2022/04/30 - 2022/05/03
191位(同エリア254件中)
もっちさん
2022GWは兵庫・鳥取の続100名城巡り。
今回は城攻めにはお天気が悪く、また右膝の調子もいまいちで山城攻めには不利な旅行となりました。
機会があったら是非、と思っていた加藤文太郎墓(新田次郎の「孤高の人」主人公)・吉川経家墓(鳥取城の水攻めの際の鳥取城城主、のち自害)へも訪問できました。
PCR検査で陰性を確認し、朝イチで伊丹空港へ。
伊丹空港からは路線バスでJR伊丹駅(有岡城)、福知山線で黒井、福知山へ。
今回の旅も時刻表が必須ですw
4/30 伊丹空港→有岡城(JR伊丹駅)→黒井城→福知山城
★5/1 福知山→豊岡経由で出石・有子山城
5/2 豊岡から浜坂駅(加藤文太郎墓)経由→鳥取経由で若桜鬼が城
5/3 吉川経家墓→鳥取城→伊丹空港
- 旅行の満足度
- 4.5
-
豊岡駅から30分くらいで、全但バスのターミナルに到着。
豊岡駅でバス待ちしてましたが、10分位すでに遅れてました。
ターミナルは待合室がありました。
街のシンボル、辰鼓楼をパチリ。 -
GWということもあり、中心地の駐車場は早い時間で満車になってました。
因みにお蕎麦で有名な近又さんは衝撃の2時間半まち・・。 -
ちなみに出石は禁門の変に敗れ朝敵となった桂小五郎が出石の町人である甚助直蔵兄弟の助けを借りてここ出石に匿われていたので、写真のような碑が町内に沢山あります。
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ここにも!ほかにも数か所見かけました。
コロナ禍前に長州を旅行したときにも桂小五郎の潜伏場所があったので、桂小五郎の碑は山陰付近に多いかもね。 -
本命の有子山城。
山頂に石垣が確認できます。
丁度、子供の日に近かったので、鯉のぼりも確認できます。 -
山麓は出石城、山頂にあるのが有子山城です。
出石城は誰でも登れるまあ、公園みたいなものです。
右手の登城門から参りましょう。なお、江戸時代は川はなかったので、橋も勿論なかったそうです。 -
多分、二の丸当たりの石垣。むしむしした感じが年季入ってていいですね!
二の丸付近は割とスペースがありましたよ。現在は桜の名所だそうです。 -
石垣は野面積。
山名時代は土の城でしたが、羽柴秀長によって石垣の城に改修されました。 -
ではお城坂を上って有子稲荷神社へ。
鳥居は37基、157段で整備されてます。 -
お城の石垣に沿って整備されてて、今までの鳥居とは趣が異なります。
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稲荷郭からの出石の街並み。
有子山山頂からだともっと素晴らしいのかな。 -
ここからが有子山城への入口となります。
杖の貸し出しもあります。
だた、さっきまで雨が降ってて足元が悪いので今回は行けるところまで行きます。 -
幅が70センチくらいしかない。
落ち葉で下との境目が微妙で、雨で滑らないように慎重に進みます。
途中、誰にも会わないで良かった。
兵庫・山陰の山城はハードル高いっす・・。 -
熊出没注意!
こういう看板はもう見慣れました。
岐阜のお城ではカモシカ見たよ、小谷城では蛇の脱皮見たよ・・。 -
この下は断崖絶壁!
今回、黒井城、有子山城、若桜鬼が城と3つ山城をめぐりましたが、作りがすごく似てますね。
因みに有子山城はアノ藤堂高虎!が初めて手掛けた石垣のお城なのだそうですよ!
高虎ブランド健在ですな。 -
左側が道です。
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有子山城は途中で引き返して町を散策してみます。
実はお蕎麦の近又は待ち時間が長そうだったので、その時間を利用して観光してしまおうという目論見です。
町自体はほぼ徒歩で回れるので、途中で1回、進捗状況を確認しに近又さんに行ってます。 -
観光案内近くの家老屋敷。
日本三大お家騒動の1つ左京の屋敷跡。
仙石権兵衛秀久が泣いてるよ・・。ドロドロですね。
天井が低いのは、刀の動きを制限するため。
出石は古い建物が結構残ってます。 -
出石で有子山城と同じくらいに楽しみにしていたのが、宗鏡寺。
で、その手前にあるのがこちらのお寺。 -
(またまた出てきた)桂小五郎が潜伏していた際にここで囲碁を打ってたそう。
潜伏時期はここで囲碁をするのが唯一の楽しみだったのだとか。
(しっかし、桂小五郎はよく出てくるわ・・。むしろ「センゴク!」を前面に出してほしいのに・・。) -
お寺はとってもきれいに整備されてますよ。
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この1本道を通って
宗鏡寺に向かいます。 -
宗鏡寺のすぐ手前にあるお寺が願成寺で、大河ドラマ「八重の桜」の山本八重の夫であった川崎尚之助の供養塔があります。
但馬国出石藩医家・川崎才兵衛の子として生まれたとされてますが、いまいち確証はないそうです。
大河ドラマでは長谷川博己さんが演じておられましたね、カッコよかったw -
とまあ、寄り道しながら、本命の宗鏡寺に到着です。
ここは沢庵寺、といったほうがピンとくる方が多いのかな。
圓覚山宗鏡寺(すきょうじ)は、沢庵和尚の故郷の寺で沢庵寺たくあんでらと呼ばれ、出石城主の菩提寺でした。
沢庵和尚は家光をたくあんで窘めたことで有名ですね。 -
ここは庭園が本当に見事。
程よい大きさで苔がいい感じにむしてます。 -
お寺ってベースは似ているから訪問時の季節や天候に結構左右されますよね?
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丁度大好きな青紅葉の時期。
紅葉も好きだけど、それ以上に青紅葉が好き。 -
お茶席の対来閣。
対来閣は4畳半。 -
和尚作庭の心字の池
投淵軒の前の庭は沢庵和尚自ら作られたもので、池は「心」という字を表していることから「心字の池」と呼ばれてます。 -
願いの鐘
こちらは山門を鐘楼にした珍しいもので、鐘は英霊回養の為に豊岡の方が一寄進されたそうです。
古刹に新しい鐘が違和感なく溶け込んでます。 -
そろそろ近又に戻りましょう。
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予約表に名前を記載してから約2時間半後に入店できました。
家族連れだともっと待つかと思います。 -
皿そばが来る前に薬味などの説明をしてくださいます。
名店ですが、スタッフの方はとっても気さくで、近すぎず、遠すぎず、絶妙だなと思いました。複数のスタッフさんが同じような対応でしたので、おそらく個々人の問題ではなくて、そういう方針なのだと思います。 -
5皿では足りなくて、10皿追加。
ちゃんと薬味も追加されました。
食べたらまだ食べれるからどんどん追加していくので、入店までに時間がかかるのは理解できます。
隣のご家族は20皿追加~、って。
初めに塩でいただくことを勧められまして、一番印象に残ったのは塩でした。そばの風味が一番残るのですね。
センゴクが信州小諸藩から転付されてその際にそば職人を連れてきたことからお蕎麦が広まったと言われてます。
小諸は田舎そばみたいな感じですが、それよりはお上品だと思いました。 -
近畿最古の芝居小屋である出石永楽館。
復元なので外から見学しただけ・・。 -
江戸時代は船着場の夜灯で、今は現役の常夜灯。
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よく見たら空洞なんだけど、大丈夫なのかな。
古いものを大切に活用しているんだなと思いました。 -
出石自体はすごく観光に力を入れてて、HP・パンフも充実してました。
近畿近隣の方は1日観光に丁度良いのではないでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
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