2021/01/04 - 2021/01/05
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RAINDANCEさん
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神奈川県北西部、足柄上郡山北町にある中川温泉を訪れました。丹沢山地の西部、丹沢湖の北にある山あいの静かな温泉地です。古くから「武田信玄公隠し湯」として知られ、信玄が傷兵に湯あみをさせたと伝えられています。
★山北町、丹沢湖周辺を散策した後は、風呂が高評価の「信玄館」に宿泊。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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K7(首都高 横浜北西線)が開通してから、横浜鶴見あたりからの東名へのアクセスがずいぶん便利になりました。
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東名高速。富士山がよく見えます。
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いつもは通過する大井松田ICにてOUT。こんな近くのICで下りたのは初めてかも。
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松田町を抜けて山北町に入りました。
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山北駅近くで少し寄り道。「河村城跡」へ。
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駐車場があります。未舗装ですが。
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トイレもしっかり設置され、ここを山北町の見どころにしようという気概を感じます。
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「河村城址公園」内の城跡。河村城は、平安時代末期に秀郷流藤原氏の一族であった波多野遠義の子、秀高が現在の山北の地を領し、河村を名乗ったことに始まるそうです。
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現在遺っているのは、戦国時代に河村城が北条氏の城だった頃のものらしい。
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障子堀の堀切跡。
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平成元年(1989年)から6年の歳月をかけて河村城跡の調査研究と歴史公園としての整備が行われ、平成6年5月に「河村城址歴史公園」が誕生したとのこと。その後、平成8年に、県内の山城としては初めて県指定史跡となりました。
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素性は分かりませんが、モニュメントと祠がありました。。
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「展望のあずまや」があります。ここからはハイキングコースもあり、ご年配のグループが休憩されていました。
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あずまやからは、市街地を見下ろす眺望。
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城跡から山を下り、通りすがりに「八幡神社のくすの木」。
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山北駅前にやってきました。これは「さくらの湯」。
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「山北鉄道公園」に鎮座するD52形蒸気機関車。
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この車両は、昭和19年(1944年)の製造で、山陽線、東海道線、御殿場線で活躍し、昭和43年に引退したとのこと。
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駅前をあとにして山北町役場前を通過し…
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…丹沢湖・中川温泉方面へ。
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道の駅山北にて小休止。
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小さな道の駅です。
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こういうご時世なので、売店もやっておらず。
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「丹沢(たんざわ)湖」にやって来ました。
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丹沢湖は、昭和53年(1978年)に完成した「三保(みほ)ダム」によって出来た人造湖です。
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三保ダムへ。
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ダム洪水吐の建物。
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ダムから放流された水は、酒匂川水系の河内川として流れていきます。
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続いて、「丹沢湖記念館」へ。
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丹沢湖の歴史、丹沢湖周辺の自然や民俗についての紹介が少し。
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お土産も売っています。
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記念館に隣接する「三保の家」。ダム湖に没した世附地区から移転して復元したものだそうです。
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昔の生活用品、農機具類の展示。
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囲炉裏のある部屋。江戸時代末期の雰囲気を残しています。
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さて、そろそろ丹沢湖をあとにし、中川温泉へ向かいます。
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...その前に、湖東の少し上流が、平成11年(1999年)の玄倉川水難事故の現場です。思慮の浅い大人の行動により、幼い子供を含む13名の犠牲者を出す惨事となりました。その教訓を訴える看板。
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永歳橋を渡って北へ。
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丹沢湖の北、約3kmほどに広がる「西丹沢中川温泉郷」に着きました。
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中川川のほとりに立つ、中川温泉「かくれ湯の里 信玄館」がこの日の宿です
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その正面玄関。
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玄関の向かいには温泉櫓。この宿は、地域で一番の湯量を誇るそうです。
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エントランスとフロント。
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庭園を望むロビーラウンジ。
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客室は渓流沿いの和室。
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広縁も付いて、広くて過ごしやすい客室でした。
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洗面台は昭和か平成前期な感じですが、トイレは温水洗浄付にリニューアルされています。
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客室の窓から望む中川川、やはり渓流沿いは良いですね。
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茶菓子をいただいたら温泉へ。
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信玄館の湯処は6つ、まずは「露天岩風呂 千石の湯」へ。
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ここは男女交代制なので、時間を逃すと入り損ねる可能性があるので早めに。
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いい雰囲気の露天岩風呂。
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中川川を望みながら浸かります。
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露天風呂を出て、違う風呂へ。こちらはロビーラウンジから見えていた庭園。
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無料貸切風呂へ。
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「丹青(たんせい)の湯」。御影石造りの良い雰囲気。
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大浴場「夢幻の湯」も浸かっておきましょう。
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これこそ大浴場、という広い浴槽。中川温泉の泉質については、Ph10と高くて滑らかな”美人の湯”、塩素臭も感じずいいお湯でした。
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大浴場の展望露天風呂からも中川川が望めます。
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温泉旅館=卓球という慣習が残ってます。
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この宿には温泉プールまであるのですが、5~9月の営業なので休業中。
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温泉の後は広間での夕食です。テーブルの間隔はご覧の通り。
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口コミでは料理の評価は分かれているようですが、どうでしょうか。
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とりあえず生。
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先付けのみそ漬け小胡瓜と、本日のお造り。
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焼物は鰯の照焼&河豚の一夜干し、煮物は南京万頭&若鶏根菜巻き&海老含ませ。
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酒を日本酒に切り替えて。神奈川の石井酒造の「曽我の誉 生貯蔵酒信玄館」をチョイス。
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火の物は豆乳鍋。山百合ポークと白菜・春菊・エノキ・長ネギ。
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揚げ物の天ぷら、海老アーモンドフラワー&とろろ磯辺揚げ&松笠慈姑&蓮根。
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豆乳鍋が煮えてきました。
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食事は白米となめこ&豆腐の赤だし。
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本日のデザートはイチゴムース。
季節の山海の幸を盛り込んだ素朴な田舎料理は、奇をてらわずいい塩梅の味付けで良かったと思います。 -
食後に少し休んだ後、貸切風呂へ。この宿は、無料の貸切風呂が3つもあるのでちょっと忙しいです。
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こちらが「水光(すいこう)の湯」。
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水光の湯の洗い場。
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勢いでもう一つの貸切風呂、「山色(さんしき)の湯」までいっちゃいましょう。
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どの貸切風呂も洗い場はきちんと2つ整ってます。
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信玄の隠し湯を謳うだけに、その演出に一役かっているであろう甲冑。
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なめらかな温泉と素朴な料理を満喫し、中川川のせせらぎの音を聞きながら休みにつきます。
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翌朝...
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朝風呂に浸かったあと、朝食です。少しづつ色んな味が楽しめる献立。
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冬場だけに、鍋で熱々の味噌汁がいただけるのは嬉しい。
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朝食を終えてチェックアウト。首都圏からの近場にこんないい温泉があったとは。
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チェックアウト後、温泉集落の周辺を少し散策。
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「温泉の道」なる散策道を発見。
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吊橋がありました。
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中川川の清流。
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そろそろ中川温泉をあとにします。
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帰途につく前に、温泉の少し北にある「中川の箒(ほうき)杉」を見ていきます。
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樹齢2000年といわれている古代杉で、高さ45m、根回り18m、国の天然記念物に指定されているそうです。
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杉の傍らには「熊野神社」。
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大井松田から東名で帰途へ。
中川温泉は、2000万年前に丹沢山地の中央に貫入したマグマの熱エネルギーに依存し、すでに冷えてきていることからその温泉活動の規模は小規模になっているらしい。ですが、首都圏から1時間半、静かな山あいで良質な温泉が楽しめる穴場でした。
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