2024-12-09

ザ・ビートルズで最も重要な曲5選

ザ・ビートルズを3行で説明

・おそらく世界で最も有名なロックバンドであり、最も多くのレコードを売り上げたロックバンドでもある。

プロとしての活動期間は、1962〜1970年であるが、その間にオリジナルアルバムを13枚発表し、曲数としては200曲以上と極めて多作である

メンバーは、ジョンレノンリズムギター)、ポールマッカートニー(ベースギター)、ジョージハリソンリードギター)、リンゴスタードラムス)の4名であり、4名ともボーカルを取っている。

Eight Days a Week

1964年10月に録音、4枚目のオリジナルアルバムBeatles for Sale』に収録されている。

・ポップソングとして初めてフェードイン(イントロで徐々にボリュームが大きくなる)が使用されている。

I Fell Fine

1964年10月に録音、1964年11月シングルとして発売されており、オリジナルアルバムには収録されていない。なおビートルズシングルとして発表した曲をアルバムに収録しないというスタンスを持っていた。

レコード史上初の意図的フィードバック奏法が使用されている。

Yesterday

1965年6月に録音、5枚目のオリジナルアルバム『Help!』に収録されている。

言わずと知れたバンド代表的ナンバーである。曲としてはポールマッカートニーのソロとなっている。

ロッククラシックを融合させたという点で画期的な曲である

・この後も明らかに数曲ほどロッククラシックの融合を意図した作品が見られる(Eleanor RigbyやShe's Leaving Home

Norwegian Wood(This Bird Has Flown)

1965年10月に録音、6枚目のオリジナルアルバム『Rubber Soul』に収録されている。

ポピュラー音楽としては初めてインド弦楽器であるシタール使用されている。導入したのはジョージハリソンである

ジョージハリソンシンセサイザーを導入したり、自分の曲のギターエリッククラプトンに弾かせたりなど、バンドサウンド新しい風を吹き込むことを度々行っている。

Tomorrow Never Knows

1966年4月に録音、7枚目のオリジナルアルバムRevolver』に収録されている。

・極めて実験的な曲であリ、テープの逆回転やサンプリングループが多用されている。テープの逆回転については『Rain』という曲が先に発表されているが、録音はこちらの方がわずかに早い。

技術的には初めて「アーティフィシャル・ダブルトラッキング(擬似ダブルトラッキングADT)」が用いられている。

ADTとは言うなれば任意の部分のコピペであるが、ごくわずかにタイミングをずらして再生することで、独特の音が得られる点も発明である

まとめ

ザ・ビートルズ技術的に重要な曲は、活動中期(1964〜1966年)に集中している。

・これは、当時のレコーディング技術日進月歩進化中だったことと、バンドメンバーレコーディングの主導権を握り始めた時期と大体一致する。

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