2008/10/23 - 2008/10/23
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amefuriさん
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コッツウォルズ探索第一弾。
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今日はチェルトナムに行ってきました!
チェルトナムはコッツウォルズ地方の中でも大きな都市で、西の玄関口と言われているそうです。
コッツウォルズ地方に興味があるものの、車がないとどうにも回りづらい場所なので、とりあえず電車で行ける大きな場所から行ってみようということでチェルトナムへ。
駅からCity centreまでは歩いて20分くらい。
バスも駅から出ていますが、20分なんて余裕で歩ける範囲内だし、できるだけバス代を削りたかったので強行突破しました。
歩きたい人は駅から右に向かってずーーーっと歩いて、ガソリンスタンドがある分かれ道に来たら左に曲がればOKです。
…私も最初道がわからなくて(地図を印刷して持っていくのを忘れた…)、バス待ちしているおばあさんに尋ねて教えてもらいました。おばあさんありがとう!!
街の中心部は人通りも多くて、Promenadeではちょうどマーケットをやってました!
並んでいるお店は、チーズとか果物とか乾物(ドライフルーツetc.)とか燻製とかの食べ物がメイン。
朝から何も食べてなかったので、写真手前に写っているパン屋さんでデニッシュを購入しました。
オーナーらしき2人はフランスから来てて(ていうかお店の名前もフランス語)、お金を渡したら「Merci.」とフランス語で返されました。
わたし今どこの国にいるんだっけ…?(笑) -
デニッシュを食べ歩きしながら今日最初の目的地、ホルストの生家へ。
Promenadeの近くにあるビジターセンターで地図をゲットし、歩いて行きましたがだいたい10分くらいです。近い!
作曲者としてホルストの名前を知らない人でも、『ジュピター』という曲名を聞いて知らない人はあまりいないでしょう。
あの曲を作った方です。惑星に関する曲をたくさん発表していますが、やっぱり木星が一番有名ですかね〜。
お家自体はすごく小さいです。
入ったらすぐ受付があり、お金を払って(学生は£3)日本語の説明書きもあるのでそれを借りて、あとは好きに見学。
受付右の部屋が音楽室で、ドンとピアノが置いてあります。
グランドピアノに比べたらすごく小さいけど、ここで作曲活動がおこなわれていたんだなと思うと感慨深い…。
ホルストが書いた手紙とか、これまで開かれたコンサートの内容とか、そういうのも展示されているんですが、見てまわっている間私しかお客さんがいなかったので、受付のおじいさんが来ていろいろ説明してくれました。
1階は音楽室のみ。2階には寝室、応接間、3階は子供部屋、メイドさんの寝室、そして地下はキッチンや貯蔵室など生活に密着した場所になっていました。 -
写真、たくさんありすぎて載せきれないのですが、とりあえず3部屋だけまとめてみました。
実際にホルストが生活していた家の中を見て回れるなんて、改めて考えるとすごいですよね。
狭いながらも昔の住まいがどんなものか見れるし、おじいさんもフレンドリーだし、すごく良い体験になりました。オススメ!
ホルスト生家から戻る途中にHigh streetという通りがあり、この周辺は道路が複雑に交差していてお店やバスの通りも多く、とても賑やかです。
ショッピングモール(Beechwood Shopping Centre)の中に入ってみたり、立ち並ぶお店をチラチラ覗きつつ、次なる目的地Cheltenham Art Gallery and Museumへ。
このギャラリー兼博物館は図書館と隣接しています。
こちらも建物自体は小さいですが、3階まであり、絵画に始まり銀製の装飾品や探検家に関する展示など、雑多にいろいろ飾ってありました。
絵がメインというよりは、中国の壺とか昔の家具とか、物の方がたくさん展示してありました。
30分もあれば見て回るには十分だと思います。
私はこの後隣の図書館(誰でも自由に出入り可)に寄ってみました。
入ってすぐのフロアでは一日レンタルできるDVDのコーナーがあって、レンタルショップみたいな装いにびっくり。
チェルトナムに住んでいる人なら本もDVDも借りれて便利でしょうね。 -
主に見たかった二か所を回り終え、そのまま博物館前のClarrence street周辺をぶらぶら。
St. Gregory's Churchを見たり(外からだけ…)、プロムナードで流し見してたマーケットをじっくり見てみたり。
でもせっかく遠くまで来たのにチェルトナムだけ見て帰るんじゃ時間が余りすぎるしもったいない気がしたので、急遽ビジターセンターに逆戻りして、今からでも行けそうな場所を探してみることに。
「なんかこの辺で今からいける場所ありませんか!?」(この時2時半すぎ)と受付のおじさんに無茶振り。
パンフレットを見てて興味を持ったペインズウィックについて尋ねてみると、電車で行くのは難しいらしく、バスを使っても40分、しかもバスが1時間に1本しか出ていない上、残念なことに2時台のバスは10分前に出てしまっていたため断念。
「あ、そうだ。グロスターはどう?」「…もう前に行ったことあるんです…(凹)」
あからさまにがっかりする私に、親切なおじさんはバスの時刻表とにらめっこして、「ここならバスもいっぱい出てるし25分しかかからないからどうかな?」とTewkesburyを勧めてくれました。
他に行けそうな場所もないし、もうこうなったら聞いたことない場所でも行っちまえ!GOGO!!ということで、地図や見どころが載っているリーフレットをもらい、バス乗り場まで教えてもらって(おじさんありがとう)、いざTewkesburyへ!!
ちょうどバスも5分後にあったし、ダッシュでスタンドに行って切符を買い、乗り込みました。
Tewkesburyはほぼ終点なので、降りそこなう可能性は少ないです。ただ乗ってればいいだけなので安心〜♪
近づくにつれてバスからの景色が"イギリスの田舎"っぽくなっていきます。
よく絵画とかに描かれる、イギリスの田園風景が広がって、車内からでも感動できました。(写真撮りたかったけど窓は汚いし、速度が速すぎるせいでブレるし、無理でした…)
ま、多少の誤差アリということで約30分で到着。
あまり時間もないし、ビジターセンターのおじさんにもらったリーフレットに載っていた観光名所をとりあえずまわってみることに。
…とその前に、Tewkesburyはセヴン川とエイヴォン川の交わるところに位置する町なので、まずは川沿いを歩きたいなと思ってエイヴォン川の流れる場所へ。
写真は小さな橋の上から撮ったエイヴォン川。 -
橋の横はド田舎です。(笑)
これは私がフットパスを歩いて牧草地内に分け入って撮った写真なので、左奥が町側、右はずーーーっと緑が続いてます。
羊がやっぱり臭かった…笑。
フットパスを歩くのは途中で断念しましたが、ずっと歩けばどこまで続いているのか試してみたかったな。
あんまり大きくない町だし、中心部もそこそこ人がいる程度なのでやっぱり田舎に来たんだなー、これがコッツウォルズ地方か…などといろいろ思いつつ(コッツウォルズ特有のはちみつ色の建物はありませんが)、中心部に戻ってビジターセンターで帰りのバスの時間をチェック。
ちょうど1時間半後にバスがあったので、それまで観光地巡りです。 -
観光地はどこもビジターセンターの近くに集結しているのでわかりやすい&回りやすくてGOOD!
最初はTewkesbury Abbeyに行きました。
残念ながらAbbey内部は売店で購入したカメラでないと撮影禁止なので、写真はありません。
外観だけでも写真でどうぞ。
普通に地上に立ってるんですが、なんとなく中は湿った地下室みたいなにおいがするところでした。
でも高い天井や荘厳な感じの柱は良かったです。 -
その後、The Old Baptist Chapelというところに行こうと思ったんですが、あまりに怪しすぎる細道にある上、頑張って近づいてみたものの人の気配を感じなかったので、建ってる場所だけ見て帰ってきました。
隣は墓地で余計恐ろしかったです…ていうか袋小路だし…ここで襲われたら最期だと思いました…(怯えすぎ)
急いでChurch Streetに戻って、John Moore Countryside Museumへ。
ジョンムーアなんて全く知らなかったんですが、Tewkesburyで生まれたWriter兼Naturalistらしいです。
この博物館はすっごく小さくて、階段なんか1階の受付の人の頭のすぐ上を通ってるし、展示品も少ない…けどお金は取ります。笑
ナチュラリストというだけあって、自然や動物に関する展示が多かったです。
入口には偽物の剥製もあって、おさわりOK。
いちばん左の小さいはりねずみ、チクチクしたよ…痛いよ…。
博物館のおじさんによると、外枠を針金みたいなもので作って、それに皮膚の土台をかぶせているので、中はスカスカなんだとか。
外にはガーデンもあるよと言われて出てみたんですが、すごく小さいし手入れもされてないし…ガーデンと名乗れるか甚だ疑問。
…ここではどう頑張っても15分滞在が限界かなと思います。 -
おじさんにお礼を行って博物館を出て、バラ戦争が行われたというバトルフィールドを探したんですが、なかなか見つからず。
途中ですれ違った人に聞いてみても、「あのへんだと思うけど詳しくはわからないな…ごめんね」とAbbeyの裏側を指さされたので、やみくもに裏の草原を歩きまわってみたり…。
Abbeyの裏側と草原。この位置で後ろを振り返ると、そこには緑しかありません。
草原をこれでもかと歩き回っても、結局ここという場所はわからなかったのが残念。
ガイドツアーも行われているらしいので、また機会があればツアーに参加してきちんと場所を把握したいです。
うろうろしてたらちょうどバス停に向かう良い時間になったので、Tewkesburyの中でも大通りを歩いて、町の様子を見たり晩ごはんを購入したりしました。
小さな町ですが大通りに出ればお店もいっぱいあるし、生活には困らなさそうでした。
そんなこんなで行き当たりばったり行ったTewkesbury、なかなか楽しめたと思います。 -
また30分弱揺られてチェルトナムへ。
帰りの電車の時間の都合もあるので、チェルトナムに戻ってからは駅まで歩きがてら、見逃してたものを見て回るという感じになりました。
具体的にはTown Hallと、その前にあるInperial Gardensを散策。
インペリアルガーデンでは白いテントがいっぱい並んで、紅茶のイベントや古本の販売、BBCラジオ放送などが行われていました。
夕方だったのでどれも終わりかけで、私はお庭を歩くだけにしておきましたが…日が落ち始めると寒くてたまらない!!
お庭の花も風で寒そうに揺れてましたよ…
(上)タウンホール。
(下)インペリアルガーデン(真ん中の茶色い建物はタウンホール。裏側から見てることになります)
インペリアルガーデンから更に駅側に歩いて行くと、もう一つMontpellier Gardensというお庭があります。
が、寒いし早く駅に帰りたかったので、こちらはガーデン脇の道路を歩きながら眺めるだけに留めました。
一日で2か所回り、よく歩いたので帰りの電車の中では爆睡でした…。
チェルトナムから、他の有名なコッツウォルズの田舎町へ行くバスがたくさん出ているので、また探索したいと思います。
コッツウォルズの「蜂蜜色の村」の中でも、英国一美しい村と言われるバイブリーに行ってみたいです。
でもバイブリー、カッスルクームあたりは村なだけあって交通の便が悪いのでバスでも怪しい…^^;
うーん、こういう時車があると頼もしいんですけどね。
とりあえず今回のコッツウォルズ探索第一弾はチェルトナム、トゥークスベリーで終了です!
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