極端だな。オタクの全員が全員そんな病的な中身気にしマンじゃない。
Vtuberファンはかなり先端的な存在で、キャラと中身を意図的に混同して楽しむカルチャーに属しているから(一部のアイドル系と同じく)、その分野に限っては女性(というか性別一致)が強くはなっているだろう。
でもオタクカルチャーの中でそれはごく一部。商業でも、美少女ゲームブランドに所属するイラストレーターだったり、ソシャゲやラノベに絵を提供する絵師だったりも、女性が少なくないものの男性も一定割合いる。
それは男だからこそ男が萌える画風やシチュエーションに一家言持って作風に反映できるからだ。
有名な例だと岸田メルさんとか、伊藤ライフさんとかいる。また、さいとうなおき氏のように、男性イラストレーターでもイラスト系YouTuberとして成功されてる方もいる。
伊東ライフさんはバ美肉Vtuberでもある。中の人の個性によって人気を得てはいるが、やはりバ美肉は「新しい生き方」寄りであって、商業的な芸能としては性別が一致しているパフォーマーに勝てない。でもそれでいい。
さらに、2次元に精通したオタクの大半にとっては、2次元の美少女と、現実の人間は別ジャンルだ。興味の方向性としてベクトルが違う。
キャラに萌えるついでに、グロテスクな生身の肉と骨とシワや毛穴の集合体であり世間に揉まれて醜い精神性も内包しているだろう現実の人間に対し、キャラと同じベクトルの中で興味を持てる声オタのような人間はわりと特殊性癖なのだ。
もちろん実際にはキャラに対する愛情の視線と、現実の人間に対する愛慕の視線はちょっと違って、やはり異性としての関心だけでなく才能を持つ人間としてのリスペクトも混じった上での好きになる。
2次元のすばらしい絵や作品さえ生み出せれば、中の人が同性だろうと、素直に称賛できるのが良いオタクだ。なんでもアレコレ結びつけてワガママを押し付けたりはしない。普通はそれくらいの理性的分別はできる。オタクを舐めると天誅がくだるぞ。
むしろ、オタクコンテンツ理解のない一般の人のほうが、なんでもアレコレ結びつけてギャーギャー騒ごうとするのだ。理解が及ばないから、恐怖にとらわれて敬意を欠き、ワガママな要求を当然と思ってしまう。
世の中、いつも練度の低い人間がネックになるのだ。
特に美少女ジャンルにおいては。最近はVTuberだとしぐれういや犬山たまき、YouTuberだとクリムゾンや西沢5ミリなど、イラストレーターや漫画家が配信者として活躍しているケースが増え...
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SNSにいるキラキライラストレーターは全体のごく一部ってのをまず理解しようか