子どものとき裸の大将の映画を親が見てたのを横で見てて、なぜかすごく怖かった。
いい大人がすごく無邪気ににこにこしてるのが怖かったのか?
うーんたとえは悪いけど、氏賀Y太のマンガで似たようなのを後々読んで、やっぱりやばいよなあと改めて思ったんだよな。
氏賀Y太のマンガで裸の大将みたいなのが出てくるやつがあってさ。
あと思い当たる点といえば、親が知的障害児施設で働いてたんだけど、たまに子どものときに職場に行ったんだよ。
あいつらみんないいおとななのにニコニコしてて子どもみたいで不気味だったんだよな。
もちろん親にはそんなこと言えなかったけど。
だからいつも距離置いてたわ。何されるかわからん怖さがあったから。
あー似たような話といえば、小学校低学年のときに同じクラスにダウン症のやつがいたんだけど、そいつが遊びのときにルール守らないんだよ。
そんでそれを親に愚痴ったら、○○くんは病気だからねえみたいに困った顔で笑いながら言うんだよ。
だから俺はそれを聞いて、あ、これは言っちゃいけないやつだったんだって思って、慌ててあからさまに「そういう遊びのルールは守れないけど、すっごくピアノとかうまいんだよ!」みたいにフォローしてさ。
子どものときからすげー気を遣ってたから今ひねくれてんのかなあ。
最近っていうには結構前だけど、乙武さんのレストラン事件もあったし、やっぱりどこかしら怖いって感じはある。
言い方は悪いが、得体の知れない不気味さみたいな。