2019/02/17 - 2019/02/17
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senqingさん
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鳴鶴古鎮は1200年余りの歴史ある江南の水郷の特色を残した明清の古い町並みが続く古い山水の街です。ローカルな観光地なので日本人が来るのはまれでしょうが、鳴鶴古鎮なる日本語のホームページもありますので参照下さい。
http://www.nbwls.com/minghe/jp/index/m/12.html
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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鳴鶴古鎮は上海虹橋駅から新幹線で2時間余りの余姚北駅からバスを乗り継いで行きます(他にも行く道順はあるがこの方法が一番簡単だと思います)。写真は姚北駅北口です。
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バス乗り場は駅構内の北口と南口の両方に有りますが、北口から292番の慈渓客運中心行に乗ります(2元)。バスはつり銭が出ませんので、前もって小銭は用意しておかなければなりません。
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慈渓客運中心は慈渓市の一番大きなバスターミナルです。建物内部はコの字形になっており写真右側が市内バス乗場、左側が長距離バス乗場 (上海南、上海浦東空港、杭州南、麗水、その他)が出ています。
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ここから206番(遊1番)龍山公交中心行に乗り、鳴鶴古鎮で降ります(2元)。
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バス停の名前は運転手の上の表示板に出ますので、よく見ていれば聞き取れなくても大丈夫です。なお降り方は表示板に鳴鶴古鎮と表示されたら降り口ドアに立てばバスはバス停で止まってくれます。それでも不安な方は降り口の柱に付いているブザー(写真矢印)を押せば確実です。
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鳴鶴古鎮バス停前の鳴鶴場門です。人の住んでいる住居ですので出入口は幾つもあります。
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鳴鶴場門の横に水路が走っており、この両側に古鎮が広がっています。
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鳴鶴古鎮の全景を騰訊地図アプリで見ています。右下がバス停で、赤く塗った道を通って、黄色い道を通って戻りました。赤く塗った道に沿って水路が流れ、湖に繋がっています。地図を見ると通りの奥にも住居が広がっていますが、こちらは今風に改装されている建物が多く、昔の姿は消えていました。黄色塗った道は高い壁で囲まれ独特の家が集まっています。この地方にある建築様式みたいです。
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手前の1階建ての家と奥の2階建ての家は棟続きですが、その仕切りには防火壁を兼ねた白壁で区切られており、独特の建築方式になっています。
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こんな感じの古い家が続きます。
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まだ朝なので観光客は少ないです。この閑散とした細い通りが昼になると観光客で満杯になりました。やはり古鎮は人のいない方が絵になります。
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年代を感じさせる家です。手前の家は木戸が閉まっていて人がいないように見えますが、人は住んでいます。
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横道を除くと既に屋根が傾いたレンガ作りの家がありました。ここには住んでいないと思いますが!
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このような窓のない家はどうなっているかです。一か所入り口があって、その内側に家や部屋が並んでいます。入り口のドアを閉めてしますと外部とは完全に遮断されます。
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偶然にも人が途切れたので映画のセットみたいな風景になりました。
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歴史を感じさせる家ですが破れ放題で廃墟みたいです。
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食卓です。奥がトイレと風呂場(シャワー)です。横のドア向こう側が炊事場です。
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床屋です。椅子を見てください。かなり年期が入った椅子です。カットだけで150円ぐらいです。
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しばらく歩いていくと片側の住居がなくなり、水路が現れました。
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階段が水路に続いています。昔、水郷が交通手段
であった姿がしのばれます。 -
目の前を一隻のボートみたい小さな船が通過しました。まだ船は使われてみたいです。
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立派な門に大きな家、豪族の家だったのかもしれません。
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沢山の洗濯ものが干してあります。屋根が独特の曲線を描いています。
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まだまだ水路は続きます。必ず各家の前には水路につながる階段があります。
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橋の欄干に鎮座している獅子です。
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アーチ状の橋です。どこでも水路には必ず架かっていますね!
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この水路で野菜や魚を洗っています。田舎では見慣れた風景ですが、町で見られるのは珍しいです。
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洗濯をしたり髪を洗ったりしています。水は汚くなっても昔からの風習はまだ残っているのです。
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ここが水郷を見渡せる一番の場所ではないかと思います。ここから先は高い白壁が並ぶ建物が続き、風景が変わります。
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白壁が鳴鶴国医館に続いています。
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江南地方の独特な建築様式の鳴鶴国医館が前方に見えてきました。「徽派の建物」と言われ優雅で美しさを、かもし出しています。
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鳴鶴国医館入り口です。重厚感あふれる門構えです。
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鳴鶴国医館内部です。明時代の二階建て院落式走馬楼(院落式)を模倣して作られています。院落式走馬楼とは中庭が幾つもあり、中庭を囲む四方すべてを廊下付きの家屋が囲っている形式です。よって、外周の外壁は全て窓なしの高い壁で覆われています。
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隣にある大きな建物は韓裕和源尊材行(薬局)です。
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薬剤の入った棚が正面、左右にあり、ものすごい薬剤の種類です。これって全部漢方薬なのでしょうね(私の勝手な想像です)。正面にはビデオで薬剤の調合が流されており、近代的になっており、まったく古鎮とは別世界です。
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ここから左側に行くと(地図の黄色く塗られた場所です)、立派な白壁で囲まれた家が続きます(白壁と言っても近くで見ると汚れていますが)。
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江南地方の独特の建築様式です。本当に高い塀の建物が続くものです。お金持ちの人が沢山いたのですね。
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家は細い道に密集しており、全景が画面には入りません。
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塀の一番高い部分の屋根は地上からどのくらいの高さなのでしょうか。4~5階はありそうです
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住民がいますので、窓外にはエアコン室外機が設置されていますが、写真のように木枠で囲う配慮がなされています。
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この一郭に鳴鶴古鎮で一度は泊まってみたい有名な銀号客棧(ホテル:391元~)があります。部屋を覗いたがリフォームされており、綺麗な部屋です。
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フロントです。大勢の人がいます。さすが人気のあるホテルです。
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室内は明朝時代の調度品が設けられ、華やかながらも落ち着いた雰囲気です。
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明時代の二階建て院落式走馬楼(院落式)で中庭が幾つもあり、中庭を囲むように部屋が並んでいます。こちらは本物の院落式走馬楼でリフォームして使われているそうです。
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食事処です。食事時間ではないが観光客は平気で入って来ます。私もその一人ですが。
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保全維持用寄付金の募金箱ですが、日本円をじっくり探しましたがありませんでした。
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先ほどの鳴鶴国医館内先を右側に行くと白洋湖に出ます
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白洋湖に浮かぶ小島には道が繋がっています。その先には何があるのかは知りませんが、何にもないと思われるのでスルーします。
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湖に浮かぶ灯篭みたいな灯が7基並んでいます。なぜ7基かは説明書きが岸辺にあったが、何が書いてあるかわかりません。
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最初に入ってきた入り口とは反対方向にあたる
鳴鶴古鎮門です。龍が屋根で踊っています。奥に見える黄色い建物は金仙弾寺です。こちら側にはバス停がないので元来た場所へ戻ります。 -
観光地と言えば食べ物屋(軽食)です。日本のようにタコ焼きや焼きそばではなく、地方独特の食べ物です。私の食べた幾つかを記載しておきます。
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餅を伸ばしているのではありません。生姜飴をこねています。中央の女性が持っている袋が10元です。個人的にはあまり美味しくないです。
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緑色した甘い緑餅です。延し棒で伸ばしてからハサミで四角に切っています。6枚入って10元です。
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赤飯(あかめし)です。色は黒いので赤ではないが、店員はそう言っている。赤飯なら日本風で言えば「せきはん」ですよね。
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表面だけ黒い米と思ったが、中まで黒かったです。真ん中にナツメが乗っていて、甘いご飯です。すごいのは籠みたい入れ物です。葦みたいな草で編んであり、手が込んでいます。ちょうど卵が入る大きさぐらいです。使わないと思うが珍しいので持って帰りました。食べてみる価値はあると思います。3個で10元。
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これも美味しいです。柔らかい餅に手前に並んでいる総菜を選んでから、包み込んでもらいます。1個5元。名前は忘れたがこの餅(具はいれない)だけは至るところで売っていて、皆さん20個30個と買っています。こちらの特産なのでしょう。
おとうさんが板で丸い餅の塊を丸く伸ばし、それにおばあさんが。客注文の具を入れます。お嬢さんも手伝っていますが、ビニール手袋をして衛生には注意を払っています。いや、手が荒れるからかな! -
糖画です。溶かした水あめでいろいろな形を作るのでが、平版に一筆書きで器用に模様を描いていきます。これも1個10元です。よく中国ではある飴細工です。
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トウモロコシ焼き機です。まるごと筒の中に入れ、頃合いを見て抜きだします。サツマイモも同じように焼いています。燃料はマキです。特に珍しくないです。
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天ぷら屋さんです。手前の天ぷら1個5元です。高いと思います。外は寒いので暖かい天ぷらは体が温まるが、味はソコソコでした。
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午後になると観光客がドット溢れてきまし。路上で大根(大根だと思う!)だけを売っている、おばさんを見ながら帰ることにします。買って行けというけど、ちょっとこの大きさは無理でしょ。最初に降りたバス停から同じ道を戻ります。
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