
2024/10/01 - 2024/10/10
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FuttariHaretariさん
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この旅行記のスケジュール
2024/10/06
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エプタピルジオ要塞
2024/10/07
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この旅行記スケジュールを元に
2024/10に日本との行き帰り時差も含めて10日間で、北マケドニアとギリシャ北部を陸路で周遊する旅を実行しました。
初の陸路国境越えで、マイナー国のため情報も少なくビビりながらの旅でしたが、計画通り旅できました。己の備忘も兼ねて旅行記にします。
全然情報が無くて下調べの時に困ったので、少数例として参考にしていただけると幸いです。
こっちはギリシャ編です。北マケドニア編は別に旅行記作成しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
-
北マケドニアのスコピエから陸路(バス)でテッサロニキに入りました。
人生初の本格的な陸路国境越えです。
マケドニアの名称問題など、北マケドニアとギリシャは関係があまりよろしくなく、空路も陸路もあまり便数がありません。
少なくとも毎日一便は無いです。
空路の場合、スコピエ-アテネで、陸路はスコピエ-テッサロニキです。
もし、数少ないバスに乗り損ねた場合は、まずブルガリアのソフィアに行ってソフィアからテッサロニキに入るつもりでした。
運休も遅延もなく、無事国境越えです。
この地域はもともと雨の少ない土地柄で、カラッとした美しい青空が広がっていました。 -
ホテルILIOSにチェックインしました。
地球の歩き方にも載っている無難なエコノミーホテルです。
大通りのEgnatia通りに面しており、ロケーションはかなり良好。
バスステーションからは徒歩20分ぐらいでした。
テッサロニキはコンパクトな街なので、ここからホワイトタワーもアリストテレス広場も徒歩2,30分でアクセスできます。
部屋は簡素なシングルルームで、Wi-fiもまあまあ。
オフシーズンなので、お値段も一泊8000円弱ぐらいでした。
設備は最小限ですが、まあこんなものかなと納得できるレベルです。
ホテルのクオリティについては日本が世界最高かもしれないです・・・
長距離移動で疲れたので、この日は適当にテイクアウェイのファストフードで済ませて寝ました。 -
翌日は朝から行動開始です。
またしてもいい天候。10月初頭はまだ日も長く、20:00過ぎぐらいまで明るかったです。
まずはアリストテレス広場に向かいます。
テッサロニキは1917年の大火以降に大きく作り変えられた街ですが、ここは第二次大戦後にできた広場。
テッサロニキは緑が多く、目に優しい都市景観です。アリストテレス広場 広場・公園
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海と反対方向、坂を上っていきます。
テッサロニキは大火後に建てられたアールデコやアールヌーボーなど新し目のデザインのものが多く、いわゆるヨーロッパの街並みとは少し違う、昭和的なレトロ感が漂っています。 -
テッサロノキの上町(アノ・ポリ)です。
上町は大火の時に影響をあまり受けなかったため、下町側よりも典型的なギリシャ感が強いです。
静かでのんびりした雰囲気です。 -
エプタピルジオ要塞に着きました。
ビザンチン様式で建設されたかつての要塞で、その後は牢獄として転用されていたそうです。
物見の塔があって有料で登れますが、正直わざわざ入るほどでもなかった…
この辺は高台になっているので他にも眺めのいいところがあります。 -
上町から坂を下っていきます。
テッサロニキには「テッサロニキの初期キリスト教とビザンティン様式の建造物群」という立派な世界遺産登録物件があります。
まずはその構成資産のひとつ、ロトンダに行きます。
皇帝ガレリウスによって霊廟として建てられたものの、その後、教会→モスク→教会と支配者が変わるごとに祀る神様を変えてきた激動の歴史を象徴する建造物です。
撤去されずに残っているミナレット(塔)がイスラム教のモスクだった時代の名残です。
中も有料で入れますが、立派なフレスコ画が残っています。ロトンダ 寺院・教会
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ロトンダの内部はこんな感じです。
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こちらはロトンダのすぐ近所になるガレリウスの凱旋門。
ローマがペルシャに勝利したことを記念して建造された歴史建築です。ガレリウスの凱旋門 史跡・遺跡
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ガレリウスの凱旋門は4世紀の遺物なのですが、近づいてみるとかなり綺麗に装飾が残っていることがわかります。
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こちらも世界遺産登録物件のアギオス・ディミトリオス教会です。
5世紀の建築物で、聖ディミトリオスが殉教したとされる場所に建造されました。
中は無料で入れます。アギオス ディミトリオス教会 寺院・教会
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こちらは教会の内部。
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こちらは地下です。かつては公共浴場だったそうです。
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パナギア・ハルケオン教会。
工事中で入れませんでした…
隣はオスマン帝国時代の公衆浴場で、この街の支配者が変遷した痕跡を伺えますパナギア ハルケオン教会 寺院・教会
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テッサロニキのシンボル、ホワイトタワーです。
元々は牢獄ですが、今は待ち合わせスポットになってます。
海沿いの開放的なロケーションにあります。ホワイト タワー 史跡・遺跡
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日帰りツアーでメテオラに行きました。
切り立った岸壁の上に立つ修道院群です。
中世に建てられた歴史建築で、建設当時は縄梯子で少しずつ建材を運んで建設したそうです。
信仰の力は凄いですね。メテオラ 史跡・遺跡
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現役で残っている修道院は6カ所で、修道院によってオープンしている日が違います。
時間的に行けるのはそのうち2カ所でした。入場料は現金払いのみなのでご注意ください。
ツアー会社の言いなりになるしかないため、選択肢無し。
最大の修道院には行けませんでした… -
テッサロニキ、アテネから日帰りツアーが出てますが、絶対に周辺で一泊した方がいいです。全然時間が足りないので。
ふもとの村に泊まってトレッキングかタクシーで行くのが一般的なようです。 -
修道院からの眺めはこんな感じです。
奇岩群と修道院が織りなす絶景を見ることができます。 -
こちらはランチを食べたふもとのレストランから。
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この日のランチはムサカを食べました。
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テッサロニキに戻って夕食です。
グリークサラダです。
濃厚なチーズと、シャキシャキのみずみずしい野菜がとてもおいしいです。 -
タラのフライ。海辺の町なので魚介が美味しい。
ガーリックソースをたっぷりつけていただきます。 -
翌日です。最終日なのでテッサロニキでのんびりします。
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グリークコーヒー飲みました。
トルココーヒーと同じなんですが、歴史的経緯からギリシャではトルココーヒーと言われるととても嫌がられます。
これはグリークコーヒーです。
店はMikelというギリシャでは有名なチェーン店です。 -
日曜にいったらめっちゃ混んでて遠慮した考古学博物館。
平日なので空いてました。テッサロニキ考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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家屋売買の記録だそうです
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武器
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陶器
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美しいモザイク模様。
内容は大変充実していました。
実はテッサロニキにはメトロの計画があったものの頓挫したそうです。
理由は財政難と掘ると移籍が出て、工事がストップする問題。
ローマも京都も同じ理由でなかなか地下鉄が延伸できない。 -
ゆっくりできるのでちゃんとランチ食べました。
グリークミートボールです。 -
海辺のアレクサンドロス大王像。
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海辺を歩きます。開放的な街
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パラソルのモニュメント
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街中にひょっこり遺跡
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夕食です。ダコスというサラダ
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スモークしたサバ。もちろん美味い
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シーフードパスタ。
ギリシャではアルデンテが好まらないそうで、麺はかなりやわらかいです。
その代わり、麺がたっぷり魚介の旨味を吸っててこれはこれで美味しかったです。 -
日が暮れました
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ライトアップされたロトンダ。
これで旅もお終い。
テッサロニキは緑が多く、のんびりしたいい街でした。
4日いて日本人に2人しか会いませんでした。
なかなかの穴場だと思います。
翌日の便で帰国しました。
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