メキシコ　カンクン(Cancun) とセノーテ観光(Cenote)　2024年2月

　カンクン空港へ到着後はホテル「Pyramid at Grand Oasis」へ、15時前に到着。ホテルのシャトルバスは72時間前に予約が必要なのですが、結局うまく予約できず。帰りのバスもホテルで前日に頼もうとしたら、きっぱりと72時間前じゃないとダメと断られました。今回は複数人の旅なので高い空港Taxiでいいや、と1700ペソのTaxiでホテルへ。帰りの空港へはUberで220ペソ。

　レセプションもあるメインの建物。このホテルはGrand Oasisと、より高級なPyramidがあります。レストランはほぼ共用ですが、Pyramid専用のレストランやカフェもあります。

　中はピラミッド外観に合わせた吹き抜け構造。

　Check-in/Check-outの部屋がG-Oasis, Pyramidそれぞれにあり、Pyramidの方では室内に冷えたスパークリングワインを含む飲み物やサンドイッチ類があり、好印象です。

　チェックインでチップの付いた黒いリストバンドを腕に巻かれます。部屋の鍵にもなっておりいくらか忘れましたが失くしたら高くつきます。
G-Oasisはブルーで、色で識別してます。

　今回の部屋はOcean Front。チェックイン後メイン棟を出てプールエリアを通って海に面した建物へ。
　部屋は一階。思ったよりきれいにメンテされた部屋で、アメニティも充実してるし、'23/12に宿泊のGolden Parnassusや、'21/11に宿泊のGrand Park Royalよりも良かったです。食事も含めて。　エアコンは温度も風量も調整できず（故障？）寒くなったら消しました。

　1階だと広めのテラス付き。ミニプールのようなものは使わず。

シャワーのお湯は問題なし。

洗面アメニティも歯ブラシなど色々あり。バスローブも有り。

ビーチタオルは部屋に2枚あり、交換する場合はプールエリアの交換所で。

　冷蔵庫の中、最初水が入ってなくてがっかりしたのですが、夕方補充に来て水1.5Lボトルを4本も置いてくれました。

部屋のテラスからビーチが目の前に見えます、安定の美しさ。

　ビーチにはパラソルとチェアがありますが、宿泊者に対して全然足りてないと思います。

　かなり広いプールエリアです。
ビーチチェアはすでにプールサイドもビーチも埋まっていて、なんとか偶然空いてるチェアを発見。カバナは有料のため空きがありますが、一日中ホテルで過ごして使う予定はなかったので金額は聞いてません。
ドリンクバーは数か所ありますが、列ができてる時は結構時間かかります。

　敷地内でクジャクのカップルが放し飼い。残念ながらオスは羽を広げてくれませんでした。

　昼食を取ってなかったので、MakiTacoで軽く食べることに。Makiという名前から怪しい和食を連想できるのですが、思ったより味はまあまあでした。

　写真にある味噌味の焼きうどん、Costillaの煮込み、焼飯(ピラフ)。それから写真にはありませんがロール寿司をオーダー。Costillaの煮込みが牛スジ煮込み風で個人的には美味しかったです。

　人が多くて混みそうだったので、夕食を早めに取ることに。

　Pyramid宿泊者用のビュッフェレストラン 「Market Place」ですが、種類豊富で当たりでした。19時頃になると入口で待ってる人もいたりと混んできます。

Market Place ビュッフェ

上：麺類コーナー。パッタイはスパゲティみたいな麺に甘めなタレで、
　　パッタイと思わず食べるとまあまあ美味しいです。

中：食事コーナー全体

下：豚肉と付け合わせ

Market Place ビュッフェ

上：魚介類前菜。ムール貝は臭みも無く美味しかったです。
　　牡蠣は大丈夫かもしれないけど、次の日セノーテに絶対行きたいので避けておきました。

中：サラダっぽいもの

下：グリル野菜。アスパラやナス、ズッキーニ、他色々充実してます。

Market Place ビュッフェ

上：鉄板グリルコーナーの肉類、牛・豚・鳥・他?。ラムチョップみたいなのもありましたが、ラムでなく牛肉リブかな(?)。

中：魚もサーモンに白身魚、マグロのようなもの等色々。私はサーモンを選んで良く焼いてもらいました、美味しかったです。

　このグリルを日替わりで食べれば飽きなくて良いと思います。

下：ハムとチーズ類色々。
　　他にフルーツコーナーもあり、パイナップルが美味しかった。マンゴーは甘いのが無くなった後に、すっぱいのが補充されてましたので運次第。メロンやキウイにグアバやパッションやスターなどありました。

　夕食後はホテル内をブラブラ。メイン棟の内側は軽くライトアップされてます。iphone写真、ちょっと色が濃い目です。

　1階の一角にPyramid専用のカフェがあって私はラテを2回飲みました。専用ジェラート屋もあります。

　プールサイドもライトアップされてて、あとプールエリアが結構広いので散歩のように歩いている人も多いです。

　2日目は朝からセノーテ2か所巡り。2か所ともCancunの南のTulumエリアで片道2時間。

　今回は複数人での旅だったので、8時間チャーター車(400USD)　をWaterSportsCancunさんへお願いしました。　ホテルに15時には戻りたかったのと、2日前の予約だったのでツアーではなく車だけに。　WSCさんのホームページのセノーテ紹介が分かりやすく、その中から「ドス・オホス」と、「カーウォッシュ(Aktun Ha)」を選択。

　予約やりとりはWhat'sappとメールで、レスポンス良く、ルート時間やウェットスーツ・ライフジャケットの相談もできたのと、車以外の自腹費用（セノーテ入場料など）の情報も親切に教えてくれます。　ドスオホスの低水温に備えて念のためウェットとジャケットも借りました（15usd/人）。

　7:00にホテル発、15:00にホテル戻りでお願いしました。ドライバーはメキシコ人の方ですが、日本人のスタッフが最初だけ一緒に来られて料金支払いや色々確認などしてもらえます。支払いは現金でUSDか実勢レートに近いレートでペソで。　　

　ホテル朝食は6:30からだったので急ぎで済ませ、出発してからは途中でスタバに寄ってもらいました。なお車内には水のボトルとスナックが用意されてました。

　まずは「ドスオホス」へ。上写真のゲート横の小屋でチケットバンド 400ペソ/人を購入して、また車に乗って敷地内へ入り、しばらく進むとセノーテ近くの駐車場に到着。

　セノーテで巻かれるバンド。上が「Car Wash」 300ペソで、下が「Dos Ojos」400ペソです。

　ドスオホスの看板によると、2つの目の名の通り、2か所セノーテがあります。
East Eye=1er Ojo（プリメール オホ)
West Eye=2do Ojo（セグンド オホ）

　10時頃だと、1er Ojo(東）は光が射し込んでますが、2do Ojo（西）は光無しでした。

　まずは1er Ojoへ。

　どちらもセノーテの前にライフジャケットがサイズ別に無料で置いてありますが、中には臭う物もあるので、気にする人はツアー等で借りられるライフジャケットを着用した方が良いかと。

　水の透明度に感動です。透き通りすぎて、上から見ても深さを感じません。
淡水なので海でのような上がった後の塩の臭いやべとつきが無くて良いです。

　この時は半分以上の人がダイビング装備。私たちはライトなシュノーケルで。水は確かに冷たく感じて、慣らしながらゆっくり入りましたが、ぎりぎりウェット着ずにいけました。防水カメラの温度計では水温24.8度。

　奥の方は光が当たらないので暗めですが、足元は見えます。奥の岩場から水に入る時は滑りやすいので要注意です（体験談）。

　私はライフジャケット装着なので潜れませんが、防水カメラ TG-6で水中を撮りまくり。　でも明るい自動F値設定のせいか、奥がボヤっとしてしまいます。　水中撮影モードはシャープになる代わりに、変な青味がかってしまうので使ってません(笑)。単に私が使いこなせてないだけかも。

　写真よりもゴーグルつけて自分の目で見る方が断然綺麗です。

　とにかく綺麗の一言。

　前写真のように人がいる方が深さが分かりますね。

　まさに光のカーテン、これを見るのがセノーテに来る目的だったので、晴れてて良かったです。小魚が結構な数います。

　2do Ojoには1erから歩いて3分くらいで行けます。

　10時頃の2do Ojoは光が差し込んでません。ちょうどダイバーがライトで水中を照らしながら潜ってました。

　ドスオホスを11時に車で出発して、次のカーウォッシュへ。

　セノーテ「Car Wash (Aktun Ha)」には11:30過ぎに到着。門の横でチケットを300ペソ/人で購入。　居住者割引を使えるかと思ったら、パーマネントじゃないと割引してもらえませんでした。

　先ほどの洞窟とは違って、池タイプのセノーテ。 あいにく雲が多くなってきて、晴れ間が稀になってしまいました。
　セノーテの周りに軽食屋もあります。入口付近のお店でも色々売ってます（ゴーグルも）。

　セノーテの周りは遊歩道で1周できます。

　軽食屋の横に櫓があるので、上に登ってほぼ全景を撮影。

　ここでもやっぱりダイビングの人が多いです。シュノーケル派はマイナー、あとは陸で寝転がってる人たち。

　前の写真もこれもPLフィルターを使っています。

偏光フィルターを使わないとやはり水面の反射が。

　周りからセノーテを見た後は、私もライフジャケットとシュノーケルを付けて水に入ります。洞窟じゃなくても水は冷たくて、防水カメラ温度計で26度。

遠くまで見える透明度の高さ。
ここも写真より肉眼の方がきれいに見えます。

見ての通りで全体的に苔や水草で覆われて、洞窟とは違った良さがあるかなと。

　深さは結構あります、正面から来るダイバー対比で分かると思います。

　水草のある淵の方には行かないようにとロープが張ってあります。

底の方を連なって泳ぐダイバー

　度胸のある女の子が深く潜ってました。
やってみたいけど、オジサンは無理しません。。

　水草があると幻想的

　水底の枯れ木、光が当たって綺麗です。

　何か所か階段があります。写真のは中央エリアの。十分満喫したので、着替えも含めて早めに上がります。

　小屋で着替えてから13:00にカーウォッシュを出発、15:00に予定通りホテルに戻りました。お腹空いてないので昼飯はカット。

　ホテルに戻ってまだ明るいのでプールサイドをブラブラして、「Dos Lunas」でパスタとピザを。3時過ぎなのに30分くらい並んで、料理も出てくるのに時間もかかりました。味は普通です。並んでる間にジェラートを取りに行くなどしました。

　きれいな海

　夜はプールエリアのステージで音楽ガンガン鳴らして、踊ってる人がたくさんいたので、ちょっと離れたところからそれを眺めながら、唐揚げとビールを楽しみました。

　3日目最終日、8:30頃にMarket Placeビュッフェで朝ごはんをのんびり食べます。
　朝食の前にビーチでチェアの場所取りをしましたが、もうほとんど埋まってて、一番端が何とか空いてました。
　
　シェフの卵料理は、写真にある種類と具を選べます。オムレツはメキシコ定番の薄焼き卵で包むタイプ。ビュッフェ台には野菜やハム類、チーズ類、肉・魚料理色々。サーモンのオイル焼きが少しレア感があって美味しかった。

　なお前日6:30に食べた時は卵料理は什器に入ったスクランブルエッグのみでした。6:30でも、ツアーに行く人や帰る人で、8:30と同じか少し人が多かったです。

　朝食後は1時間ほどビーチに行ってから部屋でシャワー、12:00にチェックアウト。

　チェックアウトでリストバンドと引き換えにもらった滞在証明券を持って、Pyramid客専用の「Miramar」へ。
ちょっと早いけどと思いつつ12:30前に行って待ってたら、すぐに列ができたので、早めに行って幸いでした。

Miramarの店内は良い雰囲気です。

窓ガラスも無く、海も良く見えます。

　料理は前菜からデザートまであるのですが、私たちはメインのみ取ってシェアしました。
左上から、スズキのグリル、ローストビーフサンド、サーモンのグリル＋サフランソース、ハンバーガー。これが食べ放題というのは嬉しいです。なおサンドのパンはカチカチ過ぎでした(笑)

　昼食後はUberに乗って空港へ。220ペソ。
　
今回はセノーテにも行けたのとまた綺麗な海が見れて満足です。
次回来る時はコスメル島に行ってみたり、オールインクルーシブになったMarriott Hotelに泊まってみたいのですが、Marriottが円で考えると1泊10万と高すぎて悩ましい所です。