2023/09/06 - 2023/09/06
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この旅行記のスケジュール
2023/09/06
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ロデズ駅
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コンク
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ローマ橋
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Le Castellou
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この旅行記スケジュールを元に
中世の巡礼路『サンティアゴ・デ・コンポステーラ街道』の1つ、ル・ピュイの道の中で重要とされる村、コンク。
巡礼者は、ここで祈りを捧げさらに西へ向かう。
以前スペインの巡礼路を歩いた経験がある私は、フランスの巡礼路にも興味があったため訪ねる。
アルビ駅からロデズ駅経由、そこからバスでコンクに向かう。
コンクは、『美女と野獣』のモデルとなった村との事。私は夜明け前の教会(表紙の写真)が『ハリーポッター』の世界だなという印象。しかし、どちらもちゃんと観ていない為あくまでイメージ笑
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アルビ駅
アルビ⇨ロデズ SNCF(TER)870002
8:25→9:46 €16
アルビ駅 駅
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ロデズ駅
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ロデズからのバスが苦労した部分。
前日のうちにロデズ駅からのタクシーの予約をしなければならないかなーなんて最後の手段として考えてはいたのだが、出来ればなんとかバスで頑張りたい笑
日本で予め調べていたが年度によって変更されていたり、バスの運行が学校が休みかどうか(フランスでは学生さんは水曜日は午前中のみ)で時間が異なってしまう為、アルビ駅に着いた際に駅のカウンターで帰路も含め時刻表など情報を得る。奥にいた英語が話せる女性がかなり親切に対応してくれる。このご恩は忘れません。。 -
ロデズ駅ロータリー渡ったカフェにて、バスの時間までくつろぐ。
トイレが最新式笑
カフェでベトナム出身のおじさまに身振り手振りで話しかけられる。
日本に行った事があり素晴らしかったと。ベトナムはフランス領だった歴史もあるからか社会的な背景をなんとなく感じるものがある。 -
カフェでヌテラクッキーを食べている私に、『それ食べたら太るよ』と結構ポッチャリ気味のおじさまに言われる笑
旅の最中は地図やら英語やら頭使うからかチョコが欠かせない。。
駅出て左のバスロータリー14番で223のバスでコンク行き。
ロデズ→コンク(1h10)
12:30→13:30 (€2)
バスドライバーに直接支払い。
小さな駅だがバス停は沢山ある。念の為係員さんにコンク行きか再度確認笑 -
スクールバス的な面々の中に、一般人は私たちだけ。。いよいよコンクへ向けて出発。
運転手は英語が通じず。
生徒の中の1人の男子学生が英語で降りるタイミングを教えてくれる。皆さん親切。。
ここでも旅の醍醐味をヒシヒシと感じる笑 -
いくつかの学校の生徒さんが乗ったり降りたりしながら1時間程度でコンクの村に到着。
バス停のある村の西側からメインストリートを進むとサント・フォア教会が目の前に。 -
青空に映える。
サント フォワ教会 寺院・教会
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とりあえず本日のお宿に向かう。
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本日のホテル。
Auberge Saint Jacques
オーベルジュサンジャック 1部屋€91.08
村の中心部にあり、バス停から5分程度にあるロケーションばっちりなホテル。
チェックインにはまだ早い為キャリーケースのみ置かせて頂き、街歩きへ。オーナーさん親切。オーベルジュサンジャック (レストラン) 地元の料理
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教会の正面。
サント フォワ教会 寺院・教会
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インフォメーションセンターは午後は14時からの為、到着後教会前でlunch。
生ハムとモッツァレラ、トマトのgalette€14
食後にespresso€1
スペインの巡礼の時に食べた生ハムと比べてフランスでの生ハムは、少し燻製寄りの生ハムな印象。
どちらにしても美味笑。 -
インフォメーションセンター。
建物も素敵。
日本語を話せる現地のスタッフの方が説明してくれる。
独学との事。
この環境下での独学は素晴らしい。 -
サント・フォア教会のタンパン。
『最後の審判』をテーマにびっしりと124人の人物が描かれている。
中央にキリスト、右側が地獄、左側が天国。 -
インフォメーションでもらったタンパンの解説。
実際と見比べながらじっくり見る。
首が痛い…笑 -
私が特に印象的だったのは、地獄エリアの一生分飲んだワインを逆さにされて吐き出されている場面。
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ここも興味深い場面。
キリストの下の大天使ミカエルと悪魔のやりとり。
魂を天秤にかけている。。
エジプトでも秤は出てくるし、三途の川でも衣の重さで罪の深さが判定されるようだし、なにかと計られる。。
キリストの色が少し青っぽく残っている。 -
タンパンを囲むフレームにある『好奇心』
最後の審判を覗き込んでいるようにみえる。 -
教会内部に入る。
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本日のミサやイルミネーションなどの予定が提示されている。
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教会の天井。
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教会中央部から入り口付近を振り返ると立派なパイプオルガンがある。
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コンクで育った抽象画家ピエール・スラージによるステンドグラス。
1987年創作されたものだが、光の差し込み具合で色が変わるらしい…という情報を得たのは日本に帰国してから…笑
シンプルだった為そんなに気に留めてなかったことが悔やまれる。。 -
教会隣の庭と回廊。
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小さな街を探検するのは楽しいものです。
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イチオシ
チェックイン。
窓を開けると教会が目の前に見える最上階の部屋。
エレベーターはない為オーナーさんが部屋まで荷物を運んでくれていた。 -
インフォメーションでもらった村の地図。
これを手に地図を回しながら村を周遊笑 -
シースルーのカーテンもなかなかいい笑
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村の南側にある巡礼路を西に向かって下る。
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巡礼路。
写真上部の東に登ると村の中心部へ。
写真手前の西にそのまま下りると村の西側の2泊目のホテルLe Castellouの横の道に出る。
その先はまだまだ西に続く巡礼路。 -
無限に小道があって楽しい。
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歩き疲れて飲むミニッツメイドは最高。
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こう見えて結構な傾斜。
靴によっては滑りそう。 -
どこまでも続く。
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泉。
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サンロック礼拝堂に向かう斜面。
なかなかな傾斜。。自然と小股になる笑
同行した友は疲労の為ホテルで休んでいる間、1人で探索。 -
15世紀に造られたサンロックの礼拝堂からの眺め。
中心部から歩いて登ったり降りたり30分前後で到着。 -
風景も空気も清々しい~
実物は写真よりも壮大な風景です笑 -
途中道端で見かけたひょうたん。
後々調べたらの巡礼者は、水筒がわりにひょうたんを持って歩いていたとの情報があった。 -
村にある胡桃のオイルのお店。
お店の方が試飲させてくれる。
ごま油味で後味が胡桃。 -
午後になると日の当たり方が変わる教会。
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サント・フォワの指の骨が入っている。。
…との情報はまたしても日本に帰国してから知る。 -
日が暮れ、夜のイベントを見に人が集まりだしてきた。
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21時
神父さまが登場。厳かな雰囲気の中時折笑いがあり、フランス語が理解できないのは悔やまれたが、その和やかさに分からないなりに理解した気分になる。 -
21:30
また別の神父さまによるパイプオルガンコンサートが開始。
この時間になると2階の回廊に入場できる。
回廊 €6
複雑で何層にも重なっているかのような温かい音色は、ずっと聴いていられる。
足元のペダルを踏みやすい格好で演奏。サント フォワ教会 寺院・教会
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2階の回廊の柱。
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22時
演奏会終了後、タンパンのプロジェクションマッピングが開始。
歴史的なものが急に現代的なものと融合される。 -
本来の色を想像しながら見る。
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朝6時30分夜明け前。
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少しずつ夜が明けていく様は美しい。
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7時の朝食をとる頃には、巡礼者達は西に向かって出発している。
スペイン巡礼の時も、午前中の涼しい時間帯が歩くのに快適だった事を思い出す。 -
朝イチのサント・フォア教会。
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聖ヤコブ像からサント・フォア教会を望む。
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朝日が眩しい。
午前中は、教会は逆光になる。 -
かまど
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趣のある家。
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家の中がどうなっているのか想像するのも楽しい。
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門
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山の中にある村だと感じる。
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窓にはホタテ貝が。
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村の中には、犬のフンの為の袋が設置されている。
確かに足元を気をつけて歩かないと悲しいことになる。。 -
泉
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ランチは、レストランCharlemagne
ロケーションが良くランチの時間帯は、あっという間にお客さんで一杯になる。
サラダ、バケット、クリームブリュレ、エスプレッソで€20 -
クリームブリュレ
スプーンにはホタテ貝の様な柄がある。 -
レストラン隣にあるベーカリーでエクレア。
他にも美味しそうなモノが。 -
サント・フォア教会と共に世界遺産になっている石橋。
2泊目のホテルはこの橋の前にあるLe Castellou
写真奥が教会方面。
手前の西方向に向かってスペインのサンディエゴコンポステーラにつながる16世紀のローマ橋。
ここを渡って涼む。下に流れているドルドゥー川に降りると、旅人が水浴びしている。 -
ドルドゥー川
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2泊目のホテル、Le Castellou
村の西側にあり、ここは村の中心部から20分は離れた場所にあるが全体的に口コミがよい為選んだホテル。
こだわりのあるオーナーさんの作る夕食がおすすめ。
ドルドゥー川、ローマ橋が目の前で森の近くにある為また違ったコンクでの過ごし方ができたと思う。
ホテルすぐ脇に巡礼路が通っており、サンロック礼拝堂がここから約10分程度の登った南方向にある。 -
巡礼路の道標。
進行方向が記されているわけではない。
スペインの巡礼路は、ある一定距離毎にホタテ貝のマークや方角が矢印で記されていたり、落書きも含め巡礼に関する標識が多数見られたがコンク内には、標識がそれほど多くない印象。 -
ホテルへ戻る途中、車から降りてきたおじさまが『ジャポネ?』と話かけてくる。雑談の中、目の前の家はなんと1844年に建てたもので、おじさまの親族のご自宅と。
日本の江戸時代末期にあたる。
歴史あるものが日常に溶け込んでいる。。
ちなみにこのおじさま。車のライセンスはすでにきれておりフランスではそれがスタンダードと笑 -
ホテルLe Castellouで夕食。
ワインも地元のものや、こだわりのあるものが取り揃えてある。
ダイニングで食事をしながら、オーナーさんや他の旅人との交流もあるようなアットホームなホテル。 -
冷製スープ。
野菜が沢山入っておりミネストローネ風だが、個人的にはセロリの風味もする。
オーナーに聞くとセロリは入っていないが沢山の野菜やハーブを使っていると。
美味。 -
生ハム、チーズの盛り合わせ
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アプリコットのデザート。
これも食べた事ない風味だが、美味。
夕食は、ワインも含め1人€20くらい。 -
朝、ローマ橋に向かう巡礼者たち
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朝、西に向かう巡礼者たち
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朝の神父さま。
この後、新聞を買いに行っていた。 -
コンクを発つ朝。
やはり2泊がおすすめ。オーベルジュサンジャック (レストラン) 地元の料理
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バス停にて。
自転車での巡礼者も西に向かう。
この後バスでロデズ駅に戻る。 -
10:45頃ロデズ駅に到着。
トゥールーズ行きの電車待ちの為、再び駅前のkyriad cafeへ。
再びベトナム人のおじさまに再会。
Tokyoのジャージ着てる。
コーヒーを一杯ご馳走になる。
旅には出会いが沢山ある。
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