アメリカ　ラスベガスとグランドキャニオン(Grand Canyon)周辺旅行① 2024年3月

　木曜14時に着く便でラスベガスのハリーリード空港（旧称マッカラン空港）に到着。ターミナル3のDゲートコンコース。

さすがです、さっそくカジノのマシンが並んでいて遊んでる人もいます。

　Taxiの値段は確認せずにUberの方が少し安いだろうと思って、Uber等のピックアップエリアに移動。配車依頼したらすぐにつかまり、ホテルまでは15分ちょっとで到着、22usd+20%チップで26.4usd (x150=4000円）。
アメリカのUberのチップ相場はよくわかりません。払い過ぎかもしれませんが、今回ドライバーが日本語勉強してますってちょっとしゃべってたのと、テスラ3に初めて乗ったので20%でまあ良いか。
メキシコはいつもチップ定額20ペソ払ってます。

　1泊目と3泊目は、MGM Excalibur(エクスカリバー）ホテル

カジノのあるホテルが良いなと思っていたのですが、つい最近MGMホテルがマリオットと提携を開始し、ポイントと宿泊クレジットも貯まるので一石二鳥。MGMの中で一番安かったので選びました。木曜は98usd、土曜は190usd。こことLuxorは平日で70ドル台の時もあり激安です。
外観はメルヘンチックなお城風。泊まる部屋は普通のビルでリゾートタワーとロイヤルタワーの2棟別。

　中に入ると1階のロビーフロアにカジノがあり、チェックインしてる横に、カジノで遊んでる風景が見えます。ルクソールも行きましたが同じように1階でカジノには誰でもすんなり入れるようで。
　チェックインでリゾートフィーが41 usdと言われ、追加で払うのかと焦りましたが、予約した価格に込でした。後日クレジット明細で確認もして追加無し。
ちなみに予約した時、すぐにクレジットカードにデポジットが発生しました。

　1泊目はロイヤルタワーの24階の普通の部屋、高層階なのはマリオットBonvoy会員のおかげかもしれません。窓からはつまらない景色でした。
　歯ブラシやスリッパ、水ボトルも部屋に無し。部屋は年季が入ってますが掃除がちゃんとされていて、タオルとベッドシーツもきれいでした。アメリカにしては激安価格なので疑ってしまいましたが、問題無しです。

　この後は下に降りて、朝からろくに食べてなかったのでホテルの2階にある中華テイクアウトで軽く食事、それから夕飯までカジノ。

　最初カジノカードを作ってデポジットしてからマシンで使うのかと思ってましたが、Cashierカウンターの人に聞いたら、カードはただのMGM会員カードで、マシンに挿入して遊んだ（掛け金を払った）記録を残すのみでした。掛け金はドル札をそのままマシンに投入します。
　もちろん会員カードは作ってもらいました。

　夕飯はホテルの2階にあるイタリアンの「Buca di Beppo」へ。ファミリー用で一皿がどれも3～4人前、パスタ類は大体40 usd強/皿です。メニューも多く味も満足。隣席のカップルはデカいラザニアを食べきれず、ドギーバッグでお持ち帰りしてました。店員さんは陽気でフレンドリーです。

　食後は外に出て街のライトアップを見ることに。この辺はMGM系列ホテルが固まってます。

　エクスカリバーの北側にあるニューヨーク風のホテル 「MGM New-York New-York Hotel」。価格はエクスカリバーよりも2,3倍。　中も周辺も人がたくさんいました。ラスベガスはホテルがたくさんあってライトアップしてますが、カジノのためにここで切り上げ。

　通りはネオンがにぎやかです。

　ホテルに戻ってカジノへ。ディーラーとのルーレットやカードゲームはルールを知らないし面倒なので、スロット系マシンのみプレイ。ほとんどのマシンがゲームセンターかパチスロかっていう感じの派手さで、思ってたのと雰囲気違いましたが逆に気楽で良し。
　昔ながらのシンプルなスロットマシンで雰囲気を楽しみたくてプレイしましたが全然大きな当りも出ず（当たり前か）。一番少額の掛け金でプレイしますが、少しの当たりはあるもののお金は徐々に減るばかり。途中で新しめのマシンに移っても減るばかり、130usd失って次最後の20usdにしようたら、フィーバーして当たりが続きあっという間にクレジットが350usdに！　その後も同じマシンでもっと増やそうとしましたが、減っては戻っての繰り返しで大きくは増えなかったので時間的にも350usdで Cash outし窓口で換金。差し引き+200usdの小銭稼ぎでした。
　
　ちなみに土曜日の夜もまた遊びましたが、少しずつ減り続けて140usd吸い取られた所でセコい私は60usdを残して辞めました。やっぱりただのビギナーズラックでした(笑)

　金曜日。朝食はホテルの2階のFatburgerで。
一番シンプルなエッグチーズマフィンにハッシュドポテト付きで約15usd（x150=2250円）、高すぎます。日本のコンビニで400円あれば買えますね。意外と美味しかったですが。

　ホテルでレンタカーを借りて、9時過ぎにエクスカリバーを出発。
(車の撮影場所はPageのCourtyard Hotel前）

　冒頭記述の通り、Avisでメキシコペソで前払い予約。丸2日レンタルで保険込でガソリンも1回込みで、280 USD相当。
　ホテルのAvisカウンターでメキシコ運転免許を見せて数か所書類にサインしてからカギをもらったら、後は自分で駐車場に行き指定の番号の車に乗ります。
KiaのSUVでしたが加速も悪くなく、ちょっと足がふわっとしますが全体的に満足。道中のナビは携帯でグーグルマップを使いました。走行距離は2日で1600km弱。
　SUVにした理由はモニュメントバレーに備えてです。

　12:30過ぎ、Ash Forkでガソリンを入れるついでに横の店で昼食を。

　サブウェイっぽいサンドイッチで味は普通でしたが、これで9ドル=1350円かと思うと。。まあ朝食のマフィンよりだいぶマシか。水の1Lボトルもついでに購入。

　サウスリムのMather Point駐車場まであと少しの所に国立公園の南側ゲートがあり、乗用車一台 35usdを支払い（現金不可、カードのみ）。
　ゲートが3,4か所あるのに、窓口の処理スピードがノロくもたもたして、金曜の昼なのに渋滞、20分以上ロスしました。この時は特にNo.1ゲートがのろく、初期にNo.2の列に移って正解でした。

　14時半に到着。気候は涼しいのでユニクロのフリースを着ましたが、途中から風が強くなり、フリース着てても少し寒かったです。夕方は風が無くても寒いくらいでした

　駐車場からMather Pointまで歩いて行くと目の前に、超絶景。

　恥ずかしながら峡谷の幅って1,2kmくらいと勝手にイメージしてたのですが、見てびっくり、全然違いました(笑)。
　この辺は北対岸（反対側の壁の上）のノース・リムまで15kmほど。
と数字言われても距離感よく分からないと思いますが、山手線の南北の直線距離は14km(東西は全然短い）なので、山手線がすっぽり入ります。
とにかくダイナミック。

　フェンスのある展望広場が何か所かあります。フェンスがあると、無いよりも安心して淵に近づけますね。

　峡谷の下までの高低差もかなりあって、フェンス無しの淵に近づくと足が震えてドキドキします(笑)　　高低差は1000～1500mだそうです。山と違って、1歩間違ったら転がるのではなく落下、即アウトですね。

　先端の方に岩が挟まってますが、そのうち落ちそうです。

　グランドキャニオンはコロラド川の浸食で作り出されたそうです。コロラド川はほとんど見えませんが、ちょろっと橋と一緒に見える部分もありました。

　川の浸食だけでなく、山形状のような崩れた形(?)もあって色々です。

　絶景。　

　左の崖の上に人がいます。

　写真撮ってる人、度胸ありますね。

　とにかく絶景

　どうやってこんな形状が自然にできるのかビデオ再生で見てみたいと思うものの、数千万年から数億年の時間なので人間には無理でしょう。

　赤い部分は薄くなって峡谷に張り出してます。

　良い眺め

　ちょっと勇気を出して淵に近づいて下方を撮影。
ファインダーをのぞきながら自分が転落したらまずいので、カメラを前に突き出して撮ります。

　リムトレイルの道は崖に沿っていて絶景を眺めながら歩けます。

　さらに西に進むと、崖のすぐ横なのに峡谷に向かって風が強く吹いてる場所もあり、歩いてるだけで怖かったです。

　峡谷の場所によってはまるで採掘中の鉱山（勝手なイメージ）のようにも見えます。

　ヤバパイ地質博物館。マーサーポイントからのんびり写真撮りながら1時間弱で到着。普通に歩けば20分のはずですが。

　中はそんなに広くはなく、グランドキャニオンがどうやってできたのかという説明と、お土産売り場もあります。

　地図模型もあります。今いるこの博物館から、人が指をさしてるノースリムの場所まで約15kmだそうです。

　ヤバパイを過ぎて、引き続き峡谷の絶景を見ながらさらに西に向かいます。

　目指していたのは写真奥に見える、下に降りれる細い道。でもこの時点で16:15、戻る時間のことも考えて引き返しました。でも18:30頃までいるつもりだったので、もう片道30分くらい歩いて行っても大丈夫でしたが。
　崖を真横に見ながら歩きたかったのですが、残念。

　12億年前の地層の石だそうです。
途中から道の脇に年代別の石が展示されていて、進むほど古い年代の地層の石が置いてあります。
　ここで引き返しました。さらに先に行くと数十億年以上先の石があるはずです。

　動かない少女たち。景色に見とれてるかと思いきや携帯いじってました(笑)

　サンセットを見ようと思ってたのですが、太陽のある方向にも雲が増えてきました。。

　北側はずっと雲がありました。

　だいぶ陽は傾いてきたのですが。

　結局サンセットの少し前には太陽は雲に隠れてしまいました。終盤は寒い中マーサーポイントで待ってたのに。。

　約2時間半運転して宿泊先のPageに向かいましたが、最初しばらくはグランドキャニオンの横の道なので車からも所々ですが絶景を見ることができます（運転手はチラ見のみ）。

　日が暮れてからはPageに入るまで周囲は何も見えなくなってしまいましたが、明るかったら普段見ることのできない荒野の景色を見れると思います。道路の電灯が少ないので運転には気を使いました。