2020-05-13

Twitterデモユニークユーザー数と他SNSとの分断を考察

長文です。本投稿政治的思想法案への是非について方向性を示す意図は全くなく、純粋SNSによってとてつもない数値の差があることが『面白い、気になる』と思って書く落書きです。

本当はTwitterつぶやきたい落書きなんだけれど、『なに上から見てるんだ、お前はどっちなんだ、お前はわかっていない』と責められるのが怖いのでアノニマスダイアリーへ。

#検察庁法改正案に抗議します というハッシュタグ投稿Twitter上で『数百万回つぶやかれた』というのが話題になった。

InstagramFacebookでの温度差について

件のハッシュタグで、インスタでは現在3,500件の投稿がありますが、日曜日の終わりの段階では2,430件だった。

https://www.instagram.com/explore/tags/%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%BA%81%E6%B3%95%E6%94%B9%E6%AD%A3%E6%A1%88%E3%81%AB%E6%8A%97%E8%AD%B0%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99/

調べると大体書かれてる各SNS国内MAU

Twitter =4,500万人

Instagram=3,300万人

Facbeook =2,600万人…から下がっているところ

参考:https://gaiax-socialmedialab.jp/post-30833/

比率的にはInstagramFacebookでも盛り上がっても全く不思議ではないのに、Instagram投稿数は全体のMAUTwitterと比べるととても現実的な数値。ここ2日間は1日500件ペースですが、#クラフトビール というハッシュタグがたしか1日800件ぐらいです。多いのか少ないのか。

またFacebookに関しても、自らのタイムラインをさかのぼった限り、200人中1件のみ。それも抗議の旨というよりはTwitterでそういうことが起こっている、という話題として。

なぜインスタ、FBではそんなに盛り上がってないのか

このとてつもない温度差はなんだろう。

ムーブメントを広げたい相手は誰なのか

TwitterFacebookInstagram住民雰囲気も全く異なるので、『住んでる人と目的』が違う3つの巨大SNSでどう最適化するかが大切だと考える。

…おそらくまた『週末にTwitterだけで』台風が起こるんだろうな、という気がする。

Twitterデモユニークユーザー数、実態はどれぐらいなのか

普段アクセス解析する時に重要視するのはユニークユーザー数。ウェブ広告をやっていない限り、『ファン実態数』をはかるにはPVよりもUUDAUMAU重要だと考えます。(PVサイトの仕組みに左右されるし)

その観点から。今回のようにSNSを通じたムーブメントが起こった場合、『実態に近いUU』は1人=1アカウントに近いFacebookInstagramと考える。

Instagramから逆算していく
実際使われたアカウント数は59万アカウント

https://note.com/torix/n/n5074423f17cd

このnoteの解析では『59万アカウント』と集計されているけれど、これは「使われたアカウントの数」であってUUを示すものではない。でも10万人ということはなくて、20〜30万人ぐらいは投稿したのかな。

なお、ちなみにnoteでは本件に関しての投稿数は240件ぐらい。

この5万~30万人を「多い」とみるか「少ない」とみるかは物差しによって異なるので多い・少ないについては断定しない。国政選挙で見たら少ないけど、実際の集会になればムーブメントが起こっている実感を得られる数値。

③ 数万人のムーブメントを“数百万人のムーブメント”に見せた先の未来

どんな数値でも「いかミスリードしないか」を念頭におく。

もし実態では数万人のムーブメント(←これでもじゅうぶんすごいと思う)を“数百万人”のムーブメントに見せ、そしてマスメディアを動かした今回の手法。言い換えると、この手法Twitterがなんらかのアルゴリズム変更をしない限りは、どんな政治団体でも、どんな宗教団体でも、どんな広告キャンペーンにでも使える。

先のような手法で、対立する側からバズが起こったら

※実際に起こり始めているけど

この先は怨みつらみのカオスしかない。居心地が悪くなってしまった人から別のSNSウェブサービスへの移動が起こるんだろう。かつて2chから人が流出したように。

もし一部邪推の通りbot的な投稿で数百万をかさまししていたとしたら

Twitter側は本来的なツールの使われ方をしていなかったと判断し、対策を講じるでしょう。

この手法がもし使えなくなったら『この伝家の宝刀果たして次の選挙が見えない今抜くべきだったのか?』と思う。マリオカートの序盤で赤甲羅使いまくってる感じ。

たかネットツール

むかし2ch住民だった自分感覚的には、「埋め」で瞬間で200投稿ぐらい埋まるし、新スレッドが立つ。それが1日いつくも立ち上がる。

2chの1日の投稿数はこの10年間、200~300万。

http://merge.geo.jp/history/sboard/

便所の落書き”でもそれぐらいの投稿数があるわけで――たかネットツールの“投稿数”に意味はない。別に2ch世界は変わらなかった。

インスタは『体験』を発信するSNSから人の投稿がより実態身体性があるなあと感じるし、noteのように「長文前提」のツールちゃんと“思想や主張”が読めるので身体性があると感じる。

Twitterは良くも悪くもとても「中身のない言葉投稿やすい」2chに近いツール。だから好きなんだけど、ほんとうは。根暗からやっぱ落書きツールが心地いい。もし外出制限がなく、普通に春に外出を楽しめていれば、純朴な人が“たかSNS”にそんな時間を割いたり、感情を揺さぶられたりしなかったのだと思うので、早く日常が戻ることを祈って。

  • FacebookやInstagramは「気に食わない発言をしたやつと議論するのではなくて、生活を破壊することによっていうことを聞かせる」って手法をネトサポがとるようになってきたからでしょう。...

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