はてなキーワード: 危険情報とは
「なぜ渡航情報をチェックしないのか」「なんでわざわざそんな危険な場所に…」「殺されに行くようなもん」とか散々な言われようだったので調べてみた。
コロンビア邦人殺害が起きたメデジン市の危険度はレベル1。いろんな判断基準はあると思うが、これでとやかく言われるんなら東南アジア、中東、アフリカ、中南米の諸国にはほぼ行けないレベルである。
危険情報詳細 アンティオキア県メデジン市:「レベル1:十分注意してください。」(継続)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2016T033.html
もともと海外取引が多い、ある程度の規模の会社だとポリシーが決まっていたり、マニュアルがあると思うので心配はいらないだろうけど、最近のようにイスタンブールから、日本とも馴染みの深いネシアまで波及してきたという事で…、自分が普段注意していることを。
よく言われている事で実感が無いことかもしれないけども、実際に以下を守るだけでも、仮にそういう地域に出張になった際にテロへの遭遇率を大きく下げることができるのでオススメ。
途上国になればなるほど、米欧資本のホテルしかまともなホテルはないのだが…、可能であれば現地資本など米欧以外の資本ホテルを使いたい。理由は分かりやすく、大抵標的になる。だいぶ昔のことだけど、パキスタンのカラチでマリオットが爆破された時に当日別のホテルに居たから良かったが、いたら多分死んでいた。
2. 人の集まるような場所にいかない
これは日本人にとっては感覚値でつかみにくいと思うかもしれないが、テロ発生の可能性がある国で人が集まる観光地(美術館)ショッピングモール、欧米資本のチェーン店など全てが標的になりうる。10年ほど前の話だけど、僕もついた次の日にベイルートで近くのマクドナルドが爆破されていたので一歩間違っていたら巻き込まれていた。
これはバックパッカーなどに特に注意して欲しい事。若いので色々チャレンジしたいのはわかるが、現在はムスリム系の国はどこも危険度が高まっている。ちょっと前にシャルム・エル・シェイクでロシア機が爆破されたけど、シャルム・エル・シェイクは、あのエリアではトップクラスの観光地でテロなどは無縁と言われていた優良なリゾート地だった。
ムスリム国でないからといって油断は出来ない。タイやフィリピンはムスリム支配地域があるし、ミャンマーも同様。中国も厳戒態勢だ。
「危険情報」は、その国・地域毎の治安情勢を総合的に判断した上で発出するものであり、あらゆる状況に適用されるような厳密な発出基準はありませんが、日本人の「生命・身体」に対する脅威を一つの重要なポイントとしており、中・長期的な観点から発出されます。
すなわち、ある国・地域において、日本人の「生命・身体」に危害を及ぼす事案が現実に存在し、それがある程度継続的に発生している場合、または、治安等の悪化により、日本人の安全にとり何らかの悪影響が及ぶ可能性がある場合には、その国・地域に対し「危険情報」を発出し、渡航・滞在者に注意を呼びかけることとしています。また、事態の重大性如何によっては、「危険情報」の中で「渡航の延期」や「退避」を呼びかけることもあります。