【2024年海外】中央アジア３ヶ国 #10 ～タシケントの街歩き（午後の部）モスク＆マドラサ見学 ～

午前中の市場見物を終えて、午後はモスク巡りに。
タシケント中心部にもいくつか大きなモスクがあるようで。

チョルスー市場から車で10分。
やって来たのはHazrati Imam complex。
complexという名のとおり、モスクやマドラサ、霊廟などがある複合施設です。

まずはモスクから。
正面から見ると綺麗な左右対称の建物。
奥にはドームも見える。

特に入場料は無し。
大きな門をくぐって、中へ。

内部は中庭のような造り。

植え込みにはバジルがわさわさ。
これだけ陽射しが強ければグングン育つだろうな。

さて、内部も少しお邪魔してみます。
男性の入口は右側。

一方、女性の入口は左側。
入口も礼拝するエリアもしっかり分かれています。

男性の礼拝スペース。
この日は礼拝も無く、ひっそりとした雰囲気。
このときは昼寝をしている人がチラホラいるくらい。

ドームを真下から。
模様が美しい。

センター部分。
奥は女性側の礼拝スペースになっている。

こちらは女性側から撮ったセンター部分。
男性側と女性側は大きく隔てられていた。
さらに女性側はパーティションで区切られていて、姿すら直視できないようになっていました。

あらためて中庭へ。
ロの字のように囲まれています。

このモスク、柱や屋根は木造です。

ちなみに礼拝のある金曜日には多くの人が集まるらしい。
金曜日は外国人観光客は入れないとの情報も。

逆に金曜以外は貸切状態。
ゆっくり見学できます。
柱の１つ１つに装飾が施されていて、建物全体が美術品のようでした。

続いて、モスクの裏手にあるハズラティイマーム広場にあるマドラサへ。
炎天下で日影も無いので、この広場を歩くのは結構過酷・・・

バラク・ハーン・メドレセ（Barakhan Madrasah）
マドラサとは神学校のこと。
マドラサとしては珍しく1階建ての構造だそうです。確かにサマルカンドのマドラサは全て2階があったな。

入口の大きなゲートはモザイク画が美しかった。

ゲートをくぐると、、、
かつての神学校は土産物屋さんになっています。
これ、マドラサあるあるなんだよね・・・

広場の中央にはもう１つマドラサが。
Muyi Muborak Madrasah

ここには世界最古と言われているコーランが展示されているようですが、ここだけ入場料が必要。
50000UZS（＝550円）で写真撮影は不可ということだったので、パス・・・。

コンプレックス内の見学は30分程度で終了。

隣の敷地には開業したばかりのIslamic Civilization Centerがある。
巨大なイスラム建築は圧巻です。

Hazrati Imam complexをあとにして、配車アプリで次のモスクへ。
到着したのはとある川のほとり・・・。

というのも、Minor Mosqueへ行きたかったのだが、降車位置を間違えて指定してしまい・・・
モスクの裏手にある墓地に到着してしまった。
意図せず異国の墓地の中を歩くことに・・・。

整備された美しい墓地でした。
ウズベキスタンのお墓は墓石に顔写真を彫るのが通例らしい。
生前のリアルな表情が見られます。。

墓地の中を15分ほど歩くと、モスクが見えてきた。
ちょうどモスクの裏手にあたる部分です。

建物の正面に回り込んで・・・。
ようやく目的のMinor Mosque（ミノルモスク）に到着。
先ほど訪れたモスクと違って、真っ白なモスクです。

2014年に建設されたかなり新しいモスク。
このあたりの整備の一環で建てられたらしい。
周りには高層マンションもあったりして、ちょっとハイクラスな雰囲気のエリア。

このモスクも正面には大きな門。
そして見事な装飾。
入口の大きな門は中央アジアのモスクの一般的な造りらしい。

門をくぐると中庭のようになっている。これも他のモスクと同じ造り。
ここは新しいモスクだけど、屋根や柱は木造でした。

そして、正面にモスクの礼拝堂。
奥には大きなドームも。

ドームを真下から。

さらにズーム。
非常に細かい装飾であることが分かります。

こちらのモスクは比較的観光客もいて、日本人の姿も。
とはいえ、礼拝の日でもない平日の昼間なので静かな雰囲気だった。

ここの建物はこれだけなので、モスク自体の見学は15分ほどで終了。
車を呼んで、ホテル周辺エリアへと戻ることに。

車で10分ほど移動して、ナヴォイ劇場がある広場へ。
このあたりは、宿泊しているホテルからも徒歩圏内です。

・ナヴォイ劇場
1947年10月に完成。ソ連時代の日本人捕虜が建設に携わったことでも有名。

中に入れるわけでもないのだが、日本人として訪れておきたい場所。
外国人観光客も結構訪れていた。

1966年のタシケント大地震でも倒壊することなく、避難所として使われたそうだ。

劇場裏手には日本語で刻まれたプレートもあるようだが、この時点で暑さはピーク・・・。
散策を続けつつ、ホテル方面へ戻ることに。

ナヴォイ劇場から10分ほど歩くと、アミール・ティムール広場からまっすぐ伸びるストリートに到着。
宿泊したホテルウズベキスタンの近くにある通りで、我々は勝手にペプシストリートと呼んでいた。理由はやたらペプシの看板が多いから・・・。
正式名称はSailkgokh Streetらしい。

歩行者専用のストリートで、小さな露店が並ぶ通りです。
ただし、賑わうのは夜。
暑い日中は人もまばら・・・。

クールダウンでソフトクリームでも。
あまりの暑さにお会計している間にも溶けてだしてしまう・・・。
１つ10000UZS（＝110円）

SHAKE SHACKって、シェイクシャック？？
・・・よく見るとスペルが違った。
アラビアンフードのお店のようです。

ウズベキスタンではコカ・コーラよりペプシのほうがメジャーなようです。
水分補給でペプシも1本飲み干して、ペプシストリート終了。

アミール・ティムール広場を通って、奥に見えるホテル・ウズベキスタンへと戻ります。

ホテルで預けていた荷物をピックアップ。
配車アプリで車を呼んでちょっと早めに空港へと向かいました。

空港までは300円ほど。
この日は１日で６回配車アプリを使用したけど、合計2100円ほど。
ウズベキスタンは移動費が安く済んだ。
ただ、ローカルのバスや地下鉄に乗る機会が無かったのはちょっと心残り。

13:00　タシケント空港に到着。
3日間のウズベキスタン滞在、終了です。

このあとはキルギスへと移動します。