから、ネット感想を調べてみたんだけど

その中で、ネタばれありの考察をしているサイトがあったんだ。

その考察を読んで唖然とした。

内容というか構造そもそも理解してないし、ある設定に対して突っ込んでいたけどそこの部分は映画内でしっかりフォローもされていた。

から、しっかり内容を観てないんじゃないか?と思えた。

そんな映画レビューサイトでもPVはだいぶあるみたいだし、パンフレット寄稿した経験を自慢していた。

もちろん、すべての映画批評のサイトがこうじゃないことも理解してるし、結局は書いているのが素人だってことも理解してる。

それでも、だ。「映画を年に○○本観ています!」と喧伝されると盲目的に内容を信じてしまものなんだろうか?

たとえば野球解説を、全く野球経験がなく、ただ「毎年100試合以上観ています!」という人物が行ったとして、言っていることに説得力を感じるだろうか。

文章においても本来、同様のことを考えるべきであるしかし誰しもが文章を書くことが出来、情報を発信できるような状態になるとついそれを忘れてしまう。

映画は実際、構造的だ。

考えなしに観ると違和感を覚える描写でも、構造意識して観ると納得する描写は数多くある。

そういったことを理解せずに批判し、駄目映画であると言い張ることは簡単だ。

でも、それで多くの人に駄目映画だと認識されてしまうのは非常に悲しい。

2022-07-09

政策批判の脱・属人化。元首相の死に際して

映画批評みたいになるべき

政治を語るなら「政策1は最高。2は駄作。うーん両方に関わってる政治家Aは当たり外れ大きい人なんだなぁ」みたいな映画批評みたいな形になるべき。政策IDをつけて、政治家はタグの1つと位置付けるべき。

ほとんどの政治家は2つ以上の政策を出している。(以降ここでは、立案実施した政策とか諸々の活動成果物政策と呼んでしまう。)一方で政策の方には沢山の人が関わって完成したものなんだからデータの持ち方的にも政策に着目すべきだろう。

政治批判したい時に政治家を批判すると、しばしば、そいつ政策に全部批判が飛んでいく。ほとんどの政治家は利益になることと損になること両方やってる(誰の視点から見ても)。

絶対おかしいよな。やっぱり「政治家Aの政策1は最高、政治家Aの政策2はクソ」って批判の仕方をするべきだよな。

AIかいうフードミキサーにたよる

なんでこうなってないか。みんな個々の政策なんか気にしたこともない。せいぜい中身よくわかんないけどインフルエンサー解説したのを信じこんだり。

こんなのどうだろう。インフルエンサーに代わってAI政策評価するんだ。ここでいうAIキッチンにあるフードミキサーみたいな便利道具で政策にくっついてる属性(関わった政治家、成立年度とか)を全部ぶち込むと2次元くらいの特徴量、一種の「値」を出してくれる。それをもとにグラフに書いたり分類したりなんなりする。

で、自分に得になる政策を選んでって「値」を信仰するんだ。あるいは「値」をもとに政策四象限に割り振って、その象限を盲信してもいい。人間適当にぶちこんでAIあやふやに放り出した「値」を神と崇めろ。

当たり前のことに気付け

文字通りの凶弾に斃れた最長任期元首相に死体撃ちするのも、正当な自由民主主義活動四十九日の喪に服すのもおかしいだろ。

2022-04-07

どうしようもない糞邦画業界

すべて滅んでしまえ。

消滅したほうが清々する。


全部洋画アニメになった映画館見て懺悔しろ

アニメ文句言ってるコラムけが乗ってる惨めな映画批評雑誌出版し続ければいい。

2022-01-26

印象で語るの全然よくないわとプラネテスの件で思った

プラネテス

今まで見ていなかったので、義務的再放送を3話目まで見ているのだが

何処が面白いんだ、このアニメ

軌道力学的な考察無茶苦茶なのは、まだ許せるが、主人公だあろう新人、もし私のところに配属されたら、速攻で、不適格者としてクビだ

宇宙特にEVAを甘く見すぎている

もともとのツイートはこれ。

 

俺は最初、元JAXA男性が「科学考証なってなくてつまんねーわ、このアニメwwww」と言ってDisってたのかと思った。増田にもそういう形での書き込みが多かったし、トゲラー見ても科学考証なんて味付けでしかない云々みたいなコメントがとても多かったので。

でも実際には科学考証に関しての批判は「間違ってはいるけど、まぁ、それはそれとして」という程度だった。

 

そして本題である主人公が気に入らないに関しては、「登場人物があまりバカバカしいことばかりするので話に入れない」といった類の批判であり、それなりに市民権を得ている批判だと私は思う。

我々のような素人ではわからないことでも、現場でやってきていた人には許せない描写というのも存在するだろうと思う。映画批評でお馴染みの元警官三角締めさんも警察描写がクソすぎるから減点という批判をよくしていたし、俺も教員をやっていたことがあるのでドラマ映画教員描写で「なんやこれ舐めてんのか」となることはある。

 

何はともあれ、今回のプラネテス批判の本題は別にプラネテス科学考証がなっていない」ことではなく、

登場人物イライラさせられるので面白く感じられない」ということだった。

 

表に出てきている情報だけで語ろうとするの善くないなと改めて感じた。

2022-01-09

anond:20220109104840

リアリティがない」から「つまらない」と感じてるんじゃなくて

「つまらない」と感じたから「リアリティがない」と理由探ししてるんだよ

元増田に限らずインターネット映画批評とかもだいたいコレ

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