中米縦走（20）【パナマ運河・ガツゥン水門、そしてアメリカ経由で帰国】

今日は、先住民のエンベラ族の村がおもしろそうだが行き方がいま一つ不明。ダメなら、コロンの西にあるアチオテ村にでも行ってのんびりしよう。

【２９日目】
アルブロックのバスターミナル（テルミナール）に着いて、
GoogleMapを拡大したらCAIMITILLD村と言う所が、先住民エンベラ族の村に一番近そうなので案内所でバスを聞いてみた。
「直通バスはないよ。乗換えて4-5時間位かかる。すごく遠いよー」と想定外の返事。「今から？帰ってこれないよ」と。
GoogleMapだと40ｋｍそこそこなので1-2時間かなー？と軽く考えすぎた。
エンベラ族の村は、CAIMITILLD村から更に10ｋｍ奥地だし。。万事休す。行くなら朝6時のバスに乗らないとダメだったんだ。。。

予定を変更して、コロンの西部にある「アチオテ村」へ行ってみます。
先ずは急行バスでコロンへ。高速道路経由なので早い。

コロンの街に入りました。

パナマ・シティから１時間半でコロン・バスターミナルに到着。

アチオテ村行きバスは停まっていたが、出発したのは１時間後だった。思わぬロスタイムです。

バスは、ガトゥン水門の可動式橋を通っていく。

急にパルケ・サン・ロレンソだよ！降りて！と、降ろされてしまった。
一瞬、ここで乗換えか？と思ったのが失敗。バスは間髪入れずに出発してしまった。

ここは、ガトゥン水門を越えた所。サン・ロレンソ国立公園はこの辺りから始まるのは知っていたが。。。
バスに乗る時、「パルケ・サン・ロレンソ、アチオテ」と言ったのに、1時間も待ってる間にアチオテが抜けてしまったんだ。。。

目の前にはガトゥン水門を通過してるコンテナ船が見えた。

う〜ん、、、予定変更して反対側にあるガトゥン水門の展望台でも行ってみようかな〜

車道に戻ると、なぜか車が停まり「どこまで？」って聞いてきた。
「アチオテ」って言うとＯＫだと。ヒッチ代は５ドルと言うとＯＫだった。

車はガトゥン沿いの道をハイスピードで走っていく。
＊さっきのバスもこっちの方向へ走り去った。GoogleMapを見るとてっきり北側の道と思っていた。

その後、両側ジャングルの道を快調に走っていく。

12:25、ガトゥンから30分でアチオテ村に着きました。

アチオテ村は集落らしい所は殆どなく、この道路沿いに家は点在してる村だった。

アチオテ村・・・両脇の林からは野鳥の声が沢山聞こえる。こりゃいい野鳥にめぐり合えるかも♪

しかし、ちょっとやそっとでは野鳥の姿は見つけられなかった。
どこの林にどんな野鳥がいるかなど、やはり情報を知ってるガイドさんは重要だなー。

村の子供たち

30分ほどしたら一気に大粒の雨が降り出してきた。

雨は続いていたので、村一軒の食堂で昼食。ジャガイモ他、色んな根菜類が入ったスープをおかずに頂きました。

村の食堂

しばらくすると、だいぶ小降りになってきたがまた降りそうな空模様だ。

14時前、バスが通りかかった。この村では１−２時間に１本の様子なので、バスに飛び乗った。

ガトゥン湖には綺麗な豪華客船が湖面を滑るように進んでいた。
運転手が察して停車してくれたので１枚パシャ。

ガトゥン湖の水位調節用ダムが見えた。

ガトゥン水門前でストップ。

コンテナ船が水門を通過中だ。

続けて貨物船が抜けて行く。

30分ほど待って、やっと可動橋が架けられて、水門前をバスが行く。

14:40、バスがガトゥン水門を渡りきった所で、、ガトゥン水門を見に行くことにした。

あっ、さっき見た豪華客船が水門に入ってる。

急いでガトゥン水門の展望デッキへ。入場料はUS$5。

14:50、ガトゥン水門の展望デッキ

豪華客船

その後ろには大型コンテナ船

豪華客船を追ってみよう。

まるでマンションだ。部屋はワンルームマンションってとこか。

手前の水路にはパナマックス仕様の貨物船が来た。

次の水門プールに移動。

排水が終了して水門を抜けて行く。

パナマックス仕様の貨物船がだいぶ低くなった。水門プールの水が抜かれたんだ。

水門が開いた。

パナマックス仕様の貨物船が進んできた。

船員たち

パナマックス仕様の貨物船。積荷はなんかの穀物かな。

日本の東洋電機製造の電気機関車がパナマックス仕様の貨物船を操っていく。

船員たちも記念撮影中。

パナマックス仕様

また別の豪華客船が来た。

うわっ、もう１６時を過ぎた。今日もキリがないのでもう帰ろう。

大型コンテナ船を横目に見ながら、バス通りへ向かう。

ガトゥン水門を地図で示してみました。

16:30、バスがやってきた。

ガトゥンから30分弱でコロン・バスターミナルに到着。
＊この間、タクシーだとUS$10と現地の人が言っていた。

コロンからパナマ・シティへ。コロンを出てまもなく日没を迎えた。
パナマ・シティに入ると大渋滞に巻き込まれ、２時間半かかってアルブロック・バスターミナルに到着。パナマ・シティは17時を過ぎると毎日が大渋滞です。
遅くなったので宿までは、昨日と違いタクシー10分で着きました。

【３０日目】
朝、タクシーでアルブロック・バスターミナルへ。
ここからトクメン国際空港へのメトロバスに乗車。メトロバスカードは昨日購入済み。

パナマ・シテーの高層ビルを眺めながら進みます。

海沿いに出て、高速道路をまっしぐら。
＊３日前に着いた時は、メトロバスは空港から一般道を走っていた。高速経由や一般道経由や何種類もあるのかも。

５０分でトクメン国際空港に到着。

パナマ出国
ＵＡのチケットでパナマ〜ロスはCopaのコードシェア便。チェックインはUAのカウンターだろうと思いきや、意外にも離れたCopaのカウンターだった。ここでロス〜SFO(UA便)の発券もあり。

チェックイン・カウンターと搭乗口でESTAの確認あり。Copyを見せたら即ＯＫでした。

ロサンジェルス到着（パナマ1142〜ロサンジェルス1548）
イミグレは幸いガラガラ。入国カード無し、税関申告書のみ。

サンフランシスコ行きに乗換え
ＵＡのサンフランシスコ行きは、Ｂ棟から外に出て4,5,6,…7番まで移動。
歩いても知れてるだろう、空港見学方々と向かうも、20分ほどは歩いた。
無料連絡バスが何本も走ってたので乗ればよかった。。

７番乗場、チェックインはちょっと混んでいた。

サンフランシスコ空港に到着。（ロサンジェルス1815〜サンフランシスコ1920）
空港ビル間の連絡電車で移動。

今日はサンフランシスコ泊。ＢＡＲＴでパウェル駅へ向かいます。

20:20、２年振りにパウェル駅に到着。

サンフランシスコ名物の路面電車（の転車台）

今回は「San Francisco International Hostel」

サンフランシスコの安宿「San Francisco International Hostel」

【価格】ドミトリー、US$29（約3,060円）。＊予約を間違い、飛込み扱いで利用。
【設備】ファン無、室外ホットシャワー・洋式トイレ。充電可、自炊可。物干場無し。
　　　　セキュリティBox無し。Wifi有。
【場所】BARTのパウェル駅から徒歩1-2分。地球の歩き方に載っています。
　　　　Add：140 Mason street, San Francisco
　　　　URL：http://www.sanfranhostel.com/　　
　　　　日本語：http://www.sanfranhostel.com/index_JP.html　
　　　　Tel：Toll Free : (+1) 888-919-0140　Phone : (+1) 415-982-5010
【評価】★★★☆☆　　(1泊) まあまあ。

コメント
・建物構造は、以前利用した「San Francisco Downtown Hostel」に似ている。
・それなりに、まあまあ揃っているが、何かと少しづつDowntown Hostelより劣る。どうりで空いていた。
試しに泊まってみたが、結果は「San Francisco Downtown Hostel」に比べると大分劣る印象でした。

宿「San Francisco International Hostel」

【３１−３２日目】
朝、サンフランシスコの街並み。

BARTで空港に到着。BARTを降りると、直ぐにUA国際線乗り場なので便利です。

サンフランシスコ空港
チェックインは空いていてすぐ完了。難敵のＸ線検査も20分で済みビックリ。２年前とは雲泥の差、無茶改善されていました。

米国出国は、パスポート・コントロール無し。そもそもイミグレが無く、当然出国スタンプも無し。昔初めての時はこれでいいの？と不安に思ったもんです。
サンフランシスコ1115発、翌日１時間早く1515に関空に到着。無事今回の旅を終えました♪

今回の旅ルートです。＜再掲＞

全３２日間の日程です。＜再掲＞

今回の出費明細です。