2024/12/22 - 2024/12/22
7310位(同エリア26426件中)
せいじさん
3日目の日曜日、天気快晴です。午前は西大門刑務所歴史館、午後は徳寿宮エリア、ソウル駅に行くことにしました。地下鉄を乗り継いで独立門駅(トンニンムン)へ、外に出るとソデムン独立公園です。
その国を知るには、歴史を知ることから始まります。
入口に独立門があります。1898年6月に独立協会が自主独立のシンボルとして、市民から基金を集めてたてられました。それ以前は、中国、明の使臣を迎えるために建てられた迎恩門がありました。独立門の前に、撤去された迎恩門の支柱が建てられています。
朝鮮は古くから中国、この当時は明との深いつながりがありました。中国との関係を対等にしようと運動が起こりました。これが独立門のできた経緯です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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説明文 日本語説明もあります。
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拡大しました。
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拡大しました
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3.1独立宣言記念塔
1919年3月1日の独立運動、タプコル公園にあったのをこちらの独立公園に復元しました。独立宣言文が刻まれています。柳宗悦が運動に深い理解と連帯を表明しました。 -
独立宣言をすすめた代表33人が刻まれています。
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柳寛順(ユ・グァンスン)烈士像
3.1独立運動に参加して西大門刑務所に収監されて拷問で亡くなった。17歳でした。
烈士、義士、義兵など独立運動に参加した人びとに付けられています。 -
西大門刑務所歴史館です。
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こちらが入口です。
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入口から入り、受付で日本のパンフレットを求めると、係の方が日本から来たのですかと問われました。日本語ガイドを付けますと言われました。お願いすると、流ちょうな日本語を話す現地のボランティアの方が私1人にマンツーマンで施設を1時間ほど案内してくれました。ありがたいことでした。
説明は丁寧で、日本の植民地支配下で独立活動家が弾圧を受けたことを説明されましたが、日本人一般を批判するということではないと強調されました。 -
最初の説明は、この刑務所ができる背景でした。日本は明治時代、今から150年前から朝鮮を支配するため、計画的に武力侵攻してきました。今のインチョン空港付近で起きた江華島事件、軍艦を派遣して朝鮮と軍事衝突を起こします。この事件の責任を問うという口実で、日本は日朝修好条規を調印しました。これは不平等条約で、日本に釜山などの開港、無課税特権、さらに裁判権を日本人には適用しない治外法権ともいえる領事裁判権を認めさせました。
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江華島事件(条約)
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日清戦争、私たちには言葉だけしか説明されていましたが、この戦争130年前ですが、朝鮮が主舞台だったのです。
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乙未事変(いつびじへん)1895年10月8日
朝鮮国王夫人の閔妃が、日本人軍人・公使らにより暗殺された事件。犯人の日本人らは日本へ逃亡した。 -
乙巳条約(ウルサ条約)
1905年に日本が韓国を事実上属国化した条約。第2次日韓協約。
この第2次日韓協約は、ソウルではいろんな場所で説明されています。
伊藤博文、林権助などが韓国国王に、条約を脅迫して結ばせました。
この条約に韓国では条約の無効をもとめて大きな反対運動が起こりました。
この条約で、韓国の外交権が日本に奪われました。国際的に独立国とみなされなくなり、統監府という日本の監督機関が置かれました。
韓国の歴史では重要な条約です。 -
1908年、日本が「京城監獄」として開所、1945年の解放まで抗日独立運動家らが投獄されていました。
ボランティアの方から、内部の説明を受けました。拷問部屋、拷問に使った器具、拷問方法、死刑場、獄舎などを。
なお、スマホアプリで「西大門刑務所歴史館」で検索すると、解説サービスを見ることができます。
ホームページは、www.sscmc.or.kr -
西大門刑務所歴史館のあとは、地下鉄を乗り継いで市庁舎前
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徳寿宮(トクスグン)
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徳寿宮の中には洋風の建物もあります。
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重明殿 徳寿宮の外に重明殿があります。
ここが1905年のウルサ条約(第2次日韓協約)締結された場所です。
この条約で、韓国は外交権が奪われ、日本の実質的な植民地に転落しました。 -
第2次日韓協約が締結された様子です。
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右側が伊藤博文、その左側正面は林権助
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ウルサ条約の写し
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そのあとは、地下鉄で1駅のソウル駅まで。旧ソウル駅は、いま文化施設に代わっていました。
クリスマスのイベントをしていました。
駅舎は、東京駅を設計した辰野金吾の弟子が作ったものです。
東京駅に似ています。 -
駅舎の前に立つのは、3.1独立運動後に朝鮮総督として赴任した斎藤実に爆弾を投げた 姜宇奎です。独立運動家で韓国国内で評価されています。
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遠くソウルタワーがよく見えました。
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歩いてホテルに戻る途中、お店の看板
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食欲がわきましたが、屋台でおでん、焼きにくを食べていたので最後の晩は部屋で韓国のカップ麺で済ませました。
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