2021/11/12 - 2021/11/12
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2021/11/12
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防府市を半日観光した。防府の四大観光資源である防府天満宮、周防国分寺、毛利氏庭園、阿弥陀寺のほか、種田山頭火ゆかりの場所を訪ねた。マイカーで巡ったが、感心したのは駐車場だ。要所要所に無料の観光駐車場が設けられており、快適に回ることができた。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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北野天満宮、太宰府天満宮と並ぶ「日本三大天神」の一つに数えられる。こうした「日本三大もの」は諸説あることが多いが、防府天満宮の場合は最初(最古)の天満宮を自称することから数えられているという。朱塗りの楼閣、回廊、本堂は天神様というよりも八幡宮を思わせる。社域は広く、門前町で構成される参道や本殿周辺、背後の梅園など見どころは多い
防府天満宮 寺・神社・教会
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境内から見下ろす。きれいな参道だ
防府天満宮 寺・神社・教会
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回廊に囲まれた本殿
防府天満宮 寺・神社・教会
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防府天満宮で個人的に気に入ったのは春風楼だ。江戸後期に五重塔を建立しようと始まった試みがとん挫し、明治になってから楼閣に変更して完成を見た。何と言ってもここから見る防府の景色がいい
防府天満宮 寺・神社・教会
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鯛の形をした容器に入ったおみくじ。一年安「鯛」(安泰)だそうだ
防府天満宮 寺・神社・教会
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境内の一角には楫取素彦と妻の美和子(文)の像が。美和子はNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公として描かれた。夫妻はこの地で人生を終えている
防府天満宮 寺・神社・教会
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防府天満宮や山頭火ふるさと館、周防国分寺、毛利家庭園など防府の観光資源は萩往還沿いに点在している。必然的に萩往還を伝いながら観光客は周遊することになるが、観光客の拠点として設置されたのが「うめてらす」だ。まちの駅を標榜し、観光案内や休憩スペース、トイレはもとより特産品、土産物のショップ、カフェ、駐車場などがそろう。自転車のレンタルも
防府市まちの駅 うめてらす 名所・史跡
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漂泊の生涯を送った種田山頭火に定住のイメージはなく、防府が出身地だとは認識していなかった。防府市の代表的な観光資源でもある防府天満宮から歩いていける距離にある記念館だ。山頭火の生涯、とくに防府時代の歴史がよくわかる。なぜ仏門に入り漂泊したのか、破戒的なイメージがあるのはなぜかーなど前半生の様子がわかる
山頭火ふるさと館 美術館・博物館
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種田山頭火が幼いころに尋常小学校に通った道を「山頭火の小径」と名付けて整備している。きちっと掃き清めた家々の玄関が並び、壁には山頭火の句を書いた板が。交差点には道標がわりに真ちゅう製のぞうりの足跡が「スタスタ」という感じで埋まっていた
山頭火の小径 名所・史跡
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「山頭火の小径」のスタートは山頭火の生家跡だ。敷地が850坪もあったという大地主。生家跡にはその正門があったというが、どこにも豪壮さは残っていない。山頭火の父親は放蕩の限りをつくし、山頭火自身も酒造場経営に失敗するなど没落。破戒的な行動が自由律の名句を生み出したという矛盾した人生の不思議さを、この生家跡が象徴しているかのようだ
種田山頭火生家跡 名所・史跡
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生家跡にある種田山頭火の句碑。『うまれた家はあとかたもないほうたる』
種田山頭火句碑 名所・史跡
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防府天満宮、周防国分寺などが沿道にあるのは萩と防府を結ぶ「萩往還」と呼ばれた主要な街道(旧山陽道)だった
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周防国分寺の山門。堂々とした建築だ
国分寺金堂 美術館・博物館
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重みがある建物だ。東大寺を総寺とする国分寺だが、この建物は雰囲気がどこかしら東大寺大仏殿に似ている。軒先の反りなど東大寺大仏殿とは違う系統の建物だが、重みが相似しているのだ
国分寺金堂 美術館・博物館
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国分寺は全国津々浦々に号令がかけられたが、各地の取り組みに濃淡がでた。防府ではこれほどの重みのある建物が、途中の再建を経て現代に残されている。この建物が素晴らしいことは論を待たないが、こうした建物が現代に残存していることにこの地域の美質が表現されているような気がする
国分寺金堂 美術館・博物館
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周防国に置かれた国衙の跡は公園として整備されている。全国各地に置かれた国衙の跡は武家社会に移行してからは早々に廃れてしまったが、周防国衙だけは周防国が東大寺再建で重要な役割を果たしたことから後世まで残ったという。そのため、現代まで当時の遺構や文化財が残存したことから、早くから遺跡の整備が進んだ。街の中心部に広大な公園として残っているのはそうした事情がある
周防国衙跡 名所・史跡
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周防国衙跡の旧山陽道をはさんで反対側にある神社だ。14柱もの神様が祭られているのは、ここが周防国の総社だからだ。国衙に着任した国司は早速ここに参拝したのだろう。境内には『同期の桜』などで知られる防府市出身の作曲家・大村能章の顕彰碑と歌碑がある
佐波神社 寺・神社・教会
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毛利庭園のエントランス。紅葉や桜の名所でもある
毛利博物館【旧毛利家本邸】 公園・植物園
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旧毛利家本邸を活用した毛利博物館。明治期の大きな家というのは近代と現代が絶妙に融合していて印象深い。訪れたときは展示会「国宝」の開催中。雪舟の「四季山水図(山水長巻)」と毛利元就の「三本の矢の教え」の元になった元就の自筆の書状『三子教訓状』が出展されていた
毛利博物館【旧毛利家本邸】 公園・植物園
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電燈と和風のしつらえが、いかにも明治の建築
毛利博物館【旧毛利家本邸】 公園・植物園
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和洋折衷の豪華な室内
毛利博物館【旧毛利家本邸】 公園・植物園
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中央に池がある池泉回遊式庭園
毛利博物館【旧毛利家本邸】 公園・植物園
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明治の造園だが、いかにも大名庭園という風情だ
毛利博物館【旧毛利家本邸】 公園・植物園
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邸宅を望む角度から
毛利博物館【旧毛利家本邸】 公園・植物園
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源平合戦で焼失した東大寺の再建を託された重源上人がこの地で建立した大仏とされる。姿はよろしくないが、上人は大仏を建立することでこの地に奈良の大仏の威光を知らしめて、東大寺再建をスムーズに進めようとしたのかもしれない。
多々良大仏 名所・史跡
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山中の寺院だが、まずは仁王門に驚かされる。快慶一派による像が納められている八脚門だが、あまり見かけることのない茅ぶきだ。ほの暗い雰囲気で、たたずまいがいい
東大寺別院 阿弥陀寺 寺・神社・教会
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源平合戦で焼失した東大寺の再建を担った重源上人ゆかりの寺院だ。周防国は再建資金をまかなう造営料国とされ、重源はこの地に全国に七カ所ある東大寺別院である阿弥陀寺を築いた。
東大寺別院 阿弥陀寺 寺・神社・教会
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別角度から
東大寺別院 阿弥陀寺 寺・神社・教会
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