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2025-12-02

アンサイクロペディア浸食 - side C -

アンサイクロペディアAI侵略するノイマン氏を悲劇人物に仕立て上げる、元側近ウソディアンを名乗る人物による気持ち悪い記事がXのタイムラインで流れてきた。

読んでみると、そもそも私信と思われる情報暴露することの背信からして、恐らくはノイマン氏に身バレする前提での捨て身の特攻をしたのだろう。それにしても第三者は真偽を検証不能であり、気持ちの悪い記事であった(※1)。当のノイマン氏も「反応に困る」と書いている。

Side Uなるものは、第一人気投票1位という経歴はあの人も同じなのを知ってわざと被せる高等芸でもやっているのかしらね?何にしても反応しにくい書かれ方だけど、ブレーキをかける真似をしつつ私を殴り抜いていくスタイルだよね、あれ。真正から対立勢力なら風刺記事かにやすいけど、ああいうのは反応しづらい。

ウソディアはかつてハトレーペディアとも呼ばれ、当時のアンサイクロペディア北朝鮮であるなら、こちらはシンガポールといったところであった。開発独裁ならぬ開拓独裁毛沢東ならぬ開拓東、MuttleyならぬHuttley。

ウソディア5chスレを探していくと、このような記述はいくらでも見つかる。アンサイクロペディアノイマン氏=ウソディア開拓者氏の活動は、確かにコミュニティを発展させたが、ただそれ「だけ」であり、そもそもから本音で支持されている人物ではなかったのではなかろうか。

本稿では、そのノイマン開拓者氏に、かつてBakaba氏の名の下で侵略を受けた一借民の視点からノイマン氏はそもそも「昔からああだった」と主張したい(※2)。

「正しさ」だけで動く人物

ChakuwikiにおけるBakaba氏は、確かにLTA:ANTIRXYとしてChakuwikiでのMuttley氏を追い詰めた人物であり、鉄槌後のアンサイクロペディアンも概ねその見解を支持しているように見える(※3)。また、いずれも議論は紛糾したものだが、移転問題ライセンス問題、どちらにおいても「結論だけ見れば」Bakaba氏の意見は正しかった。確かに「正しかった」のである

後にフォークでは実際に広告が導入されているが、Bakaba氏はそれすらも予言している。

しかし、旧ドメインを取得し、更には公開がより早かったことによる優位性を有するフォークにしても、中の人の噂の確度は高いようですから永久広告なしで無償提供するほどの善意の有志だとは考えにくいです。

だが、その際に反発していた吉田宅浪氏への返答には、「どうしてこいつ分からないの?」という苛立ちが発言の節々から透けて見える。

ただ、「私がやるから」という理由で反対することがそんなに重要ですか?「誰がやるか」ではなく、「何が必要か」で物事を考えるようお願いいたします(※4)。

一般論としても、我々で独自ルールを作ることにこだわった場合、良く練り上げられたCCライセンスに比べると何らかの隙や不備、矛盾等が生じやすいため、コミュニティ全体が移転などの重大な決定に迫られたときの足かせになりかねません(※5)。

からすれば、吉田宅浪氏は、自分の考えを丁寧に練って納得したうえでステップを積み重ねたいだけの、職人気質の人に見える。Bakaba=ノイマン氏は、初めからそのような丁寧さや「過程」に対して、「正解」や「最終結果」が一瞬で見えてしまうがゆえに「なんでそこで止まっているの?」というのを根本的に理解できない人なのではなかろうか(※6)。

AIによる「加速」

そのような「正しさ」だけで生きる人間Bakaba氏を、ノイマン氏が用いるAIは「加速」させたに過ぎない。一定以上の品質記事を安定して生産し、助役CU管理者誕生を推薦を通じて支援するその姿は、確かに形式的には「正しい」活動である。にもかかわらず、ノイマン氏は「正しさ」だけですべてを破壊していくように見える。

これはあくまでも私のカンしかないのだが、ノイマン氏は根本的に異常に頭の良い「浮きこぼれ」だったのではないかと思う。例えばアンサイクロペディアDiscordサーバーでは、「ごめん、灘には負けるけど安定して東大いってる...」と発言したスーパーカリ~シャス氏に対して、以下のような返信を残している。

東大全体なら三桁からスタートラインだぞ

このような発言をして、自分自身へのブーメランにならずに平気でいられるルーツを持つ人間はかなり絞られてくる。そして皮肉にも氏は、そのようなルーツに該当しうる学校記事アンサイクロペディアで三つも立てている。

麻布中学校・高等学校 - 開成桜蔭を手掛けてきた私ですから、当然の如く他の名門校推しますわね?--/* ノイマン */ import 👤, 💬; var 🖊=2,219;■ 2025年11月5日 (水) 14:19 (JST)

英語圏とのコミュニケーションが求められ、唯一の日本人であることが買われたMirahezeなどでは、その「正しさ」「浮きこぼれ」が役に立ったのだろう。そして同じく「正しさ」でものを考えるAIは、ノイマン氏にとっては非常に頼れる、下手したら唯一信頼できる相棒ですらあるのかもしれない。

しかしながら、チャクウィキアンサイクロペディアのような伝統的な(※7)コミュニティにおいては、「正しさ」だけでなく、「手垢」や「お気持ち」、そして「過程」が大事であることをノイマン氏は理解できていない。ノイマン氏は、そこに無関心であるか、意図的無視すらしているようにも見える。

編集画面にも「自分が書いたものが他の人に容赦なく編集され、自由に配布されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。」と明記されており、それはライセンス的にも正しいことの訳ですから、その意味では「{{rewrite}}を使え」という方がそれこそ「紳士協定」なのかな、と思わなくもないです

総本数 - これは諸刃の剣で、もっとAI君書いて全体指標を上げようぜ、という方向にも持っていけます。というか総本数を根拠にするなら、それが合理的解決策ですらあり得ます

ノイマン氏の理屈は、確かに終結果に照らせば「正しい」のだろう。だが、「正しさ」だけでは人間は生きていけない。そうした風潮への反発は、今や反AI、反ポリコレ、反wokeなどとして、アメリカ西海岸価値観への反発の形を取って世界なうねりになっている。人間というのは、そこまで理性的動物ではない。それは、自作記事の一つでこう書いた氏自身も深層ではよく理解しているはずである

ホモ・サピエンス(homo sapiens)とは、バグだらけのレガシーソフトウェア

そこで筆者は、マリーダ・クルスの以下の発言ノイマン氏に贈る。

お前の言うことは間違っていない。正しい戦争なんてない。でも…正しさが人を救うとは限らない。

光がなければ人は生きていけない

終わりに

鉄槌を受けたMuttley氏は「隕石落とし」をしようとしたシャアであった。Muttley氏には、曲がりなりにも本人個人の「熱い正義」があった。

今、ノイマン氏はしばしばMuttley氏の同類、鉄槌の再構成などと言われるが、私は正確にはそうは思わない。ノイマンからフル・フロンタルのような冷たさを感じる。

いつか、ノイマン氏が人間の心を理解することをただ祈ることしかできない。

脚注

2021-09-23

アンサイクロペディア現在2021年9月時点)

https://anond.hatelabo.jp/20200804010656 から1年後のお話

全体的には落ち着いている。投稿数はなかなか一昔前のようには戻らず、1日100件~200件程度にとどまっているが、少しずつ増えてきている印象だ。

2年前にアンサイクロペディアの臨終であまりの少なさが触れられていた活動中の利用者過去30日以内に投稿があったアカウント)は約160人(ブロックされたアカウントは除く)、うち10回以上の投稿があった人は41人とだいぶ増えている。ただ、その41人のうち8人が現役管理者なので、それを除いたアクティブユーザーは30人前後といったところか。それでも新規ユーザーが増え、古参ユーザーもたまに顔を出したりしているので、2年前と比べたら雲泥の差である

今年の初めには「バイキング」という記事がバズった。はてブ数900近くであり、これはアンサイクロペディア歴代4位の記録。執筆者は鉄槌で失脚した例の人から無期限ブロック処分をされていたというのが趣深かった。

今後の懸念材料としてはサイトオーナーの動向である。昨年「チャクウィキ」のオーナーだった谷口マサト氏が急逝してサイトが分裂したという事案が起きたが、日本語版アンサイクロペディアチャクウィキ同様に個人オーナーとしてカナダのCarlb氏が君臨しており、時々起こる不具合は彼でしか直せないものも多いので、彼に何かあったらサイトがどうなるか分からないというリスクがある。ただ、何かある頃にはもうサイト老衰しきっているだろうから、あまり考えなくても良いかもしれない。

2020-05-11

アンサイクロペディアの埋葬

参考:アンサイクロペディアの臨終 https://zhongdanhai.hatenablog.com/entry/2019/11/12/011122

この参考記事が書かれてから半年活動中の利用者過去30日以内に編集があったアカウント)は27から13にまで減っている。うち10回以上の編集があったアカウントわずか4件。もはや臨終通り越して埋葬がされている状態である

原因は言うまでもなく管理者Muttley氏の暴走最近の更新500件分を見てみるとよくわかるが、4月から何か投稿があるとすぐさまMuttley氏がやってきてLTA対処と言う名の下その投稿差し戻し、投稿したのがアカウントユーザーであればほぼ無期限ブロックし、IPユーザーアカウント登録)の場合はそのIPレンジを1年ブロックするというのがルーチンワーク化している。さらに、その差戻投稿履歴を版指定削除しているため、第三者がその差し戻しの妥当性を確認することが出来ない。これは以前差し戻しに対する指摘があったため、その指摘をされないように版指定削除と言う手をMuttley氏が使っていると5chのネットwatch版で囁かれている。

これではまともなユーザーはみんな去る。

なんでMuttley氏がそんな暴走しているかは本人とコミュニケーションを取ったことがないので確実なことは言えない。ただ同氏は以前はチャクウィキという別のジョークサイト管理者でもあったが、なんと2018年チャクウィキオーナー谷口一刀氏により管理者解任されていたのだ。理由はMuttley氏のチャクウィキにおける暴走谷口氏が三下り半を突き付けた形。この後Muttley氏はチャクウィキではほぼ活動していない。

アンサイクロペディアにおけるMuttley氏の暴走について誰も何もしないわけではなく、母体である英語版アンサイクロペディアアンサイクロペディアはなくなるの?という問題提起がなされている。しかし、日本人オーナー異変に気付いて対処できたチャクウィキと違い、英語圏での問題提起であるため、「日本語が分からないのでMuttley氏の行動の不当性が分からない」という結論になってしまっている。またオーナーであるCarlb氏と言う人も特段の反応を見せていない。つまりスルーである

母体からも見放された日本語アンサイクロペディア。もう後は骨になるのを待つしかないのだろう。集合知サイトはたった1人の管理者暴走を止められないとこうなるという教訓を残して。

2017-03-20

ネットにおいて楽しくて人が集まる空間では

必ずと言っていいほどネトウヨ、女叩きの傾向に走るよな

ニコニコしかアンサイクロペディアしかチャクウィキしか

もう日本人マジョリティがそうなってるってことかね

 
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