2017/04/04 - 2017/04/05
7位(同エリア8件中)
旅四郎さん
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トリニダーからカマグエイへバスで移動した。シエンフエゴスもそうだったが、カマグエイについても、『地球の歩き方』にもあまり詳しく書かれていない。主要な所は見て回れたが、旅行記を書いていると見逃した所を発見するたびに悔しい思いをする。旅は情報だ改めて思う。
4月4日(火)宿泊した宿で早い朝食をすませて、トリニダーのバスターミナルを出発してカマグエイに向かう。午後カマグエイに到着して、カマグエイの旧市街に行く。イグナシオ・アグラモンテ公園、カンデラリアの聖母大聖堂、イエスの聖心教会、ロス・トラバハドーレス広場に行きメルセー教会、サン・フアン・デ・ディオス広場に行きサン・ファン・デ・ディオス博物館を見学。夕食を済ませて、カマグエイのバスターミナルに戻って、夜行バスでサンティアゴ・デ・クーバに向かう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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4月4日(火)宿泊したオスタル・ロカベルデで早い朝食を済ませて、トリニダーのバスターミナルに行く。午前8時12分に出発して、バスはセントラル・デ・キューバ自動車道を走る。
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セントラル・デ・キューバ自動車道を走っていて、午前11時30分にクルセロ・デ・パラグアのドライブインに到着。
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ここにはカフェ・バーやレストラン・オアシスもあり、休憩。
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キューバ音楽の演奏も聴くことができた。
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カマグエイのバスターミナルに午後2時5分に到着。写真はバスターミナルの入口。
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バスターミナルから歩いて30分ほどで、旧市街の中心にあるイグナシオ・アグラモンテ公園に着いた。白い大理石のベンチと、独立戦争の主人公の一人であるイグナシオ・アグラモンテの騎馬像がある。この彫刻はイタリアの彫刻家サルヴァトーレ・ブエミの作品。広場の四隅に植えられたヤシの木は1851年にスペイン軍によって、この場所で処刑された国民主義者のグループに捧げられた象徴的な記念碑。
カマグェイの歴史地区 旧市街・古い町並み
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カンデラリアの聖母大聖堂はローマ・カトリックの大聖堂でカマグエイの宗教の歴史の中で最も重要な教会。巨大な鐘楼の上にあるキリストの像が際立っている。
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1530年にこの場所に礼拝堂が建てられていて、19世紀に再建された。1998年、教皇ヨハネ・パウロ2世が街を訪れた際に集められた資金で修復された。
カマグェイの歴史地区 旧市街・古い町並み
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大聖堂には街の守護聖人であるカンデラリアの聖母に捧げられたもので、この名前が付けられた。
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鐘楼に上ると、西の方向に1825年に建てられたバロック様式のカルメンの聖母教会が見える。カマグエイでは唯一の2つの塔を持つ美しい教会。
カマグェイの歴史地区 旧市街・古い町並み
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北の方向には左にメルセー教会と右に孤独の聖母教会が見える。
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鐘楼の東の窓からはイエスの聖心教会が見える。
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カンデラリアの聖母大聖堂の前にある鮮やかな青い建物はトロバの家という伝統的なキューバ音楽が楽しめる場所。
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東に少し歩くとホセ・マルティ公園がある。この公園にはホセ・マルティが子どもを伴った像が建てられてる。ホセ・マルティの普遍的な教育活動を象徴するもので、像は高さ約2m、重さ約800㎏あり大理石の土台の上に建てられている。後ろにある水色の建物はホセ・マルティ・ペレス総合病院。
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イエスの聖心教会はホセ・マルティ公園の前に建っている。以前はサンフランシスコ寺院があった場所に、1912年から1919年の間に建てられた。キューバでは珍しいネオゴシック様式の建物で、メインファサードのポータルは、3つの八角形の尖塔で構成されている。
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教会の内部は3つの身廊を持ち、ドイツから輸入されたポリクロームステンドグラスの窓が際立っている。リブ付きの丸天井、ネオゴシック様式の白い祭壇が置かれている。
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市内の数ある公共広場の中でも訪問者が最も多いのが写真のロス・トラバハドーレス広場。この広場の西側には非常に印象的な青い建物が建っている。植民地時代の折衷主義の建物で、現在はサンタ・セシリア・コンベンションセンターとして使われている。ここでは重要なビジネス、教育、政治イベントなどが開催されいる。
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ロス・トラバハドーレス広場に面した郵便局の壁にチェ・ゲバラが描かれている。壁には「Che Comandante Amigo」と書かれており、「チェ司令官、友達」ということか。左隣に国民党指導者のイグナシオ・アグラモンテのかつての家がある。現在は彼に捧げられた博物館として公開されている。
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ロス・トラバハドーレス広場の東側のデル・ガロ広場には孤独の聖母教会がある。この教会は1776年に建てられ、特徴的な美しい塔がある。
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1601年に海の中から奇跡の人物が現れ、その時からこの場所が礼拝所になった。1748年から再建され、メルセー教会となった。バロック様式のファサードと35mの塔をもち、カマグエイの植民地時代の教会の中で最も印象的なもの。
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教会には入れなかったが、教会に付属する修道院に入った。2階建てのアーケードのあるアーチ型の回廊があり、中央の庭園には多数の植物が植えられている。カタコンベがあり、1814年まで教会の信者が埋葬されていた。
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写真はカマグエイの街のシンボルである土鍋だが、修道院の庭園の中に置かれている。
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イグナシオ・アグラモンテ公園に戻って、公園の北側にあるモックアップ・オブ・ザ・シティ・オブ・カマグエイに入った。写真はカマグエイ市の詳細な模型だが、大きな土鍋なども展示されている。
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サン・フアン・デ・ディオス広場は植民地時代の建築を鑑賞できる最高の場所のひとつ。18世紀の雰囲気を残したカフェ、工芸品店、アートショップなどが並んでいる。
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広場の東側には、サン・ファン・デ・ディオス博物館がある。以前、この広場にあったサン・ファン・デ・ディオス修道院病院は1902年に病院の機能を停止し、教育学の大学や洪水の犠牲者の避難所などにも使われた。
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現在は旧病院の建物内にサン・ファン・デ・ディオス博物館がある。中に入ると写真のホセ・オラロ神父の像がある。キューバで最初の聖人となったホセ・オラロ神父はこの病院を管理していた。
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さらに奥に行くと、木製の祭壇と彫刻が施された5つの祭壇がある。主祭壇には、貴重な木で作られた聖三位一体のキューバでは唯一の人型表現のものがある。カマグエイの歴史に関する物や町のいくつかの絵画も収められている。
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サン・フアン・デ・ディオス広場から西の方向に3分ほど歩くとカサ・オーストリアがある。100年以上前の邸宅を使って、クレオール風のオーストリア料理を提供するレストラン。
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レストランの中に入ると、クラシックから伝統的なカントリーミュージックまでの優れた音楽を聴くことができる。中庭の小さな池の周りにはオープンエアーの席もあり、リラックスした雰囲気で食事ができる。
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レストランの中には植民地時代の家具が置かれ、オーストリア関連の写真、本も展示されている。キューバのビール・クリスタルとウインナ・シュニツエルを注文。まず、ビールとペストリーが出てきた。
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次に、メインのウインナ・シュニッツエルが出てきた。料金はcuc10.40だった。食事を済ませて、午後9時頃にカマグエイのバスターミナルに戻り、夜行バスでサンティアゴ・デ・クーバに向かう。
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