誰もいない北村散策

安国駅2番出口を出て直進、こんな案内が地面にありました。
観光案内所にて地図をもらって行きたかったが、オープン前なので諦めます。
なんと時刻は午前06：08。

コンビニの向かいにある薬局を目印に、細い道に入ります。
ハングルが読めなくとも、なんだか雰囲気で薬局だと解るものですね。

ガイドブックの大まかな地図と、北村を紹介していたどこかのHPをプリントアウトした簡単な情報だけを頼りに、道なりに進みます。
途中気になる路地があったりして、ふらっと入ってみたくなるのですが、まずは目的地の【嘉会洞31番地】と呼ばれるエリアへ急ぎます。

少しずつ坂道になってきていますが、苦になるほどではないです。
この大きな木も目印になるかな。

それっぽい建物が見えてきた〜！
大きなお屋敷にはガレージもありそうなのに、路駐している車がいっぱいです。

まずは、上り坂の北村5景に到着〜〜〜
北村を代表する風景です。
スゴイ！誰もいない！　まるで別世界に続く道みたい。

かつての上流階級の居住地が、現在は一般市民の民家となっているのです。

こんな看板を発見！
この街並みを前にしたら興奮のあまり騒いでしまいそうですが、そんな気持ちも抑えつつ・・・
しかも日曜の朝なので、更に気をつけないと！！

立派な門構えの韓屋

どこからともなく朝食の準備をしているであろう音が聞こえてきたりと、このような街でも生活感が感じられ、なんか嬉しい。
“観光地”となってしまっているが、やはり一般市民が暮らす街なのですね。

雰囲気のある木製の扉の横には。。。

有名な日本のセキュリティー会社のステッカーが貼られているお宅もちらほらと。

写真を撮りながら少しずつ坂を上ります。

同じ道の下りの景色が北村6景です。

だんだんと遠くの景色も広がってきました。

誰〜もいない街を歩くだけでも、なんだかワクワクなのに、さらに雰囲気がイイだなんて最高です！！

再現されたものも含め昔のままの街並みを歩くというのは、西洋・東洋お国を問わず私の旅の楽しみのひとつです。

坂の上からは、ソウルタワーや大きなビルが臨めます。

今日も暑いのだろうな〜
少し歩くだけでも汗だくです、、、
でもそんなことにも構わず写真撮影！どこも画になるから楽しい！！

伝統的デザイン！？の屋外灯
明かりがつく頃の街並みはどんなだろう。

この日出会った、観光客らしき人たちはたったの2組のみ。
高校生くらい？？の韓国人 男女3名と、欧米系の男性1名でした。

やはり早朝に訪れた人の特典ですねっ♪♪♪

坂を上りきったところの、横に続く道。

誰もいない・・・と言いつつも、時間が経つにつれ住民の方も行動をし始め、道の掃き掃除をしている人や、坂を下って行く人などを1、2名見かけました。

映画やドラマのセットかと思わせる一角。

昔から高級住宅街とされていた北村
場所によってはそんな空気が今でも漂っています！！

白壁に朝陽があたり、とてもキレイです。
この道は【三清洞通り】へ続く道へとつながっているようです。

上の写真の通りあたりが北村7景かと思っていたが、正しくはこのあたり？？　次行くときはやはり案内所へ行ってみようかな。　でも、誰もいない静かな早朝も捨てがたい・・・

扉にはお札のようなものが貼られています。
書かれている文字は、その家ごとに異なっているみたいです。

同じ道を下ってきました。

何度見ても良い風景！
来た道を少し戻って4景を目指します。

木の扉も、外壁も新しそうな家屋を見かけるのですが・・・

昔ながらの韓屋の街並みを守る事業がすすめられ、どうやら補修や改修工事などが行われたうえでの新しさのようです。

傾斜のある場所に建てられているため、坂を上るにつれて窓の高さがちょうど目線あたり。
中が見えちゃいそうです。っというよりも覗けちゃいます（笑）

でも、中の人と目が合っても気まずいしな・・・

一瞬、行き止まりかな！？と思わせるのですが、そこを左に入れば
瓦屋根が連なる、北村4景のポイントです。
朝陽が眩しい〜

ちょっと背が低いと写真を撮るのが難しいです。
160cmちょっとの私も背伸びをして撮影。

4景はこんな路地からの眺めです。

次回はこの細い道を奥まで歩いてみようかな。
地図なんて持たないで、気になる路地を隈なく歩くなんて楽しそうだな〜。

伝統家屋と、真っ赤な車がステキなお宅。

【嘉会洞路】に出てきました。
只今07：10、まだ車はほとんど見かけません。

安国駅へ行く途中には、オシャレそうなカフェやお店がいくつかあったけどガラス越しに覗くだけ・・・
次来る時は、8景すべて回ってみよう！　そして1度、韓屋のゲストハウスに泊まるのもいいな〜。