Aki_G_Yume_Project’s blog

定年退職後のスローライフを楽しんでいます

「アド街ック天国:立会川」について語る

つい先日、テレ東の人気番組「アド街ック天国」で、私の”元”地元「立会川」が紹介されました。

立会川|2024年12月7日|出没!アド街ック天国:テレビ東京

皆さんは、「立会川」などと聞いてもピンとこないでしょうね。品川駅から京浜急行線の各駅に乗って五つ目の駅です。そう、各駅停車しか停まりません。

京急の駅の中でも、もっとも鄙びた駅でしょう(個人の感想です)。

地理的には、東京都品川区東大井2丁目、第一京浜(国道15号線)沿いにあります。旧東海道沿いではありますが、「品川宿」(シンゴジラの第三形態”品川くん”が立ち上がったあたりw)からはだいぶ南に外れています。

私は大学を卒業するまで、JR「大井町」や京急「鮫洲」近辺に住んでいましたので、地元といえば地元です。

この付近には幕末の史跡がたくさんあり、番組でも解説されていましたが、母校「浜川中学」は旧土佐藩の品川下屋敷跡です。

ちなみに、もうひとつの母校「立会小学校」は旧仙台藩の下屋敷跡ですし、なぜか立会小学校の敷地の横には、幕末の四賢侯のひとりでもある土佐藩の「山内容堂」公のお墓があったりします。その他にも、近辺には幕末の偉人(伊藤博文、岩倉具視、松平春嶽、等々)のお墓があります。

さて、番組で取り上げられていた、私にとっての最大の”謎”は、あの「坂本竜馬」の銅像が立会川駅のそばに立っていることです。

竜馬の年表を見ると「嘉永六年(1853年)6月 ペリー艦隊が黒船4隻を率いて浦賀沖に来航。竜馬も品川海岸の警備にあたる」とありますので、下屋敷で寝泊まりしていたのは確からしいのです。

でも、竜馬が品川の下屋敷にいたというのは聞いたことがなかったので、かなり後付けの話のようですね。きっと歴史好き&竜馬好きの人が掘り出してきたスクープなのでしょう。

でも、まあ、「坂本竜馬像」(初代はFRPのしょぼいやつ)があることで、それだけでなく「品川砲台跡」や「鈴ヶ森刑場跡」といった史跡が再び注目されるのは良いことかな、と思います。

 

「立会川=大井競馬場の最寄り駅」のイメージが圧倒的に強いですが、とてもディープな東京の下町の雰囲気が味わえますので、この方面にお立ち寄りの際は、ぜひ一度「立会川駅」近辺を散策していただき、”幕末の残り香”を感じてくださいませ。

ガンバレ、立会川!

 

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