イセオサム会議

docomoとGoogleの契約内容が変更されるという話が、
正式に形になって出てます。
（追記：どの程度の契約になるかの詳細は、リリースを待ちます）


■今回の発表



見事に、Googleさんがいなくなる。
※追記：トップに1枠のみの予定。　5/11より


この2年の出来事は、モバイルリスティング広告の歴史を考えると、
おそらく一番インパクトがあり、市場も拡大した提携。

■2008年の1月当時
docomoとGoogleが提携を発表
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/24/news068.html

http://www.d2c.co.jp/library/download/lis_iMenu_basic_4-6_100303.pdf


ここから、モバイルリスティング広告の市場は一気に伸びました。



しかし。
時代の変化は早いものです。




■モバイルリスティング市場に影響を与えそうなところ



2010年以降の伸び率は、feature phoneに限って言えば減る可能性はあります。
（新たな商品の設計次第ですが）
※本データが2007年当時のものなので、
　そもそもの不況による広告費縮小、smart phoneによる検索の急増は
　ほぼ含まれていないと考えてよいと思います。



■Googleが考えそうなこと。

「Androidになればこっちのもんでしょ」
　→OS自体そうですから。

「もう、feature phoneはいいかなあ」
　→広告販売は、D2Cに任せておいて・・・

「Googleの勝手サイトを盛りあげようぜ」
　→事実、2009年にはかなりの機能実装、テストマーケティングを行っている。
　　gmail連携、その他機能はキャリアの検索窓だけでは実現できないため、
　　勝手のGoogleを使ってもらった方が利用の幅が広がる。

「よいテストマーケティングできたよね」
　→そもそも、契約が2年だったということなので、
　　モバイル検索のテストマーケティングをするには、
　　モバイルが進んでいた日本市場が格好の機会だったと考えるべきでしょう。

「Jさん、ありがとう。お疲れ様！」


※すべて推測です。