世界遺産ラヴォー地区の中にあるサンサフォラン、エペス、リヴァ、リエ、グランヴォー、リュトリーという村や町をご紹介します。

スイス・ロマンドの美しい街18　世界遺産ラヴォーのブドウ畑に点在する村や町

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2024/10/19 - 2024/10/26

28位(同エリア138件中)

エリア

レマン湖周辺(スイス)

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10月後半の土曜に二回に分けて、世界遺産ラヴォー地区のブドウ畑の中をハイキングしてきたのですが、その時訪れた小さな村々がとても魅力的だったので、こちらでご紹介します

ラヴォー地区の葡萄畑文化・芸術・歴史
10月19日(土）まずはサン＝サフォラン/Saint-Saphorinにやってきました

(￣▽￣)b　サン＝サフォランは「スイスの美しい村」の一つなんですよ
湖岸にあるサン＝サフォラン駅から道路の下をくぐって村に出ると、目の前にレストランがあって大勢の人で賑わってました
レストランの裏手から坂道を上っていきます
いくらも歩かないうちに村の中心部に出ます

周辺にはレストランやワイン関係のオブジェがぽつぽつ見えます
ワインの銘柄はもちろんサン＝サフォラン
サン＝サフォラン教会/Église de Saint-Saphorin

(￣▽￣)b　ゴシック様式の外観が特徴的な教会は1520年建造で、地下には590年頃に建てられたガロ・ロマン期の教会も眠っているとか
もともとカトリックの教会でしたが、16世紀の宗教革命の際にプロテスタントに改宗したそうです
Église de Saint-Saphorin
この時は何かアートイベントの開催中だったみたいで、祭壇はこんな感じになってました
脇のほうに仮の祭壇？が置かれてました
教会の前から見た村の様子
ブドウ畑の中をてくてく歩いて、次はリヴァ/Rivazにやってきましたよ
リヴァは地図で見た感じ、小さな村だったのであまり期待しないでやってきたんですが、なんかイイ感じ(語彙ｗ）の町並みで驚きました
小さな村なのに、このワイン関連の店の多さと来たら・・・

週末のせいか開いてる店は見かけなかったんですが、建物のあちこちにある看板が素敵でウロウロしてました
Rivaz
Rivaz
Rivaz
リヴァの町並み
リヴァを出てさらにエペスまで歩いたんですが、この日は村には寄らずにハイキング終了しました
10月26日(土）この日はエペスからハイキングを開始しました

(￣▽￣;)　エペス村へは駅から長い階段と坂道を上っていくんですよねｗ
階段の途中に、なんかスピーカーみたいなオブジェがあって、ＱＲコードがあったので読みこんで見ると・・・
自分のスマホで聞いてくれという・・・

(￣▽￣;)　スピーカー風オブジェ自体はただの張りぼてなんやなｗ
坂道の途中で振り返って・・・
エペス村を見上げて　( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．
(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
村のはしっこに到着～
さらにブドウ畑の中の道を歩いていきます
エペス/Epessesはこじんまりとした素敵な村ですよ～
ブドウ畑の中の坂道を進むと村の中に出ました
この辺りが村の中心かな？
またあのオブジェだぜｗ

ちなみに村のあちこちでこのオブジェ見かけました
この辺りはちょっとした広場になってます
噴水に秋らしい飾り付けがされてました
じー
ワイン村らしい一画
エペス産だろうな
何気ない路地
村の高台まで来ました
ワイン畑が一望できます
コルニッシュ通り/Rte de la Corniche という村を横切る車道沿いを歩いてます
細い道のわりに交通量があるので気を付けて歩いてます
Epesses
Epesses
Epesses
村の端まできました
エペスを出て、次はリエ/Riexに向かいます
リエが見えてきました
リエも地図では小さな集落のようだったので、あまり期待しないできたんですが、予想に反して雰囲気の良い町並みだったなぁ
レマン湖に面する斜面の上のほうにあるんで、村の中に凄い高低差があるみたいです
レストランの窓辺、洒落てるねぇ
Riex
Riex
リエの次はグランヴォー/Grandvauxに行きます
グランヴォーの甍の波
グランヴォーは全然事前知識なしで来たんですよね
ラヴォー地区ではワインが飾られている小さな小窓をよく見かけました
Grandvaux
Grandvaux
教会がありました
プロテスタントっぽいな
教会の前にワインが飾られてるのがいかにもって感じ
広場らしきところに出ました
ブドウ畑を見下ろす展望台みたいになってます
広場のはしには「Corto Maltese」というキャラクターの銅像が立っています
Corto Malteseが見ている風景、絶景だよね
ハイキングも大詰め、いよいよ最後の町、リュトリーにやってきました
リュトリー/Lutryの旧市街
Lutry
花屋さん
( ´∀｀)キレイ～
秋らしい彩のリース
リュトリーはレマン湖岸にある町で、湖岸のプロムナードでは日向ぼっこしながら一杯やってる人たちや、散歩やジョギングしている人など見かけました
アール広場/Pl. des Halles
ここは毎週土曜に朝市が開催されるそうなんですが、さすがにもうほとんど片付けに入ってましたね
広場の一角にあるVincent というパン屋兼ケーキ屋兼カフェ
なぜかお猿さんが・・・
Vincent - Boulangerie - Pâtisserie - Confiserie - Tea-Room
入っちゃった～　( *´艸｀)

(￣▽￣)b　店頭で販売しているパンやケーキは、中で飲食する時でも最初に支払います
飲み物は席に着いてから注文しますよ
ドイツ語圏で生活している身としては、フランス語圏に来た時はデザートは素通りできないんですよｗ
(-_-;)　同じ国なのに何故こうも差が出るのか・・・
一つに選べなかったんや！

でもパリブレストとミルフィーユは止めた自分をほめてあげたい
さて散策再開～
Place de la Couronne
Lutry
Lutry
あら、
( *´艸｀)　猫ちゃん～
Lutry
教会が見えたので行ってみます
Temple de Lutry

1025年に建てられた修道院が元になっていますが、1344 年の大火で町の大部分とともに焼失、ロマネスク様式の建物でしたがゴシック様式で再建されました

(￣▽￣)b　入口のアーチなど、今も部分的にロマネスク様式の痕跡が残っているそうです
1536 年の宗教改革でプロテスタント教会に変りました
美しい天井
実は外に出るときに牧師さんと一緒になりまして、(鍵をかけるのを待ってくれたみたいです）ドイツ語はほんの少しとおっしゃる牧師さんと、フランス語は全く分からない私なので、会話がろくに成立してなかったのですが、一生懸命説明していただきました

こちらのファサードは新しく、18世紀の外観に修復されたものだそうです
窓の両側に二匹の小さな猿がいるのですが、リュトリーっ子のことをあだ名で猿というそうで、町のあちこちで猿を見かけるんですよ
Rutry
教会の周辺を適当に歩いていると・・・
リュトリーの役場に出ました
Rutry
あれ？ガーゴイルじゃなくて猿じゃない？
いよいよ電車の時間が迫ってきて、慌てて競歩で駅まで戻りました

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ぶどう畑さん 2024/11/15 17:34:07

素敵な村の紹介、ありがとうございます！

kawakoさん

ぶどう畑です。
Kawakoさん

ぶどう畑です。以前にもラヴォーを散策されているkawakoさんの情報、大変助かります！！
行くなら10月前半ですね、ふむふむ。

妄想している旅行、実は、ミュンヘン・イン・アウトの壮大な計画。
前半は南アルプス方面をウロチョロし、ミッテンヴァルトからインスブルックを経由してチューリヒに移動。そこからラヴォーへ行って3泊したい。
湖沿いのホテルに泊まることも考えたのですが、グランヴォーのホテルを選んだ理由は、葡萄畑とレマン湖が望めるかなと。

今考えているスイス・パートは…。
1日目、15時頃、チューリヒに到着して宿泊。思い出のシュプリングリでお茶したい。

2日目、チューリヒからローザンヌ乗り換えでGrandvauxに昼前到着。ホテルのレストランでランチして、散策開始。
13時半頃のキュリー行きのバスで、Riexまで乗って、徒歩17分くらいでエペス村へ。エペスは迷っていたのですが、kawakoさん情報にルート変更。
エペスから、葡萄畑の道をRives村を通って、サン・フォランまで約1時間。このルートは、エペスを出るとしばらく上りのようですが、あとは下り坂。
サン・フォランから電車で移動してキュリーに行き、バスでグランヴォーに戻るルートを考えています。
もし、バスに乗り損ねたら、電車でローザンヌ経由で戻ればいいし。
ラヴォーに宿泊すると「Lavaux Transport Card」という電車やバスが乗り放題のパスが貰えるらしいのです。
https://lesechalas.ch/lavaux_transport_card/#:~:text=Lavaux%20Transport%20Card%20%7C%20Les%20Echalas,Mus%C3%A9e%20olympique%2C%20Chaplin's%20World%E2%80%A6)

3日目、グランヴォーからグリュイエールに足を伸ばす。

4日目、リュトリーまで歩いて、お昼ごろの船に乗る。偶然にも、Vincentでランチしようと思ってました。お店の雰囲気がわかって嬉しい！
船から葡萄畑の広がる斜面を眺めながらヴェヴェイへ。
https://www.cgn.ch/media/pdf/horaires/LNE-SG-Hiver-2024.pdf
湖畔をちょっと歩いてから、モントルーに行ってクィーンの博物館を見学。
＃ヴェヴェイもモントルーも以前に行ったことがあり、その時、シヨン城も行ったので、モントルーに行く目的はクィーン博物館♪

5日目、チューリヒに戻る途中フリブール駅に荷物を預けて、ムルテンを散策。フリブールに戻ってチューリヒへ。

6日目、チューリヒからマイエンフェルトへ足を伸ばし観光。

7日目、ミュンヘンへ

とこんな感じです。かなり欲張り…？
なにか気づいたことがあったら、ぜひアドバイスお願いします。m(_ _)m

kawakoさんからの返信 2024/11/15 21:11:07

コメントありがとうございます(*^▽^*)

すごい充実プランですね！
気になったのは、4日目のグランヴォー→リュトリーのハイキングと6日目のマイエンフェルトです。
ぶどう畑さんがどのくらい歩かれるのかわからないのですが、この二か所は意外と距離があったり坂がキツかったりで疲れますよ。

グランヴォー→リュトリーは約4キロ、一時間のコースですが、前半はあんがいアップダウンのある道、後半は長い下り坂が膝とふくらはぎにきます。
できればストックを使って歩きたい場所です。

マイエンフェルトではハイジ村まで行かれると思いますが、駅からハイジ村まではずっと坂道を2.5キロほど上っていくので大変ですが、土日は駅から直通のバスが走ってます。

ところで私のおすすめブドウ畑として、フィスパテルミネン村とヨーロッパ最高所のブドウ畑というのもあるのですが・・・ちょっと予定に隙間が無いですねｗ
旅行記もあるので一度お目汚しくださいませ。

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