2019/10/19 - 2019/10/23
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おこちゃまさん
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以前成都への旅行は個人手配で行いましたが、今回ANAのパッケージツアーで同様なものをみつけたので利用しました。
個人的にはパンダには興味が無く、前回眺めることが出来なかった四姑娘山をこの目で確認したい気持ちでした。
結果はなんとか山頂のみ眺めることはできましたが、何か不完全燃焼感が残りました。
現時点での中国の観光地は資源としては魅力が多いですが、国内客で十二分に潤っているため外国人客への対応は不十分です。
しばらくは中国への旅行は無いでしょう。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
成田17時25分発成都行き。
機材は767-300。
相当くたびれていてサイドテーブルの調子も悪い。
CAさんによると今月で退役だそうな。 -
午後10時過ぎに成都着。
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ガイドさん案内で車へ。
空港の周囲はホテルがあるくらいで何も無さそうなところ。 -
4日間お世話になあるのはビュイックのミニバン。
ビュイックは日本ではほとんど見かけることがないが、中国ではメジャーのよう。
もちろん現地生産車だろうが。 -
20分ほどでホテル着。
大鼎世紀大飯店。
まだ新しい。 -
ロビーわきのカフェはもう営業していないようだ。
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部屋は、まあ普通。
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独立したシャワーブースあり。
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バスタブあり。
ベッドルームとスルーウインドーになっている。
こういう造りのホテルは多い。 -
翌朝、朝食ブッフェへ。
7時くらいに行ったが、まだほとんど客はおらず。 -
中庭が見えます。
周囲は新しいビルばかり。
ブッフェの内容は悪し。30点! -
お迎えまで時間があったので周囲を散歩。
ホテルの玄関。
正面は公園になっている。 -
ホテル全景。
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Dading Century Plaza Hotelというらしいが、ガイドブックには載っていない。
まあ、ANAのツアーで利用するホテルだからそう悪いランクではないことはたしかでしょう。 -
変な形のビルがあった。
印鑑の形をしている。 -
ファミマを発見したので入ってみる。
おでん?
日本とかなり違う感じ。 -
ホットミールの種類も違うようだ。
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スナック類。
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ハイキング用にいくつか買ってみる。
ところで中国はほとんどすべてスマホ決済。
カードはまず使用できないので旅行者にはとても不便。
現金で買い物をすることになるのです。 -
突然雨がパラパラと降ってきた。
曇り空だったので不審に思わなかったが、上を見上げると・・・ -
高いビルの窓をホースで洗っている!
水を直接ジャバジャバかけているのでしぶきが下へ落ちていた訳。
日本では考えられないやり方。 -
さて本日は臥龍というところのパンダ基地へ。
約2時間の道のり。
高速を降りるとすぐ山道になる。
画像に映りこんでいるのはダッシュボード上のパンダのマスコットで山中にパンダがいたわけではありません。 -
険しい崖沿いの道が続きます。
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臥龍の街に到着。
ここで早めの昼食をとります。 -
レストランはガラガラ。
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昼食はこんな感じ。
旅行中の食事は概ね野菜中心のおかずにスープとごはんでした。
味は悪くはないけれども塩味が強め。外人用なのかもしれないが、辛い料理はほとんどなかった。 -
キノコいため。
四川省はキノコが豊富に取れるようです。 -
ニラと豚肉の炒め物。
肉は少なめ。アフリカ豚コレラの影響かも。 -
食事後、パンダ基地へ。
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パンダ基地の周囲は山ばかり。
実際、野生のパンダも周辺に生息しているらしい。 -
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先ずは博物館へ。
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剥製。
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ジオラマっぽい展示。
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ぬいぐるみが手術を受けている図ではなく、パンダの人工授精についての展示。
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これは記念撮影用の着ぐるみではなくて、実際にパンダを野生に戻す際に係員が着用したものだそうだ。
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パンダ飼育施設へ。
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周囲の山は2千メートル以上ありそう。
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ここが飼育施設。
1頭1頭独立したスペースで飼育されている。 -
パンダがいました。
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丁度食事中。
大人のパンダです。 -
子供のパンダもいます。
ここは3頭の子パンダが昼寝中。 -
お隣には4頭の子パンダがいました。
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1歳過ぎの子パンダだそうです。
じゃれあっていてかなりかわいい。
丸一日動画をとっているパンダフリークの日本人もいました。 -
パンダ基地の前には何軒かのホテルがあります。
泊りがけで観るほどのものではない気がしますが。 -
パンダ基地を出てさらに山奥に入ってゆきます。
目指すのは四姑娘山の麓の街です。 -
どんどん高度を上げてゆきます。
以前も来た展望台に到着。
雪山の奥に四姑娘山が見えるはずですが、今回も見えず。
このあたりの標高は3千メートルを超えています。 -
日隆という四姑娘山の麓の街のホテルに着きました。
このあたりはホテルがたくさんあります。
一大観光地みたいです。 -
宿泊したホテルはこじんまりとしていました。もっと大規模なホテルもあります。
フロントもこじんまり。 -
部屋は想像していたより豪華です。
しかし3千メートルの標高は厳しくて、ずっと頭痛に悩まされました。 -
バスルームはシャワーのみ。
しかしながら、お湯の出は問題なかったです。 -
部屋からの眺め。
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反対側は日隆の街が見下ろせました。
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夕食はホテルのレストランで。
このホテル、団体客が引きも切らずで、レストランはいつも一杯でした。
これは鴨のロースト。ビールのつまみに良いのでビールをオーダー。
ビールは800円位しました。 -
ここでもキノコが出てきます。
日本では珍しいキノコなのかもしれません。 -
朝起きると周囲の山の頂は雪で真っ白になっていました。
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遠くに5千メートル級の雪山が見えます。
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朝食はブッフェ。
中国人団体客の勢いにタジタジです。 -
ブッフェの内容はかなり乏しいものです。
飲み物はミルクとオレンジジュースがありますが、両方ともホットのみです。
ミルクはまあ許せますが、ホットのオレンジジュースってあり得ないです。 -
今日は海子溝のハイキングです。
晴れているので期待大です。 -
周りの山々は険しくて一般人では登れそうもありません。
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山道は昨晩の雨でぬかっています。
所々馬糞が落ちているので気を付けて歩かねばなりません。 -
中腹にはチベット族の集落が見えます。
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途中から木道を歩きます。
最近整備されたようで、一部まだ工事中でした。
階段は山道よりはるかに楽ですが、頭痛からは解放されません。 -
ここが海子溝の入り口です。
ゲートがあって入場料を支払います。 -
海子溝は標高5千メートル近くに達しますが、私たちが行ったのはほんの入り口だけです。
奥まで行くには2,3日かかるようで、とうぜんテント泊になるので十分な装備が必要です。 -
入り口付近の柱にヤクの頭蓋骨の魔除けが。
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ずっと木道が続きます。
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木道の脇道を馬が登ってゆきます。
奥に行く場合は登山装備を馬に背負わせるのが一般的のようです。 -
ここでやっと待望の四姑娘山の山頂を拝めました。
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早朝は晴れていましたが、どんどん雲が増えてきています。
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しかしなんとか目的は果たせました。
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さらに上ってゆくと昨日立ち寄った展望台が見えました。
こちらとは谷ひとつ離れています。 -
周囲は草原でヤクが放牧されていました。
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こんな標高の高い場所に適応している牛なのです。
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天気も悪くなってきて眺望も望めないので引き返します。
すると多くの登山者が登ってきました。 -
装備品の量が凄いです。
馬を利用しないと登れそうもないです。 -
一旦ホテルに戻って昼食をとります。
昼食はきくらげの炒め物とチジミみたいなものでした。
味は悪くないですが、質素ですね。 -
午後は双橋溝観光です。
ここは海子溝とは違い、専用の観光バスでめぐります。 -
こういったバスがシャトルで走っていて観光ポイントをはしごできます。
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入り口から双橋溝の最深部まではバスで40分くらいかかります。
終点で降りると周囲は5千メートル級の山々のはずですが、雲が立ち込めていてよくわかりません。
ここも標高は富士山より高いのです。 -
天気が良かったら相当な迫力で迫ってくる山だと思われますが、残念です。
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終点からバスの乗って引き返しつつ各ポイントで下車して観光します。
ここはチベット寺院です。 -
トルチェとストゥーパ。
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雲が無ければ迫力の画像だったはず。
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雪と紅葉。
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こういった山が多数あります。
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氷河が削ったU字谷。
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双橋溝観光は天気が悪くて残念でした。
今夜の夕食です。
川魚のスープ。 -
ジャガイモとヤク肉の煮込み。
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4日目の朝、成都に戻ります。
途中の峠は雪景色でした。行きでは全く雪はありませんでした。 -
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朝焼けが雄大です。
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ここらあたりの山々も5千メートル級でしょう。
日本では望めない景色です。 -
このような登山家なら登ってみたいと思えるような峰々がいくつも存在します。
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だいぶ標高が下がってくると雲海も見えました。
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以降は通常の成都観光になります。
先ずは都江堰。
紀元前からの治水施設で、世界遺産です。 -
眠江の中州は人工的に作られました。
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川の脇には古代からの道があります。
どんな人々が歩いたのでしょうか。 -
このつり橋を渡るのに国慶節の時は1時間待ちだったそうです。
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上方に流れている川筋は山を削った人工的な水路で、成都盆地を潤します。
渇水時や洪水時も適切に流れるような工夫がされているのが素晴らしいのです。 -
都江堰見学の後は市内のレストランで昼食です。
ここは地元の人が一押しらしいです。 -
唐辛子を大量に使う料理がお勧めらしいですが、日本人には無理だそうで、辛くないものを。
これはインゲンに似た豆とナスの炒め物。この豆が美味しかったです。 -
手前の料理は少し唐辛子が効いていて辛かった。
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午後は武候嗣観光です。
諸葛孔明を祀っているところです。 -
ここは成都で一番人気の観光地でしょう。
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中国人は皆三国志をよく知っているそうです。
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劉備玄徳象。
実際、本人がどんな容貌だったかは判りません。
物語にふさわしい容貌を作者が創作したものだそうです。 -
張飛象。
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関羽像。
帝の冠を被ってる(由来あり)。
張飛に比べて関羽は随分と持ち上げられていますね。 -
諸葛孔明を祀るのが本来の武候嗣。劉備殿の裏にあります。
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諸葛孔明象。
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武候嗣のお隣の錦里へ。
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ここはショッピングがメインのテーマパークです。
でも何も買わず。 -
夕飯にはまだ早い時間でしたが、有名な陳麻婆豆腐店の旗艦店へ。
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ここが今回の旅行で最も豪華な食事場所でした。
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観光名所と思いきや実際は地元の人の記念日や接待に使われる店のようです。
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先ず出てきたのは鍋巴(おこげ)。
これは絶品でした。甘酸っぱいタレが決め手のようです。 -
スープはなんてことは無く・・・でも付け合わせの調味タレをちょっとでも入れると激辛になります。
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この小さいのが名物の麻婆豆腐です。
唐辛子の辛さではなくて胡椒や山椒の辛さが際立っています。
確かに美味いと言えますが、辛すぎて完食は不可能でした。 -
最終日は9時発の飛行機だったので、朝食なしでホテルをチェックアウト。
空港のラウンジで朝食をとりました。 -
出発ロビーにはパンダの店。
四川省はパンダと三国志と麻婆豆腐なのです。
個人的にはもし再訪することがあったなら、もう一度山に行ってみたいと思います。
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