昨日(9月6日)の午後4時半ごろだと聞きました。
うちの保有する賃貸マンション「タワースクエア東向島」の4階の1室が爆発しました。
賃貸マンションを保有する「不動産投資家」さんで、ボクのブログを読んでくださってる人も多いと思います。
大家歴18年のボクでも、もちろん初めての経験です。
貴重な体験をなるべく包み隠さず、共有したいと思います。
入居者さんのプライバシー。個人情報の取り扱いに最大限の配慮を致します。
事件当時は、茨城県土浦市におりました。
経営する接骨院の一つ「ほねつぎ土浦東並木はりきゅう接骨院」で施術を受けていました。
午後5時ごろ、一通りの施術を受けて、自社のクルマで帰宅。
その際に長年お付き合いしている管理会社「アースウィンド」さんの管理責任者から電話で一報。
「タワースクエア東向島の4階の1室が爆発、火災になりました。現在鎮火しているようですが、随時ご連絡します」
驚きました。同時に現場に向かうことにしました。
クルマで向かう車中、向島消防署さんからもお電話
「おたくのマンションで火災が発生した。至急こちらに向かってほしい。鎮火していない。消火活動中。」
事態は相当深刻だと理解しました。
真っ先にアタマに浮かんだのは、「入居者さんの安否・現状」
加えて、ここは経験上重要な事項です。「火災保険の存在」
どんな被害になるんだろう。高額な費用になるのか。
大家さんなら入居者さんの安否の次に、ここを心配すると思うのです。
経験的にいうと、「必要な出費は全額負担すると覚悟を決めていい」です。
現場つくと、とんでもない状況でした。消防車・パトカー。数十台。ヘリが飛んでる音もしました。
爆発した部屋の破片みたいなものが道路に散乱していました。
自分より先に管理担当者さんが来てくれていました。
ボクを見つけて駆け寄ってくれました。
「消防によると、鎮火の確認作業をしているそうです。入居者さんがうちに帰れないかも。
宿泊先を手配していいですか?」
「もちろんです。ホテルでの宿泊代は全額もちます」と答えました。
ここで意識に「火災保険がある」のとないのとで、動揺が違うのです。
経験上、全額下りる確信があります。即答、太っ腹でいい。
入居者さんのためにゼンリョクを尽くすことだけを考えていいのです。
現場に着いて、いろいろ判明しました。
4階の一室で爆発。相当大きなもの。お一人救急で搬送されたものの、亡くなった。
被害者はその一名。
爆発の原因は、警察と消防で確認中。
その後、だんだん心配になってきたことがあります。
「ちゃんと普段の消防の点検してたっけ。こっちに原因はなかったかな」
ここには、自信があります。ただ、爆発の原因の連絡はありません。
一抹の不安がないとはいえませんが、ほぼ完全に点検義務を全うしている確信があります。
東向島町内会さんから、会の施設の宿泊をご提案頂きました。
墨田区役所の危機管理課さんの手配です。
とてもありがたかった。即応してくれる役所の部署があったのです。
入居高齢者の方で、ペットを飼っておられる方。
「ホテルでペットを受け入れてくれない。新宿に受け入れホテルを見つけた。そこまでタクシーで行っていいか」
即答でOKしましたが、むしろ近所の町内会施設がいいんではと考えました。
後になって町内会施設で宿泊と聞きました。
関係者ってことで、現場に入りました。
爆発の規模のすごさが理解できました。
4階の現場そのものはムリでしたが、1階下の3階のエレベーター
風圧で、大きく破損。
現場に2時間ほどいましたが、入居者さんとの連絡が全員と取れた。
現場の消防本部が撤収。管理会社の担当者さんを後に帰宅することにしました。
その後、火災保険の証書を確認して、ラインでつながっている保険代理店さんにも事故報告。
幸い、即応してくれました。いろんな人たちに支えられています。実感します。
そこまでやって今日の朝を迎えました。
その後の進捗をまた、ブログに書いていきます。