2024/08/10 - 2024/08/10
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やすとらかるしんさん
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この旅行記のスケジュール
2024/08/10
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徒歩での移動
お盆休みの初日というのもあり物凄い人出!羽田空港なめてた。第3ターミナルだからといってなめてた。
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飛行機での移動
羽田空港(HND)9:00→金浦空港(GMP)11:20 OZ1055便
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電車での移動
両空港を結ぶ列車(A'REX)に搭乗。車内放映のプロパガンダ動画にゲンナリ
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飛行機での移動
仁川空港(ICN)16:35→タシケント空港(TAS)20:20 OZ574便
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車での移動
事前に入れておいた配車アプリYandex Goがここから大活躍。クレカ連携も無事済みました
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この旅行記スケジュールを元に
大学の後輩に何人か訪問経験者がいて、建造物が非常に壮麗であること、中でも「青の都」と評されるサマルカンドが凄まじく印象的であること、物価は安いのに治安が非常に良いこと、だけどビザが必要なので手続きがやや煩雑なこと…等々、ウズベキスタンについては事前にいくつか情報を聞かされておりました。ただ個人的に、ビザの面倒臭さは嫌というほど思い知っていたので、「ビザが要るのはちょっとなー」と何となく後回しにしたまま年月が経っていました。
それが急変したのがたしか6年前。突如ウズベキスタン渡航時の観光ビザが不要になったという知らせを目撃したのです。「これはいつか行こう!」と心に決めたまま年月が経ち、個人的にドタバタしているうちにコロナ禍がやってきて、解決したと思ったら今度は莫大な円安…
なにかと障害が押し寄せたここ数年ですが、今年はたまたま休みの日程が長く取れ、直行便ではないものの飛行機の値段もさほど悪くなかったので、ついに長年温めていたプランを実現すべく、渡航を決意したわけであります。
【旅程】
8月10日(土)
・羽田空港→金浦空港
・金浦空港から自力で仁川空港へ移動
・仁川空港→タシケント空港、そのままホテルへ
★今回ここまで★
8月11日(日)
・タシケント空港→ヌクス空港へ国内線で移動
・ドライバーに拾ってもらいアラル海のかつての湖岸・ムイナクを訪問
・途中でドライバーオススメの名所に立ち寄る
・ヒヴァで1泊
8月12日(月)
・ヒヴァ(世界遺産のイチャンカラ)半日観光
・幹線鉄道が走るウルゲンチ駅へ自力で移動
・ウルゲンチからブハラ駅まで夜行寝台列車に乗車
・なんとかブハラの街にたどり着き1泊
8月13日(火)
・世界遺産のブハラ旧市街を観光
・そのままブハラで2泊目
8月14日(水)
・ブハラ旧市街の観光の続き
・ブハラ駅から高速鉄道・アフラシャブ号に乗りサマルカンドへ移動
・サマルカンドで1泊
8月15日(木)
・サマルカンド旧市街を観光
・そのままサマルカンドで2泊目
8月16日(金)
・サマルカンド旧市街の観光の続き
・サマルカンド駅から高速鉄道・アフラシャブ号に乗りタシケントへ移動
・タシケントで6日ぶり2回目の宿泊
8月17日(土)
・タシケント市内観光
・夜の便でタシケント空港から仁川空港へ
・機内泊
8月18日(日)
・仁川空港から成田空港へ
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずは羽田空港の第3ターミナルへ。日本を発つ友人のお見送りのために立ち寄ったことはあるものの、自分が国際線利用のために降り立つのは初めて!
羽田空港第3ターミナル駅 (京浜急行電鉄空港線) 駅
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2時間ほど前に余裕をもって到着したつもりが、お盆休み初日の土曜日だということもありこの混雑っぷり。
今まで散々ニュースで「円安が進んでいるため日本人が海外旅行から遠ざかっています」と聞かされていたものの、この現場を見ると「なんだよ、そうでもねえじゃん」という気持ちでいっぱいになります。羽田空港 第3旅客ターミナル 空港
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まずはアシアナ航空のカウンターに立ち寄り、往路便(日本→韓国&韓国→ウズベキスタンの2便)をまとめて処理してもらいます。なぜかこの便はオンラインチェック不可いう謎仕様だったので、早めに済ませておくべき状況でした。
この時点では比較的カウンターも空いててチェックイン手続きもあっさり終わったので完全に楽観視していたのですが・・・ -
チェックインを終えて出国ゲートに進むまでの列がとんでもなかったのです。
最初はゲートの近くへ行こうとしたのですが「最後尾はあちらの方向でーす」と誘導され後ろに回る。ただその最後尾が見えない…焦りながら小走りした末にようやく見つけた最後尾は、ほぼ駅からの連絡口近くまで列が伸び切ったところにありました。
この時点で離陸時刻まで1時間半。豆粒のようにしか見えない遥か彼方の出国ゲート。一気に焦燥が走ります。このまま出国ゲートにさえたどり着けないまま時間切れになるのでは??という嫌な予感が一気に脳内に広まります。 -
列の長さはほぼ絶望的なレベル。最初は呆然としていました。が、以外にも羽田空港の列の進みは速かった…
誘導されるがままにみるみる勢いで前へ前へと進められていき、最終的には20分ほどで出国ゲートにたどり着くことができました。あのとんでもねえ長蛇の列をこのスピードで片づけてくれた空港職員の皆様には脱帽です -
なんとか出国ゲートをくぐり抜けて(おまけに出国スタンプももらい)免税店エリアにたどり着けました。
一時はどうなるかと思ったけど、ここまで来れれば一安心ですね! -
制限エリア内に出ていたレストランのメニュー
出国ゲートをまたぐと、海外ばりにインフレが深刻に進んでいるようです 笑 -
金浦行きのアシアナ便が停まるのは最も端の搭乗ゲートなので、ひたすら動く歩道を進んでいきます
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途中のコンビニで多少買い物をした後で、なんとか離陸時刻の30分前に搭乗ゲートにたどり着けました!
まだ搭乗は開始してなかったので、一応「余裕の到着」ということに -
韓国(人生初渡航)へ向かう便が鎮座しています
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ボーディングブリッジにオオタニさんの姿が!笑
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座席はこんな感じ。写真ではうまく伝わりませんが、予想よりも古めの機材でちょっと出鼻をくじかれた気持ちになりました…
窓側の席だったのですが、壁や天井に妙な圧迫感があってなんだか狭く感じてしまうのです -
足元の広さはそこそこ。まあ2時間ほどのフライトだしなんとか我慢しましょ
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ひとまず金浦空港へ飛びます。本当は仁川空港へ飛んだ方が乗継的には断然楽だったですが、単にこのルートの方が一回り安かったのです(そしてこの選択をそれなりに後悔する羽目に・・・)
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最初の機内食はチキン。
本当はこの時点でめちゃくちゃお酒を入れたかったのですが、まだ朝の便だし、これから先の行程は長いし、ということでオレンジジュースで妥協。
味は正直…鶏肉自体はいい感じでしたが、付け合わせのご飯が異様にペチャッとしててイマイチでした。見た目は美味しそうなのになー -
ソウルの街が見えてきました
韓国は時差が無いので、腕時計の時刻表示設定をいじらなくていいのが楽。 -
ご親切にも日本語で歓迎の看板が。
この写真のあたりまではすごく順調に進んでいたんです。
ほぼ定刻通りの到着、あとはサックリ韓国に入国して、空港に併設されてるらしいショッピングモールでウィンドウショッピングと食事くらいならできるかな?そんで頃合いを見て仁川空港に向かえばいいかーなんて気軽に考えておりました。
ところがこの後私を待ち受けていたのは、信じられないほどの長蛇の列。さっきまで乗っていた便はさほど大きな機体ではなかったのですが、他の便とバッティングでもしたのか入国審査エリアがえげつない混雑っぷりを見せており、審査待ちの列が何重にもウネウネと続いていたのです。開いている入国ゲートは全体の半分以下というのもあり、列の進みは非常にのろのろ。
(撮影禁止エリアなので当然ながら写真はないけど、できればお見せしたかった・・・)
ahamoの海外利用システムのおかげでスマホが繋がり、なんとか立ちっぱなしのまま時間潰しはできましたが、なんだかんだで1時間ほど費やしてしまい、当初の見積もりを軽くオーバーしました…これはひょっとしたら今まで経験した入国審査待ち時間の最高記録かもしれない。アメリカでもメキシコでもこんなにかかったことはなかったので。金浦国際空港 (GMP) 空港
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そんな経験の後なので、どこか恨めしく見えるWelcomeの文字
ウェルカムされておきながら、わりと足早にこの空港を去らねばなりません。預入荷物をとっととピックアップしてズラからなくちゃ -
よく金浦を羽田、仁川を成田に例える人がいますが、実際に降り立ってみた印象としては、羽田というよりはむしろ大阪の伊丹空港の方が近いように思えました。いたってシンプルです。
これから仁川空港へ向かうのですが、空港鉄道はカード決済不可のため、上階にある両替所で1枚だけ千円札をウォンに変えました。
ところが、係員のお姉ちゃんに「アンニョンハセヨー、円?」と声をかけて両替を開始するも、話がイマイチ噛み合いません。後ろの換算表には「¥100=870ウォン(確かこれくらい)」と明記されているのに、870でも何でもない数字を、何か韓国語っぽいことを言いながら電卓で示してきます。
なぜだろう?と怪訝に思い英語で声をかけながら財布から千円札を出すと、ビックリしながら「ああ!円からウォンに替えるんですね!」と同じく英語で謎の返しが。どうしたのか気になってちらっと聞いてみたら、
「あなたが韓国人だと思ったので、ウォンを円に替えようとしていると勘違いしていました!笑 最初から英語で話しておけばよかったです!」と。
渡航先の現地住民にことごとく間違えられる傾向がある私ですが、ここ韓国でもそれは健在のようです。 -
なんとかスタッフさんの両替に成功し、長い連絡通路を通り抜け、仁川空港へ向かう空港連絡鉄道に乗ります。
事前に調べていた通りカード決済は不可で現金のみ。アシアナ航空が使っている第1ターミナルまでは3,850ウォン。
券売機は日本語も選択できて「あらーずいぶん日本人に優しくなったのねー」なんて生ぬるいことを考えていました。金浦空港駅 駅
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1回券なのにSUICAサイズの乗車券が発行されてビックリしました。
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改札はタッチ式です。
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無事乗車成功。最初は座れませんでしたが、案外途中駅での乗り降りが多く、何駅か過ぎたところで無事着席できました。
【ほんのり嫌な話】
この鉄道の車内広告で、観光地の紹介やショートアニメ、ポップなCMとかに紛れて、「竹島(向こうさんの意思を尊重すると独島)は韓国領!日本は酷いうそつきで日本は真実を知っている(のに世界を騙している)」という趣旨の、まことしやかな雰囲気で日本を名指しで大糾弾するプロパガンダ動画が頻繁に流されていました。それも10分に一度くらいの感覚でぶっこまれてきます。そしてこの動画だけ他のものとテンションが全く違うのでまあ目立つ目立つ…
(世界中の人が使う空港連絡鉄道でこれやっちゃうんだ…日本が似たようなことやったら国内外から総動員で大批判だろうに、この国は自己主張が積極的でうらやましいわぁ)なんて考えたりしました。コハンチョルド A'REX (空港鉄道 A'REX) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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唐突なプロパガンダにモヤりながらもなんとか仁川空港に到着
ゆるキャラ的なふぬけたキャラクターがお出迎えです -
駅の改札からは自動スロープで昇り、空港ターミナルまでしばらく歩きます。
連絡鉄道の駅からターミナルまで意外と歩かされるのは万国共通ですよね仁川国際空港駅 駅
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5分ほどトボトボ歩いた末に、第1ターミナルの国際線搭乗エリアに到着です。
さっきは金浦空港の佇まいを伊丹のそれに例えましたが、こちらは天井の感じといいなんといい、どことなく関空を思い出します。天井が高い空港っていいですよね仁川国際空港 (ICN) 空港
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ここをハブにしている空港ゆえ、さぞかし乗客が多くチェックインを待たされるのではないか…金浦もあんなクソ設計だったしな…とヒヤヒヤしておりましたが、なんとアシアナ航空in仁川国際空港、タシケント行きの便だけなぜか専用のカウンターが用意されているのです。着いたタイミングが良かったのか待っているお客さんはほぼおらず、一切並ぶことなくここでチェックインから預入荷物の計測・委託まで全部やってくれました!
なんという便利な仕組みなんでしょう。(そしてなぜタシケント便だけ露骨に扱いが特殊なのでしょう)
とにかく、想像の何倍もあっさり手続きが終わりすぐ身軽になれたので、さっき電車で見せられたアレのストレスがみるみる消えていくようです。 -
金浦空港併設のショッピングモールを諦めてやや早めに仁川入りした(電車遅延や諸々のリスクが怖かったので)ので、軽くフードコートで腹ごしら
え。フードコートとはいえ、人生初の韓国メシ@韓国です!
豆もやし入りのユッケジャンクッパで、図に乗ってビールも付けたせいでお会計が19,000ウォンになりました。物価が空港基準であることをド忘れしたド阿呆でございます。 -
多少時間が余ったのでちょっとだけ構内を散歩
日本からの乗継需要(主に地方空港)を当て込んでか、そこかしこに日本語表記が見られます。ふーん。 -
搭乗開始時刻まで1時間ほどになったので、満を持して出国ゲートをくぐり制限エリアへ向かいます。
「麻薬のたぐいに気を付けよう!」的な警告文がハングルで出てました -
何事もなく出国手続きを終え(出国スタンプはなし)、制限エリアに到着です。使用するのは15番ゲートなのでここから少し歩きます。
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さすがハブ空港、いろんな行き先があるねえ…なんてぼーっと案内を眺めていたら、近くの免税店から前髪をもっさりさせたイケメン風のお兄さんが出てきて、試供品の香水をこすりつけた紙片を渡されました。なんというか、私とは非常に不釣り合いなにおいがしました。
免税店自体も私と非常に不釣り合いな品物ばかり売っていたので特に購買欲はそそられず、ぐるっと1回だけ見た後で15番ゲートへまっすぐ向かいました。 -
しばらく歩いたらお目当ての15番ゲートに到着です。
このあたりから乗客のアジア人率が減り、顔と睫毛と髭の濃いいかにもウズベク風なお客さんの率が増えてきました。ヒジャブ?というかスカーフをかぶった中年女性もちらほらいました。
写真には取り忘れたのですが、ゲートの近くには靴を脱いで足を伸ばして上がれるソファーもあり、スマホの充電器をコンセントにつなぎながら怠惰に過ごすことができました。
こういうの成田にも置こうよ! -
ゲートのすぐ近くにラーメン屋があったので試しに覗いたのですが、お客さんが食べている麺がどう見てもインスタントでした…
韓国に限らず、アジア全般でよくあるタイプの提供スタイルっぽいですね。カンボジアでも焼きそば頼んだら麺が即席麺だったことあるし -
タシケント行きの飛行機がこちらです。なんだか羽田から乗ってきたのと似たような臭いがする機種です。
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機内設備も似たような感じでした。
窓側の席は壁が迫りくるような造りになっているせいか、どうしても圧迫感をそれなりに感じます。一応各座席にモニターは付いていますが感度がえらく悪く、指でタッチすると触った箇所よりも下方が反応します。慣れるのに時間がかかりました。 -
そうこうしているうちに飛行機は離陸。中国上空を横断し、そのままウズベキスタンへ突っ込む航路のようです。
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プレッツェルが出たのでビールと一緒に
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機内食が出ましたが、おかずの牛肉野菜炒めは肉の割合が低くて野菜でカサ増ししてる感が強く、なんか微妙・・・
サラダとデザートのチョコレートケーキ(たぶん)は美味しかったです。 -
機内食に文句を言ってもしょうがないので、感度の悪いモニターで映画を2本ほど見ながらタシケントまでの時間を過ごします。
窓側の座席だと、圧迫感がどうだろうが気軽にいい感じの写真が撮れるのは助かる点ですね -
軽食が出ました。味はそこそこ
これまでの間にビールとワインを結構いただいてるので、酔い覚ましもかねて飲み物をオレンジジュースに切り替え。最近高いから自由に飲めるのは助かるわ! -
パッケージからピザのようなパニーニのようなイタリアンな何かを想像していましたが、出てきたのは給食のコッペパンみたいな見た目をしたピザ風サンドでした。
君なんか写真と違わない? -
だいぶゴールが見えてきました
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夕焼けが消えたころ、タシケントの街の灯が眼下に見えてきました!
いつどの飛行機に乗っても、この光景を見た途端にテンションが上がってしまいます -
えらくスムーズに着陸
仁川から飛ぶこと約7時間半、無事タシケント国際空港に到着です。タシュケント国際空港 (TAS) 空港
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ボーディングブリッジを伝って降機した後、イミグレまで歩いていきます
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世界各国の言語で「よい旅を」「いってらっしゃい」を並べた、空港によくあるデザインのやつ
「逆じゃない!?普通『いらっしゃい』の方を書かない!?」と当初は思いましたが、ひょっとしたらこの通路は出発便利用者も通る仕組みになってる? 真相は謎です -
他国の国際空港に比べて随分殺風景な空港です
しばらく歩いてようやく「おお、着いたなあ」という感じがする広告に出会えました -
入国審査は非常にアッサリと終了。地球の歩き方の巻頭に載ってたウズベク語でためしに挨拶をしながら、係員のおじさんが大喜びしながら「すごいね!どうして知ってるの!?君は大学教授ですか!?」とこちらの自己肯定感を高めてくれました。うれしい。
ところで、いざパスポートを返してもらい「入国スタンプが見当たらない!」と思ったら、なぜか最終ページに押されていました。
できれば前のページから押してってほしかった…とわずかに後悔 -
イミグレはあっさり通過できたのですが、首都の国際空港であるにもかかわらず両替所が2件しかありません。「夜遅いので閉まってる」とかではなく、単に存在しないのです。
代わりにATMでもおろせるようになってるようですが、手数料が異様にかかったり紙幣切れを起こしていたりカードが飲み込まれたりするのが怖くて、ここは原始的に両替をすることにします。
しばらく並んで、ようやく手持ちの米ドルを現地の通貨・ウズベキスタンソムに両替しました。 -
両替レートはこんな感じ。$1=12,630スムといったところです。
後になって気づきましたが、空港内の両替所だというのに非常に良心的なレートでした。ここより悪いレートの両替所もそこそこありましたしね。
ただ日本円のレートはそれほどでも。余裕があればドルを挟んで両替した方が、両替時の目減り額が少なくていいかもしれません。 -
気づいたのが、日本を含めた他国と違って「我が国へようこそ!」的な巨大看板だとか、国内の名所を映した巨大ポスターだとか、旅情をそそるような像とかの芸術作品の展示といった、いわゆる“国の玄関口”にふさわしい装飾の類が、このタシケント空港にはほとんど無いという点です。
ようやくそれっぽいのを見つけて撮りましたが、これもウズベキスタンという国じゃなくて航空会社の宣伝だし。もっとアピールすればいいのに… -
SIMカードを買う行列で前後になった日本人女性と仲良くなり、「一人より二人で外に出たほうが安心な気がする」と意見が一致したため、そのまま連れ立ってスーツケースをゴロゴロしながら空港の外に出ます。タクシーの客引きがいますが、彼女も私もYandex Goという配車アプリをすでにスマホに仕込んでおり、そちらを使う気満々なので完全スルー
客引きの数はすごかったですが、大部分の人は断るとすんなり引いてくれて、付きまとってくることはほぼ無かったので非常に助かりました。ちょっと昨年訪れたカンボジアを思い出した -
まるでイルミネーションのように、塔が白くぺかぺかと光っています。
「見て!スカイツリーみたいです!!」と出会ったばかりの相手めがけて大はしゃぎする年甲斐の無いわたし -
クッソデカいウズベキスタン国旗が、空港の出入り口付近で颯爽とはためいていました。巨大国旗の下には一回り小さい国旗がたくさんあります。こういう光景好きです
ここで別のホテルへ行く女性とはお別れし、初のYandexで配車したドライバーを一人で黙々と探します。空港のエリアは車が多く、場所によって車が拾えたり拾えなかったり、GPSがバグってとんでもねえ位置を出発地・到着地に指定しやがったりするので、油断なりません。 -
Yandexで拾った車に揺られること20分ほど…のはずが途中で2度ほどドライバーの青年がルートを間違えたため30分弱、なんとか最初のホテルに着きました。
翌早朝にヌクス行きの国内線に乗る必要があること、国内線用のターミナル3は先ほど降り立った国際線ターミナル(ターミナル2)とは真逆の方向を向いていて移動に時間がかかることを見越して、ホテルが大量にあるターミナル2側の街ではなく、裏側のターミナル3側の安宿を予約しておきました。ReveL HoteL ホテル
-
「とにかく格安で、空港に近くて個室で、静かに寝られればいい!」という基準で選んだ宿なので、地下にあるめちゃくちゃコンパクトなシングルルームが用意されました。御覧の通り、ベッドと戸棚とテレビしかありません。あと映ってないけど冷房とテーブルもあります。
これで203,000スム、カード明細によると¥2,426というお値段です。 -
残りの設備は同じ階のみんなで共有です。
まずは洗面台。ドライヤーがごつくて強力でたいへん助かりました。 -
シャワールームです。石鹸やシャンプー類は部屋に置かれていた小さいものを使います。
-
ここのトイレはめちゃくちゃ清潔でした(後で出てくる公衆便所を思うとまさに天と地ほどの差…)
ただ例によって紙は流せず、横に置かれたごみ箱に放り込む必要があります -
同じ地下1階には朝食スペースがありました。意外と広くてビックリ!
ただし残念なことに、明日のヌクス行きの便は朝7時発。時間的に確実に間に合わないので朝食にはありつけません… -
しょうがないので明日の朝食は自己調達です
Yandexを再度手配して近所のスーパー「コルジンカ」へ。このコルジンカ、ウズベキスタンの都市なら大体どこにでもたくさんあり、いわば日本でいうとこの西友とかイオンとかイトーヨーカドーみたいな位置づけのお店っぽいです -
意外と軽食の類は売られておらず、何とか見つけたのはこの巨大でカチカチのナン。8,000スム(約95円)と格安だったのでつい手が伸びました。
写真だとわかりづらいですが、サイズが顔くらいあります。
他に飲み物を軽く買った後、同じくYandexでホテルに戻りました。この辺りは地下鉄の新路線が通っているもののまだ開発は進んでいないらしく、全体的に真っ暗であまり人気がありません。なんとなく危ない感じがしたので容赦なくYandexを使いました。これくらいの距離なら片道100円そこそこで利用できるので本当にありがたい! -
フロントに「明日の7時の国内線に乗るには何時くらいにここを出ておくべき?」と念のため確認しておき、「5時か遅くとも5時半くらいには出ておいた方がいいよ」という回答が返ってきました。
ここで寝坊をするとすべての旅程がポシャるので、はやる気持ちを抑えて就寝です。
これにて激動の1日目が終了。明日は早起きして一気に西の果ての町、ヌクスに飛び、そこからアラル海の跡地を目指します!
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