2022-12-21

マイナンバーカードが不親切すぎてめっちゃ困った

2万ポイントが貰える申請期限が12月末と目前に迫って、急いで申請している人もいるだろうから注意喚起も兼ねて書く

申請期限2023年2月末まで伸びたらしい ありがとう教えてくれた人(追記

簡単に話すと

マイナンバーカード電子署名を自端末で読み取ると前の住所しか読み取れない」

しか自治体で読み取ってもらうと新住所が読み取られる、という謎の事態が発生していました。

結論

マイナンバーカードを持ってる人は引越ししたら引越し先で署名パスワードを再設定してもらうこと

事の発端

私は昨年末A市からB市に引っ越して、一昨年あたりにA市でマイナンバーカード作成済だったので、マイナンバーカードを使って転出転入届を出した。

転入時にマイナンバーカードの券面記載事項も新しい住所に修正してもらったし、

電子署名が住所が変わると失効すると聞いていたので、B市で再発行してもらった。

ある日戸籍謄本必要となり、本籍地自治体マイナンバーカードを使った電子申請可能だったので

自治体申請サイト指定電子署名読取アプリインストールして、申請を行った。

すると読取住所がA市のままだったのだ。

結果今の住民票との連携が取れず、エラーになってしま申請は行えなかった。

疑問に思ってB市役所に行き、電子署名再確認をお願いすると、B市で登録されているとのことだった。

局面倒くさくなり実家に連絡して謄本を取得してもらった。

それから半年経った昨日、マイナンバーカードを使ってふるさと納税ワンストップ特例制度申請

ダメ元で行ってみると、やはり読取内容はA市のまま。

ちなみにマイナンバーカードを持っている人は知っていると思うがマイナンバーカードにはパスワードが4種類ある(作成時に設定する)


ワンストップ特例の申請にはこのうち上2つの入力必要だった。

結局A市の内容では実際の情報電子署名の内容が異なるため申請が出来ない。

このままでは不便なのでB市のマイナンバーカード交付センターに直接聞きに行った。

交付センターにて

私「すみません、昨年末B市に転入してきたときマイナンバーカードの券面事項と電子署名更新してもらったのですが

  実際読み取るとA市の情報が出てくるんですよね...何か原因ご存知ないですかね?」

交付センターの人「そんなことあるんですか?ちなみに読み取るってなんのアプリで...?」

私「さとふるですね、ワンストップ特例のオンライン申請をしようとしていて。」

交「なるほど、一応券面情報確認してみますんで4桁のパスワード入力してもらえますか?」

・・・入力・・・

交「確かにB市になってますね...アプリ不具合じゃないですかね?さとふるの方に確認してもらえますか?」

私「いや、でも以前戸籍謄本を取得しようとした時にも読み取り情報がA市のままだったので、今回だけじゃないんです。

  (読み取る情報アプリごとに違うなんてあり得るのか?不具合だとして致命的では?)」

交「そしたらそちらの自治体や、あとは税金の方の窓口に聞いてもらえますかね。

  僕もそこまで詳しくなくて、この窓口ではパスワードの設定とか券面事項の確認しかできないんですよ...

  ワンストップ特例は紙でもできますし、今券面事項はB市になってるんで行えますよ!僕もいつも紙でやってるし」

私「そりゃそうですよね、オンライン申請今年からなんで。紙でもできますけどオンラインで出来ればやりたいなって思ってまして。

  ちなみにパスワードって2種類とかありますよね?数字の方とそうじゃない方。参照できる情報って違ったりしてませんか?」

交「そうですね、まあ僕あんまり詳しくないですけど

  そしたらそっちのパスワード設定も一応見ますよ、6桁以上のやつ覚えてます?」

私「覚えてます

交「・・・・設定されてないですね。設定しますか?これ税とか確定申告とかのやつなんであんまり使わないし必要ないと思いますけど」

私「(設定されてない?発行時に設定したはずだし昨日さとふるでパスワード入力して突破できたぞ?)

  確定申告用ならワンストップ特例の申請関係あるかもしれないのでお願いします」

交「あんまり必要ないと思いますけどね、はいここ入れてください」

・・・入力・・・

交「はい、設定しました。僕らの方で出来るのはここまでですね。」

私「もし問い合わせてもだめだとして、破損扱いで再発行できますかね?」

交「失くしたとか、顔が気に入らないとかなんでもいいですけど再発行にはお客様都合で1000円かかりますよ」

私「紛失にすると警察への届け出番号が必要って聞いたんですけど」

交「あ、そうかもしれないですね」

私「(知らへんのかい) ちなみに再発行っていまどのくらいかかってますか?」

交「今申請いただいてお手元に届くまで1か月~2か月かかってますね」

私「そうなんですね、わかりました。ありがとうございました。」

その後

というわけで結構めんどくさくて、上では敬語で書きましたけどめちゃくちゃため口で話されながら

マイナンバーカード交付窓口の人なのにあんまり詳しくないと繰り返しのたまう人に手続きしてもらいました。

(めちゃくちゃイラついた。年下の女でも普通に敬語で話してもらえると嬉しいのにな!こっちも敬語で話してるし!)

個人的には署名パスワードが設定されていなかった部分に引っかかっていたので、再設定してもらったものを試すため

一度マイナポータルで読取、新しく設定した署名パスワード入力

「住所 B市cc町n丁目・・・

直っている!!!


その後さとふるで確認したらちゃんとB市の住所で読み取ることができて、無事ワンストップ特例のオンライン申請を行えました。

推察

私もそこまで詳しくないですが()B市転入時に電子署名を再発行した際、パスワードが未設定のまま登録されていたのではないかと思います。(それは許容されていいのか?)

なのでパスワードを入れてもA市情報しか参照できなかった。

パスワード自体は覚えているのであらゆるサイト突破出来てしまうこと

転入前の電子署名(これは失効しているはず)のものが参照できてしまうこと

自治体で読取確認してもらうときには4桁のパスワード入力だけで参照出来て、かつ新電子署名の内容が確認できること

上記の複合要素により、自治体で読み取ると更新されている、そのはずの電子署名が自端末では読み取れず

原因が全く分からない事態に陥っていました。

この推察が正しいのかわかりませんが、少なくともマイナンバーカードの窓口担当者の人、国のマイナンバーカード担当の人の目に留まって

もっと大々的に、転入した際の署名パスワードの再設定をアナウンスしてもらえないですかね?

パスワードが未設定になることとか全然どこにも書いてなかったですし、各自治体窓口の人も知らないのでは?

そもそも失効しているはずの前の電子署名が参照できる仕様なのもどうかと思いますが。

めちゃくちゃ不便で困ったけど解決したので今同事象で困っているひとの目に留まればいいなっていうそんな気持ちで書き残しておきます

  • くっそどうでもいいけど、12月末じゃなく2月末までに延長されました

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん