2024春 ウズベキスタン紀行 と お金事情　⑤ブハラ街歩き～その２

タキ・バザールの一つ”タキ・サラフォン”に来ました！

って。。あれ？
ちょっと早すぎたようです
まだお店が並んでいません（汗）

昨日さらっと通り過ぎたときは
いろんなお店が並んでいたのですが。。

まぁでも！
強く逞しい商人の皆さまの呼び声がかからないので
ゆっくり雰囲気を味わい歴史に思いを馳せることはできます

朝の爽やかな空気のなか次のタキを目指します

徒歩５分ほどの範囲内に３つのタキ・バザールがあります

歩いている途中でハマムの看板が
ご存じイスラム圏各地にある公衆浴場（蒸し風呂）のこと
トルコのそれが特に有名だけど
ここウズベキスタンにも街のあちらこちらにあるようです

"highly valued"だって！
マッサージやハーブティーのサービスもあるそう
もう一日滞在するんだったら行ってみたいな

タキ・テルバクフルシャンまで来たら開いているお店がありました！

“アトラス”と呼ばれるウズベク伝統の絹織物のショールを中心に
カシミヤやウールはもちろん
日本で20年くらい前に大ブームになったパシュミナまで揃っていて

お店のマダム達は手慣れたもので熱い呼び声とともに
ささっと布を広げてくれます

そしてスザニの専門店「スザニギャラリーワークショップ」も
開店したようで中に入れと手招きしてくれます

このあたりでワタクシの買い物スイッチが入ってしまったのでしょうね。。
お店や商品の撮影全くできてませんでした（笑）

クッションカバーが欲しくて
山ほどある中から悩みに悩んでこの２つに決めました
どちらもブハラ柄の代表“ザクロ”がモチーフです

１枚30USD（4,560円）×２枚

スザニの代表素材は絹だそう
そりゃぁ“シルクロード”だものね？
絹の織物に絹糸刺繍を施したのが一番の代表製品

まぁでも湿度の高い日本に暮らす庶民としては
扱いやすいお手頃な綿素材にしました
それでも刺繍糸は絹が使われているそうです

ちなみに同じスザニのクッションカバーでも
店によって値段はいろいろです
そもそも値札はついていないので全て交渉価格

他の店で安ければ16usd（2,432円）もあったけど
状態が良いものを選ぶとなると
それなりに価格は上がります

他にも露店でショールを２枚購入
価格交渉は相方にお願いしました
・ウール製　 150,000som（1,800円）
・カシミヤ製　250,000som（3,000円）

春になったばかりだけど寒い季節が楽しみです
お買い物に満足したらまた歩きましょう


この桜のような花の咲く木
ウズベキスタンに着いてからあちこちで見かけます
近くのお店の人に聞いたら“アプリコット”だって
ウズベクの春の代名詞のようで
なんだか親近感が沸きます

カラーン・ミナレットへの近道になるかと裏通りへ

。。笑えるほど瓦礫だらけ

実は歴史地区ではよく見かけた光景
そもそも古いのとのんびり修復中のところと

整っていないところが返ってよいような

いくつか角を曲がると。。

カラーン・ミナレットが見えました！

カラーン・ミナレットの横にはカラーン・モスク

カラーンとはタジク語で“大きい”という意味だそう

大きいミナレット＆大きいモスク。。だそうです（笑）

ナルホド。。大きいです！

そして爽やかな青です

ミルアラブ・メドレセは宗教が禁じられたソ連時代にも
開校が認められた数少ない神学校なんだそう
中の見学はできないようですが
佇まいを見るだけで圧巻です

雄大な気持ちで街歩きを続けていたのだけど。。
またまたスイッチ入るお店に遭遇

タキ・ザルガロン近くにあるクラフト・オブ・ブハラ

名物コウノトリの形をしたハサミを製造販売している工房です
工房の中の煉瓦造りの炉は火が入っていました

その場で名前を刻印してくれてケース付き
小サイズ。。10USD（1,520円）

地球の歩き方では15USD～と紹介されていますが
ドル札で払うしusdの価値が上がったからかな？

自分用の他にもお土産用含めて３つも買ってしまいました
メスとオスがあるのだけどこの写真のはメス
可愛いんです

タキ・ザルガロン
ようやくお店が開いたところかしら？

お兄さん達がせっせと準備していました

つくづく。。
ここはタキ（屋根）があるから商売には良いのでしょうね

ラビハウズ近くまで戻ってきました

昨日は観光客に取り囲まれてよく見えなかった
ホジャナスレッディンエフェンディ像

ロバに乗ったおじいさん“ナスレッディン”は伝説上の人物で
例えるならイソップ童話とかスペインのドン・キホーテとか
なんでも皮肉の効いた活躍物語がいくつもあるのだそう
ウズベク内ではとても人気のキャラクターだそうで
この写真の瞬間以外はずっと人だかりでした

たくさん歩いたしお買い物満足したし
ラビハウズで休憩です

昼になるにつれ気温も上がり人が集まってきました
ラビハウズの周囲にはいくつものオープンカフェが

ラテとアイスクリームをお願いしました

合わせて33,000som（396円）

やはり乳製品が抜群です
このアイスクリームとっても美味しい！

どこからか猫さん登場

人の存在は気にならないみたい

せっかくなので記念写真でも

。。と思ったらそっぽ向かれました

暖かい春の陽射しのなかでのんびり気持ちよく過ごせました
古都ブハラ。。好きになりました！
また来たいなぁ