株式会社アライドコーポレーション(本社所在地:神奈川県横浜市 代表取締役社長:氏家勇祐)は、2024年10月25日(金)にタイ・バンコクにオープンした
「MITSUKOSHI DEPACHIKA」内にて、日本産の青果物を主軸に取り扱うショップ「FRUITS HEARTS」の営業を開始しました。

■出店背景　株式会社アライドコーポレーションは食品商社として、タイ料理食材の輸入事業と青果物・加工品の輸出事業を主に展開しています。
青果物・加工品の輸出事業では日本の産地から海外の販売店まで一気通貫の最短ルートで商品を届ける独自の流通網を構築することで、鮮度が高い商品を適正価格で販売することを可能にしてきました。これまでの事業内容に加え新たにリテール業を展開することで、タイ・バンコクにおいては商品を日本の産地からタイの最終消費者へ直接販売することを可能とした新たなビジネスのローンチとなりました。

■「FRUITS HEARTS」ショップについて

この度オープンした「MITSUKOSHI DEPACHIKA」の「FRUITS HEARTS」ショップの青果売り場面積は218.4㎡と大型であり、日本産の青果物や加工品の販売に加え、現地タイの青果物販売の他、カットフルーツ、スムージー、フルーツサンド*、焼き芋などの販売も行っています。
弊社が世界一美味しいと考える日本のフルーツをもっと世界中に広めてファンをつくることこそが、日本の農業の継続的な発展に繋がると信じ、この「FRUITS HEARTS」という名称をつけました。
*フルーツサンドなど一部商品は2024年12月7日(土)からの販売となります。

＜県産品フェア開催について＞

今後は「FRUITS HEARTS」の売り場と「MITSUKOSHI DEPACHIKA」のイベントスペースを活用して日本の都道府県の県産品フェアを開催する予定となっています。
すでに福島県とは2025年夏に桃などの県産果物を中心的にPRする福島フェア開催にむけての協議が進むなど、日本の青果物のファンづくりのみならず、インバウンド観光客を見込んだ「県名PR」への取り組みも計画中です。

■青果物・加工品の輸出事業について

2015年に青果物の輸出を開始したきっかけは、海外で販売されている日本産フルーツがあまりにも高額で、一部の富裕層しか買えない現実に衝撃を受けたからです。
日本のフルーツの美味しさをもっと世界に届けたいと考え輸出事業を開始しました。開始当時わずか12.8トンだった輸出量は、2024年度には1,500トンの着地見込みです。
消費のボリュームゾーンである現地の中間層の手にも届く仕組みを作るべく、各地の生産団体とパートナーシップを結び、互いに知恵を出し合い、その年ごとの出荷計画と買取価格を協議することで、適正価格での輸出を可能にしています。