2022-09-26

車椅子の方」

エレベーターから降りたら、ちょっと見えにくい位置車椅子の方がエレベーター待ちをしていた。

私が降りた後で乗り込むので、どうしたってワンテンポ遅れるのだけど、そのワンテンポの間にエレベーターの中のおばちゃんが「閉」ボタンを押してしまった。

閉まるドアを押さえながら「まだ、車椅子の方が乗られるので」とかエレベーターの中のおばちゃんに声をかけたら、

おばちゃんは「あら、そうなの。ごめんなさい」みたいな感じで車椅子の方がエレベーターに乗り込むのを待ってくれて、

エレベーターは無事、おばちゃん車椅子の方を乗せて出発してったんだけど、

果たしてわたしはわざわざ「車椅子の方が」と言うべきだったんだろうか。

電動車椅子で、最新式のエレベーターだったか別に介助も要らなかったし、

車椅子には言及しないで「まだ乗る人がいるので」でもよかったんじゃないか

エレベーターの中のおばちゃん』の対義語が『エレベーターの外の車椅子の方』なのは差別なんだろうか。

でもなあ。

「まだ、おばあちゃんが乗るので」や「ベビーカー乗るので」とか「ちっちゃい子いるので」だったら

エレベーターの発車を待ってもらうためのただの申し送り事項で、伝達が必要特記事項に過ぎず、

別に差別だとは思わないしなあ。

咄嗟一言、失礼だったかなあ。

エレベーターに乗るのを待ってたあのお姉さんが、嫌な思いしてなかったらいいんだけど。

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