陸マイルで行く！初夏のポーランド【5】ポズナン街歩き～旧市場広場が工事現場に～

4日目
おはようございます！

今日はポズナンへ移動。
電車は遅れてやってきました。

インターシティで約3時間

グダンスク9:27→ポズナン12:21

荷物置き場は、ほとんど自転車が占領。

写真は2等車両
広くて快適です。

のどかな車窓

ポズナンに行くインターシティは、ほぼ満席。
日本から席予約して正解でした。

ポズナン駅
駅降りたら強風と雨でめちゃくちゃ寒かった。

分厚い長袖ニットでちょうどいいくらい。
荷物になったけど持ってきてヨカッタ。

ヨーロッパて寒い日も半袖の人、一定数いますね。

ホテルに荷物預けてランチへ。

券売機にウクライナ語があった！
ポズナンの観光地はほとんどトラムで移動可能。

券売機がない駅もあるので見つけたらまとめて切符購入するのが◎
車内検礼アリ

とっても見たかった壁画の建物
Mural Śródka

トラム降りてからランチに向かう途中にありました。

こちら3D壁画で立体的

ホントは平らな壁面なんだけど、どう見ても平らに見えません！

そしてすごく可愛い(*^^*)
ファンタジーの世界

この壁画好きすぎて、ずっと眺めていたいぐらいでした。

こうして見るとチェスキークルムロフ（チェコ）のだまし絵を思い出す。

あっちは中世に人が描いたものだけど、現代の3Dに通じるもの感じます。

ランチはピエロギの美味しいお店
「Na Winklu」

この日は並ばず入れました。

お店の中
席数少な目、かなり小規模

外が寒かったので暖かい室内がうれしかった(*^^*)

メニュー
たくさん種類があって迷っちゃいます。

お店の名物は焼いたピエロギ
トマトソースとモツァレラチーズのイタリアンピエロギとか色々あります。

まずはノーマルなピエロギ

ほうれん草のピエロギ
美味しい！

他のお店は冷凍ホウレンソウが多いそうですが、ココのは生のほうれん草を使っているとか。

名物の焼きピエロギ

思っていたより1個が大きくてビックリ
具がギッシリでかなりのボリューム

一皿にたい焼き3つのイメージです。

3種類たのんだら、たい焼き9個分のボリューム

焼きピエロギは一皿3個入り
2人なので1皿2個にしてもらえないか聞いたらダメでした。

当然食べきれなくて持ち帰りにしてもらうことに。

とても美味しかったマッシュルームのピエロギ

ポーランド、ボリューム大な料理多いけど、残ったら持ち帰りの文化アリです。

クッションがピエロギ
日本のギョーザみたい。

個人的にポーランドで食べたピエロギの中で一番美味しかったお店です(*^^*)

ドリンク2とピエロギ4種で137ズロチ（約5000円）
ランチだとピエロギ2種類で充分。

歩いてポズナン大聖堂へ

壁画じゃないけど、パイプで楽器を表現していました。

ヨルダン橋を渡って。

大聖堂は川の中州にあります。

ポズナン大聖堂
ポーランド最古の大聖堂

静かな場所にひっそり佇んでいました。

中へ

建物は第2次世界大戦後に復元されたそう。

金の礼拝堂

初代ポーランド王や紙幣になってる王様のお墓があります。

ステンドグラス

礼拝堂

黒い祭壇
大きくて素朴な教会でした。

トラムで旧市街の西側、鉄道駅の近くに移動。

写真はポズナンの街並み

ポズナンはポーランドで最初に首都になった街。
今は5番目に大きい都市だそう。

街がウクライナの国旗や反戦メッセージで溢れているのを想像してたけど、見かけることはありませんでした。

文化宮殿

ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の城として建設（1905～09年）
20世紀築の新しいお城

ドイツ語ではポズナンはポーゼンで
ここは「ポーゼン城」と言うらしい。

歩き方の説明は4行だけで、ほぼ何の知識もなく「綺麗な宮殿見てみたい」と思って来たのですが、

皇帝の回廊

説明書きにAdolf Hitlerという文字が多々見られ、
どうやら第2次世界大戦中、ナチスドイツはポーゼン城をポズナンの拠点にしていたようでした。

いくつか部屋が解放されています。

ヒトラーの寝室につながる控えの間

はじめAdolf Hitlerが誰かピンとこず、ドイツの皇帝はココで優雅に暮らしてたんだなぁと思いながらお城を見てました。

でも誰かわかった瞬間、お城が全く違うモノに見えてきました。

ウォールナットルーム
ヒトラーと側近のダイニングルームとして使われていた部屋

ヒトラーのために作られたエレベータ

中に入れるようになっていて、入ってみました。
狭い空間だと、ピンポイントで近くに存在してた感じがして、すごく怖かったです。

円柱ホール

向こう側の人が小さく見えるぐらい大きい部屋。
この部屋はお城の公的な部分と私的な部分の中間にあるそう。

バルコニーからの眺め

大きなお庭

アルハンブラ宮殿のライオンの噴水を真似て作ったそう。

モザイクルーム

この部屋も第2次世界大戦でナチスにより改装されたもの、という説明

天井にスペインのモザイクみたいなの

ライオンの噴水とか、モザイクとかアルハンブラ宮殿を意識していたのだろうか。

お城らしい階段

キラキラしたお城を見に来たつもりが、実際は第2次世界大戦でナチスドイツに改装され軍事的に使われてた側面がある建物でした。

心にズシンと来るものがありました。

宮殿と同じ建物にある文化センター

ピース→平和を願うオブジェ？
ウクライナの国旗の色

ポズナンで唯一見たウクライナを応援するオブジェ

隣接するアダム・ミツキエヴィッチ公園

縄で繋がれた十字架
ポズナン暴動の記念碑

1956年、ポズナンの工場労働者が待遇改善を求めてデモ行進したのがきっかけ。やがて大暴動に発展したそうです。

ポズナン暴動は共産党政権下、起こった初めての民衆暴動で1956年はポーランド人にとって特別な年なのだそう。

アダム・ミツキエヴィッチ像

ポーランドの国民的詩人
ワルシャワにも像がありました。

何で暴動の記念碑と同じ場所にあるんだろう？と思っていたら、

公園の隣にあったポズナン大学
別名「アダム・ミツキエヴィッチ大学」

だから像が建ってるんですね。

ぐるっと回って、こっち側が正面

裏のFredry通りからトラムで旧市街に向かいます。

Fredry通りの教会が気になったので入ってみることに。

聖救世主教会という教会のようです。

中へ

青いステンドグラスの教会

ヴォールト天井とパイプオルガン

外観に比べて中は慎ましやかな教会でした。

トラムFredry駅の前の建物にあったベンチ。
スタニスワフ・コジェロフスキ(Kozierowskiego)神父という方のよう。

ここからトラムに2駅乗って旧市街の中心に向かいます。

トラム駅のWielkopolski広場は市場になってました。

ポーランドはハチミツが名物だったような。

ホワイトアスパラガス(≧▽≦)

初夏でも食べられるみたいです。

ベリー類

1箱9ズロチ（約330円）

旧市街にやってきました。

この辺は旧市街の中心

このピンクの教会は素晴らしかった！
教区(Fara)教会、ここは明日訪問。

街中に貼られてたポスター
2022年にポズナンで開催された国際コンクールの優勝者だそう。

旧市場広場に向かっています。
なんか様子がおかしい、、と思っていたら、

ポズナンの一番の見どころ旧市場広場

まさかの改装工事中

重機にトラック、積み上げられたブロック
工事現場と化していました。

一番楽しみにしてたのに( ;∀;)

一応ぐるっと回れるようになってます。

建物は可愛いけど、石畳の部分、土がむき出しだと情緒がなく残念なかぎり。

ヨーロッパの素敵な街並みは石畳があってこそ。
石畳の重要性がよーーくわかりました。

教区教会そばの「Weranda caffee」

カフェで休憩
満席で順番待ち。

お店の中
このカフェ、ポズナンに何店かありポーランドの女子にとっても人気があるみたいです。

ガーリーで可愛い雰囲気

クールなイメージのポーランドの女子たちもこういうのが好きなのか～。
日本人も好きだけど(^^）

夕食前にケーキを食べてしまった。

ポーランドが発祥と言われてるチーズケーキ
写真ではわかりにくいですが、紅茶のカップもケーキも特大サイズです！

夕食はWiejskie Jadlo
扉開けたら満席ですごい熱気。

旧市場広場からスグ
お店の前も工事中で土がむき出しです。

仕事帰りと思われる人々で満席

隣のテーブルと距離が近めで人が密集してる感じ。
予約必須です。

メニュー

男同士のグループのほとんどは、
鯛の舟盛りみたいな大きな板に、巨大な骨付き肉が盛られたのをたのんでました。

恐ろしい量でした(＠_＠;)

私はまだお昼のピエロギが消化できず
バターで炒めたキノコのクリームソース煮

前菜メニューだけど、女子だとランチになる量です。

きのこが美味しかった～。
ホワイトクリームも缶詰じゃなく手作りでとても美味

夫はお肉料理がものすごいボリュームだったので魚にしました。

蒸したマス料理

お水と料理2で98ズロチ（約3500円）
美味しくてリーズナブルでよきお店でした。

工事現場、いや旧市場広場を通ってホテルに帰宅。

夜食に持ち帰りのピエロギ美味しくいただきました(*´▽｀*)

ポズナンの宿泊はCity Solei Boutique Hotel

全22室のデザインホテル

ホテル周辺はこんな感じ

旧市場広場まで徒歩約5分
トラムMałe Garbary(マウェ・ガルバリ)駅から徒歩約8分

ロビー

築浅のホテルでとても綺麗

ゲストがどこから来たのか？のボード

圧倒的にヨーロッパが多いですね。

日本からきたゲスト

韓国、中国、北朝鮮からのゲストも。

フロントデスクに飾っていた動物たち

お部屋
広くて清潔で快適

アムステルダムとかニューヨークとか世界の都市がテーマになってます。
このお部屋は何処だったかな？

向かいにデスク

夏は貴重なエアコン、冷蔵庫、ポット、スリッパ、無料のお水付き
とても静かな部屋なのに、備品に耳栓があったのが謎

ソファスペースもあり大きな窓に緑が広がっていました。

お部屋にウエルカムカードが置いてたり、ホテルのスタッフもとても親切。

広いバスルーム　
深くて大きいバスタブ

お湯はすぐに溜まりました。
最後まで水に変わらず温かいまま。

アメニティはロクシタン

バスローブ付

朝食ルーム

大きな窓から緑の木々が見えて爽やかな雰囲気

ビュッフェ

メインはスタッフがオーダーを取りに来てくれます。

オムレツだったかな
小さなお皿でボリュームは少な目

夫はフレンチトースト

ビュフェで取ったもの

旅行中はうれしい生野菜があったようです。

快適に過ごすことができ、とてもいいホテルでした。

1泊朝食付一部屋625.5ズロチ（約22800円）

駅からホテルまで行きはタクシーで50ズロチ（約1800円）
帰りはUberで25ズロチ（約900円）

Uberの方がかなりお安かったです！