7泊8日で台風直撃の海南島でバカンス(1,2日目)

羽田空港に到着してから出発するまで時間があったので、クレジットカードの特典でANAラウンジへ。ゴールドカードの特典ラウンジって、言うほどの感じではないですね。もうちょっと面白いかと思ってました。

それはそれとして現地時間午後1時半ごろに広州白雲国際空港に到着。次の飛行機まで6時間くらいあったので、博物館と迷ったんですけれど、地下鉄で陳氏書院に行ってみました。

細かな装飾がすごい。

陳氏書院。

ひとつひとつの彫刻に何やらストーリーがありそうなのですが、よくはわかりません。

陳氏書院。

椅子に座る当時の住人を再現した蝋(?)人形。中国ってこういう展示多いですよね。と思ったけれど、日本も結構あるか。

陳氏書院。

こういう中庭がある建築様式が好きです。

陳氏書院。

これは祖廟だと思います。現在は博物館施設になっているんですが、いまでも祭祀はされているんでしょうか……？

陳氏書院。

「説書」というタイトルのついた像。いわゆる講談師のような、三国志などの物語を聞かせて歩いていた芸人さんの像ですね。

陳氏書院。

ちらっ。

シーサーに似ています。

メイソウ、メイソウじゃないか。

ちょっと前にいい意味でも悪い意味でも話題になったメイソウ。広州にも当然ありました。

地下鉄のホームにはホームドアが設置されていました。

なんか黄色いおにぎりみたいなキャラが「文明 搭地鉄」と言ってますが、この表現って広東語なんですよ(標準語だと「坐地鉄」になります)。

広東語ちょっと喋れる勢としては、大陸の広州の都市部でもまだまだちゃんと広東語が生きてるのがうれしい。

再び地下鉄に乗って広州白雲国際空港に帰ってきました。

なんか近未来な感じの装飾が施された動く歩道がありました。好き。

「食は広州にあり」と言うので、広州での食事には期待していたのですが、結局時間がなくなって空港食。

これ、確か豚肉か何かを揚げて炒めたものだと思うんですが、正直美味しくなかった……

深夜、海口空港に到着し、シャトルバスに乗ってホテルへ。

海南島には火山があり、温泉も有名な島なのですが、このホテルにも大浴場がありました。が、営業は土日のみ。運悪く宿泊日程が合わなかったので、フロントにあった噴温水に手をひたして温泉気分。足湯にしておいてくれればいいのに。

2日目。海口東駅から和諧号に乗車。

中国は何度も来ていますが、実は高速鉄道に乗るのはこれが初めて。

短距離で、大して値段が変わらなかったので奮発して1等席を確保。編成中12席くらいしかない1等席。

たしかにシートピッチは広いし、座席の幅も少し広いんですが、すぐ後ろのスペースに席を取れなかった人が立ってたり、なんか結局あんまり落ち着かない。

30分もかからずに文昌駅に到着し、そこから路線バスで老街へ。

騎楼と呼ばれる建築様式の建物がずらーっと並ぶ旧市街はとてもきれい。結構再開発というか、補修が進んでこんな感じの街並みになっているようです。

文昌老街。

この辺りもきれいですが、もう少し外れに行くと、補修されずに廃墟のようになっている騎楼もちらほら目につきました。

昼食は名物の文昌鶏。実はこれが目当てで文昌にはやってきました。

いわゆる海南チキンライス、と呼ばれるものです。海南というくらいですから海南島が発祥の地なのですが、その中でもここ文昌の「文昌鶏」は本物として中国でも有名（らしい）。

鶏がらスープで炊いたご飯と一緒に食べます。

文昌鶏と一緒に頼んだスープその1。しじみとカブのスープだったかな。優しいお味でした。

文昌鶏と一緒に頼んだスープその2。こちらはトマトと卵のスープ。中華料理定番の組み合わせ。

再び海口に戻り、まだ明るかったのでバスに乗って五公祠という名所に来てみました。天気があまりよくなかったのが残念ですね。まあ、タイトルにあるように台風が接近してるんですが。

雨が降ってきたのでホテルの喫茶店でおまんじゅうを食べながらのんびり。
明日に備えます。