マイルでパラオ行ってきた　その４　海のツアー。

海のツアーもプランテーションの宿泊パックに含まれている「スーパーロックアイランドツアー」だ。
パラオでは代表的なツアーでカヤックが含まれているものもあるが今回は入っていない。

アンテロープというダイビングショップの桟橋から出発。
日本人ガイドで参加者は私達と同年代くらいの夫婦の４名だった。

最初はミルキーウェイと呼ばれるマリンレイク（島に囲まれる形で外海から閉ざされた汽水湖）へ。

ここは海底に石灰質の泥が沈殿していて、海面は乳白色を帯びたブルーの独特な色をしている。

3Mほど潜ってガイドがバケツに泥を取ってきてくれるので、定番の全身泥パックで記念撮影。
全身のつもりがよく見ると脇が甘い…（文字通り）

少人数のためフットワークが良くてミルキーウェイに着いた時はボートも全然いなかったけど、飛び込んで泥を落とす頃にはぞくぞくとやって来た。

やはり人気のスポットなのだ。

あっちのボートでもこっちのボートでも白塗り族が…

次はよくテレビでも放映されているジェリーフィッシュレイクへ。

背中にフィンとマスクだけ背負って出発。


一番最後に書いたけどここで許可証を見せる。

船着場から10分ほど歩くと湖に到着。

ここからシュノーケルで湖の中央の方へ向かう。


ここも一番のりで他に誰もいなかった。

静寂の湖の中、クラゲを傷つけないように静かにフィンを動かした。

そろそろ見えてきますよとガイドに言われて水中を覘くと…

おお〜〜〜っ！

いるわ、いるわ、オレンジ色のクラゲがぞくぞくと

あとから、あとから、どこまでも、どこまでも

ふわふわと傘を広げたり閉じたりしながら無数のクラゲたちが漂っている。


その様子はテレビの映像で見たけれど、実際にその中に浮いていると

未知の世界に紛れ込んだなんとも言えない不思議な感覚に陥るのだった。

中にはこんなちびっこクラゲもたくさんいて

小さいながらも一人前に泳ぐ姿がほほえましい。

ここだけで写真の数が膨大に増えてしまった。笑

その中の一枚で、夫が四苦八苦して撮った宙に浮くクラゲ。

シュノーケリングを終えて。

なんとも言えない不思議感覚に浸っている。

次に向かったのはクラムシティーと呼ばれる、パラオ名物のシャコ貝がいるポイント。

シュノーケリングをするがここのシャコ貝はとびきり大きい。

1Mはあろうかというシャコ貝。100才以上とか？

食用にするのはもっと小さい貝。

クジラ島とよばれる島。

ダイビングに行く途中でも何度も目にする。

ビッグドロップオフというポイントでシュノーケリング。

ここはダイビングもできるポイントだが、珊瑚が浅瀬に広がっているので

シュノーケルでも魚がたくさん見られて楽しい。

見事な珊瑚が広がる。

先にシュノーケルポイントを済ませて少し遅い昼食。

ロングビーチを見にオカモン島にボートをつけるが残念ながら潮の関係でロングビーチは現れず。

お弁当をいただく。

干潮でビーチが現れると言うのがうなずける遠浅の海。


実は、写ってないがこのロングビーチは定番の観光地で
島は観光客でいっぱいだった。
台湾からの観光客が多かった。

最近パラオを襲う台風が増えて、倒された木の根っこが転がっていた。


以前はパラオには台風は来なかったと聞いたが、地球の環境が変わりつつある証かもしれない。
つい何ヶ月か前にもパラオ最北端のカヤンゲルを台風が襲い、建物が全滅したそうだ。

お昼の後は最後のシュノーケルポイント、パラダイスへ。

ここは魚の種類ももちろんバラ珊瑚が素晴らしい。

透明度もよく魚の群れも豊富。

浅瀬に珊瑚が広がり魚が豊富なこのポイントはシュノーケルでもナポレオンが見られる。

残念ながら写真はいいのが撮れなかった。
シュノーケルでの撮影は難しい。

このポイントも着いた時は私達のボートだけだったが、遊んでいるうちにどんどんボートがやって来た。

代表的な景観ポイント、ナチュラルアーチ。

石灰質のロックアイランドには、海水の浸食でできた自然の洞窟やトンネルなどがいくつもある。

ここは旧日本軍が燃料を保存していたと言われる洞窟、通称「ガスタンク」。

よく見ると錆びた燃料タンクの残骸が大量に散らばっている。

シュノーケル三昧のツアーだったが、ダイビングをしない人でもパラオの海を満喫できる海のツアーだった。

ちなみにロックアイランドの海で潜ったりシュノーケルするには許可証が必要でツアー料金の他に一人$50かかる。
これはどこのツアーで行っても同じで、ジェリーフィッシュレイクにも行きたい場合は$100必要だ。

以前はもっと安かったが世界遺産になり海の保護のため徐々に値上げされているそうだ。