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パリ、モンマルトルの麓ピガールから少し入ったrue Chaptalにロマン派の画家アリ・シェフールが1858年になくなるまで30年間住んでいた館があります。<br /><br />アリ・シェフェールはロマン派を主張する文化人・・・ドラクロワ、ジョルジュ・サンド、ショパン、リスト、ロッシーニ、フロベール等・・・の19世紀のパリにおける知識人、芸術家を自身の館に集め議論を楽しんでいたそうです。<br /><br />その館が現在パリ市立ロマン派美術館として公開されています。<br /><br />このミュゼには、シェフェール=ルナン館と呼ばれる魅力的な本館(常設展示)、アーティストのための2つのアトリエ(企画展など開かれている)と小さな庭園があります。<br /><br /><br />本館の常設展の一階ではジョルジュ・サンドの孫により寄贈された彼女が書いた手紙やゆかりの品々が展示され、<br />二階はアリ・シェフェールのコレクション・・・自身の描いた絵や、友人たちの作品などが展示されています。<br />ジョルジュ・サンド、ショパンのファンには必見の美術館です。<br /><br /><br />★パリ市立ロマン派美術館<br />16 rue Chaptal Paris<br /><br />アクセス メトロ≪サン・ジョルジュ≫、≪プラス ブランシュ≫<br />開館   月曜、祝祭日を除く毎日10時?18時。<br />入館料  常設展無料。<br />写真撮影  可(フラッシュ不可)<br /><br /><br /><br />☆写真の石膏はショパンの手首とジョルジュ・サンドの腕です☆<br /><br /><br />

ジョルジュ・サンドの小箱 ☆パリ市立ロマン派美術館☆

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2008/09/12 - 2008/09/12

5443位(同エリア16689件中)

14

47

コクリコ

コクリコさん

パリ、モンマルトルの麓ピガールから少し入ったrue Chaptalにロマン派の画家アリ・シェフールが1858年になくなるまで30年間住んでいた館があります。

アリ・シェフェールはロマン派を主張する文化人・・・ドラクロワ、ジョルジュ・サンド、ショパン、リスト、ロッシーニ、フロベール等・・・の19世紀のパリにおける知識人、芸術家を自身の館に集め議論を楽しんでいたそうです。

その館が現在パリ市立ロマン派美術館として公開されています。

このミュゼには、シェフェール=ルナン館と呼ばれる魅力的な本館(常設展示)、アーティストのための2つのアトリエ(企画展など開かれている)と小さな庭園があります。


本館の常設展の一階ではジョルジュ・サンドの孫により寄贈された彼女が書いた手紙やゆかりの品々が展示され、
二階はアリ・シェフェールのコレクション・・・自身の描いた絵や、友人たちの作品などが展示されています。
ジョルジュ・サンド、ショパンのファンには必見の美術館です。


★パリ市立ロマン派美術館
16 rue Chaptal Paris

アクセス メトロ≪サン・ジョルジュ≫、≪プラス ブランシュ≫
開館   月曜、祝祭日を除く毎日10時?18時。
入館料  常設展無料。
写真撮影  可(フラッシュ不可)



☆写真の石膏はショパンの手首とジョルジュ・サンドの腕です☆


  • パリ9区のヌーヴエル・アテネ地区。<br />19世紀の作家たちが集った文学カフェ≪ヌーヴエル・アテネ≫にちなんで呼ばれた地区だそうです。<br />当時の美しい建物が今でも立ち並ぶその地区に≪ロマン派美術館≫があります。

    パリ9区のヌーヴエル・アテネ地区。
    19世紀の作家たちが集った文学カフェ≪ヌーヴエル・アテネ≫にちなんで呼ばれた地区だそうです。
    当時の美しい建物が今でも立ち並ぶその地区に≪ロマン派美術館≫があります。

  • Musee de la Vie Pomantique<br /><br />≪ミュゼ ド ラ ヴィ ロマンティック≫<br />   シェフェール=ルナン館<br /><br />

    Musee de la Vie Pomantique

    ≪ミュゼ ド ラ ヴィ ロマンティック≫
       シェフェール=ルナン館

  • 私もロマン派の人々が集うお屋敷に招かれたような気分で入り口からお邪魔します。<br /><br />お宅訪問という感じはモンパルナスのザッキン美術館もそうでした。<br />でも、アリ・シェフェール邸は時代は19世紀、その名の通りロマン派の時代。<br /><br />さあ、門を開いて入りましょうか。<br /><br />Bonjour!<br />

    私もロマン派の人々が集うお屋敷に招かれたような気分で入り口からお邪魔します。

    お宅訪問という感じはモンパルナスのザッキン美術館もそうでした。
    でも、アリ・シェフェール邸は時代は19世紀、その名の通りロマン派の時代。

    さあ、門を開いて入りましょうか。

    Bonjour!

  • 深い緑と美しい花の道の先に

    深い緑と美しい花の道の先に

  • ロマン派美術館本館シェフェール=ルナン館が建っています。<br /><br />薄いベージュに大きく開いた開放的になグリーンの窓が魅力的。

    ロマン派美術館本館シェフェール=ルナン館が建っています。

    薄いベージュに大きく開いた開放的になグリーンの窓が魅力的。

  • 美術館に入ります。<br /><br />まず目に入るのは、館の持ち主アリ・シェフェール夫人のマダム・ソフィー。<br />ソフィーはポーランドの将軍の未亡人だったそうです。<br />ポーランドといえばショパンの故郷。<br />ショパンともそんな縁で知り合ったのでしょうか。<br /><br />文化サロンの女主人らしく知的な面差し。

    美術館に入ります。

    まず目に入るのは、館の持ち主アリ・シェフェール夫人のマダム・ソフィー。
    ソフィーはポーランドの将軍の未亡人だったそうです。
    ポーランドといえばショパンの故郷。
    ショパンともそんな縁で知り合ったのでしょうか。

    文化サロンの女主人らしく知的な面差し。

  • 一階はジョルジュ・サンドの孫、曾孫の寄贈によるサンド所縁の品々が展示されています。<br /><br />まずショパンの左手。<br />デスマスクのようなものですが、マスクではないのでデスハンドと言うのかしら。<br /><br />思わず握りしめてあげたくなるような繊細な手。

    一階はジョルジュ・サンドの孫、曾孫の寄贈によるサンド所縁の品々が展示されています。

    まずショパンの左手。
    デスマスクのようなものですが、マスクではないのでデスハンドと言うのかしら。

    思わず握りしめてあげたくなるような繊細な手。

  • ショパンの手と並んで展示されている腕はジョルジュ・サンドの腕。<br />ここで恋人同士は一緒になれました。

    ショパンの手と並んで展示されている腕はジョルジュ・サンドの腕。
    ここで恋人同士は一緒になれました。

  • ガラスのロケットに入っているのはジョルジュ・サンドの髪の毛。<br /><br />柔らかそうな髪ですが、髪の毛ってなんだか生々しい。<br />ジョルジュ・サンドのため息が聞こえてきそう。

    ガラスのロケットに入っているのはジョルジュ・サンドの髪の毛。

    柔らかそうな髪ですが、髪の毛ってなんだか生々しい。
    ジョルジュ・サンドのため息が聞こえてきそう。

  • ジョルジュ・サンドの絶筆。<br /><br />この小説は完成せずに神に召されました。<br />どんな小説だったのかしら。<br />死の間際まで書いていたのですね。

    ジョルジュ・サンドの絶筆。

    この小説は完成せずに神に召されました。
    どんな小説だったのかしら。
    死の間際まで書いていたのですね。

  • ジョルジュ・サンドの恋人でもあったロマン派の詩人・劇作家・小説家のミュッセのレリーフ(David D&#39;Angers作)<br /><br /><br />サンドとの大恋愛、破綻。<br />大秀才、ロマン派の寵児、美男子で放蕩、この石膏からどう想像してみようか。<br /><br />サンドは才ある繊細な美男子がお好みのようで。<br />破綻後、それぞれ別の恋へ。<br /><br />

    ジョルジュ・サンドの恋人でもあったロマン派の詩人・劇作家・小説家のミュッセのレリーフ(David D'Angers作)


    サンドとの大恋愛、破綻。
    大秀才、ロマン派の寵児、美男子で放蕩、この石膏からどう想像してみようか。

    サンドは才ある繊細な美男子がお好みのようで。
    破綻後、それぞれ別の恋へ。

  • こちらはフランツ・リスト。<br /><br />言わずと知れた美男子作曲家。<br />リストのピアノ演奏を聴き、失神した女性が多かったとか。<br />ジョルジュ・サンドにショパンを紹介したのがリストです。<br /><br />リストとジョルジュ・サンドも親しかったようですが、どうなんだろ、恋愛関係はあったのか、なかったのか、美男だし才能はあるし・・・と下世話な関心を持つワタシ(^^;)

    こちらはフランツ・リスト。

    言わずと知れた美男子作曲家。
    リストのピアノ演奏を聴き、失神した女性が多かったとか。
    ジョルジュ・サンドにショパンを紹介したのがリストです。

    リストとジョルジュ・サンドも親しかったようですが、どうなんだろ、恋愛関係はあったのか、なかったのか、美男だし才能はあるし・・・と下世話な関心を持つワタシ(^^;)

  • この部屋は玄関入って次の間。

    この部屋は玄関入って次の間。

  • ショパンの曲が流れるサロン。<br /><br />正面奥の肖像画はジョルジュ・サンド。<br />ジョルジュ・サンドの肖像画といえば常に登場する有名な絵(*^^*)

    ショパンの曲が流れるサロン。

    正面奥の肖像画はジョルジュ・サンド。
    ジョルジュ・サンドの肖像画といえば常に登場する有名な絵(*^^*)

  • ジョルジュ・サンドの愛用の品々。<br /><br />1923年にサンドの曾孫がパリ市に寄贈。<br /><br />サンドの子供から孫へ、孫から曾孫へと大事に保管されていたのですね。

    ジョルジュ・サンドの愛用の品々。

    1923年にサンドの曾孫がパリ市に寄贈。

    サンドの子供から孫へ、孫から曾孫へと大事に保管されていたのですね。

  • 写真が暗くてすみません。<br />ジョルジュ・サンドの肖像画です。<br />多分1838年に描かれたもの。<br /><br />サンドが20代の頃の肖像画は、<br />唐辛子婆さんの旅行記の表紙の絵ですので、興味ある方はご覧になってくださいね。<br />http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10486602/

    写真が暗くてすみません。
    ジョルジュ・サンドの肖像画です。
    多分1838年に描かれたもの。

    サンドが20代の頃の肖像画は、
    唐辛子婆さんの旅行記の表紙の絵ですので、興味ある方はご覧になってくださいね。
    http://4travel.jp/traveler/tougarashibaba/album/10486602/

  • 再びサロン。<br /><br />サロンで何思うコクリコ夫。<br />ロマン派のヴィクトル・ユーゴに思いを馳せているのか、、、なーんてね(^^)<br />ボージュ広場にあるヴィクトル・ユーゴ記念館へは2006年に行ったのでした(こちらも無料でした)。

    再びサロン。

    サロンで何思うコクリコ夫。
    ロマン派のヴィクトル・ユーゴに思いを馳せているのか、、、なーんてね(^^)
    ボージュ広場にあるヴィクトル・ユーゴ記念館へは2006年に行ったのでした(こちらも無料でした)。

  • ジョルジュ・サンドの子供の頃の肖像画。<br /><br />カッワイイ〜♪<br /><br />サンドの孫がパリ市に寄贈したもの。

    ジョルジュ・サンドの子供の頃の肖像画。

    カッワイイ〜♪

    サンドの孫がパリ市に寄贈したもの。

  • サックス元帥(ラトゥール作)<br /><br />サックス元帥は17世紀の有名な英雄だそうです。

    サックス元帥(ラトゥール作)

    サックス元帥は17世紀の有名な英雄だそうです。

  • 《青のサロン》<br /><br />サンドが描いた絵などが展示されている。<br /><br />サンドは絵も描いたんですね。<br />男装の麗人、才色兼備、ステキな男性との数多くの恋、、、何もかも独り占め〜<br /><br /><br />

    《青のサロン》

    サンドが描いた絵などが展示されている。

    サンドは絵も描いたんですね。
    男装の麗人、才色兼備、ステキな男性との数多くの恋、、、何もかも独り占め〜


  • サンドの子供モーリスとソランジュ(Nancy Merienne作・鉛筆画)<br /><br />・・・青のサロン・・・

    サンドの子供モーリスとソランジュ(Nancy Merienne作・鉛筆画)

    ・・・青のサロン・・・

  • 二階へ上がります。<br /><br />二階はサンドの友人であり、この館の主、画家アリ・シェフェールのサロン。<br /><br />この胸像はポール・デュポワの作品で、デュポワの妻の胸像・・・だと思う。<br /><br />いい加減ですみません、私のメモは怪しいので、いろいろ間違えていたら教えてくださいませ。

    二階へ上がります。

    二階はサンドの友人であり、この館の主、画家アリ・シェフェールのサロン。

    この胸像はポール・デュポワの作品で、デュポワの妻の胸像・・・だと思う。

    いい加減ですみません、私のメモは怪しいので、いろいろ間違えていたら教えてくださいませ。

  • Corenelia Marjolinの肖像。<br /><br />サロンの主アリ・シェフェールの娘。

    Corenelia Marjolinの肖像。

    サロンの主アリ・シェフェールの娘。

  • Corele Shefferの肖像。<br /><br />アリ・シェフェールの姪でエルネスト・ルナンの妻になる。<br /><br />「エルネスト・ルナンって誰よ?」と言ったら<br />「凄く硬物の哲学者だよ」と夫(^^;)<br />

    Corele Shefferの肖像。

    アリ・シェフェールの姪でエルネスト・ルナンの妻になる。

    「エルネスト・ルナンって誰よ?」と言ったら
    「凄く硬物の哲学者だよ」と夫(^^;)

  • 館の主アリ・シェフェール胸像(Pierre-Jules・Cavelier作)<br /><br />オルレアンの間に飾ってありました。<br /><br />

    館の主アリ・シェフェール胸像(Pierre-Jules・Cavelier作)

    オルレアンの間に飾ってありました。

  • オルレアン家の息子と結婚したJoinville公夫人(アリ・シェフェール作)<br /><br />アリ・シェフェールはオルレアン家で絵を教えていたそうです。

    オルレアン家の息子と結婚したJoinville公夫人(アリ・シェフェール作)

    アリ・シェフェールはオルレアン家で絵を教えていたそうです。

  • 《喪服姿の王妃マリー・アメリ》<br /><br />マリー・アメリ(1782?1866)はマリー・アントワネットの姪で、フランス最後の王、オルレアン公ルイ・フィリップと結婚。<br />1850年に夫ルイ・フィリップが亡くなったのでその時の姿をアリ・シェフェールが描いたもの。

    《喪服姿の王妃マリー・アメリ》

    マリー・アメリ(1782?1866)はマリー・アントワネットの姪で、フランス最後の王、オルレアン公ルイ・フィリップと結婚。
    1850年に夫ルイ・フィリップが亡くなったのでその時の姿をアリ・シェフェールが描いたもの。

  • 王ルイ・フィリップと王妃マリー・アメリの王女マリー・ドルレアンの肖像画(アリ・シェフェール作)

    王ルイ・フィリップと王妃マリー・アメリの王女マリー・ドルレアンの肖像画(アリ・シェフェール作)

  • 王女マリー・ドルレアン作《ジャンヌ・ダルク》<br /><br />マリー・ドルレアンもアリ・シェフェールの手ほどきを得て見事なジャンヌ・ダルク像を作っている。<br />でもわずか26才でこの世を去っています。<br />1813年生まれ、1839年没。<br /><br />ルイ・フィリップとマリー・アメリには10人もの子供がいたそうですが殆どの子供が若死にしたという。<br /><br />マリー・ドルレアンの華のような美しい肖像画も、その後数年で亡くなると思うと命の儚さを感じます。

    王女マリー・ドルレアン作《ジャンヌ・ダルク》

    マリー・ドルレアンもアリ・シェフェールの手ほどきを得て見事なジャンヌ・ダルク像を作っている。
    でもわずか26才でこの世を去っています。
    1813年生まれ、1839年没。

    ルイ・フィリップとマリー・アメリには10人もの子供がいたそうですが殆どの子供が若死にしたという。

    マリー・ドルレアンの華のような美しい肖像画も、その後数年で亡くなると思うと命の儚さを感じます。

  • こちらの美しい王女はマリー・ドルレアンの姉ルイーズ・ドルレアンの肖像画(アンリ・シェフェール作)<br /><br />ルイ・フィリップと王妃マリー・アメリの長女でベルギー王レオポルド一世と結婚。<br />ルイーズは普通に長生きしたよう、1795年に生まれ1858年に亡くなっているから。<br /><br />ルイーズ王女もアンリ・シェフェールの教え子だったのでいくつか作品を残している。<br /><br />

    こちらの美しい王女はマリー・ドルレアンの姉ルイーズ・ドルレアンの肖像画(アンリ・シェフェール作)

    ルイ・フィリップと王妃マリー・アメリの長女でベルギー王レオポルド一世と結婚。
    ルイーズは普通に長生きしたよう、1795年に生まれ1858年に亡くなっているから。

    ルイーズ王女もアンリ・シェフェールの教え子だったのでいくつか作品を残している。

  • えーと、この絵は1830年に王になったオルレアン公ルイ・フィリップの戴冠式の絵だったと思う。<br />

    えーと、この絵は1830年に王になったオルレアン公ルイ・フィリップの戴冠式の絵だったと思う。

  • この男性こそ、コクリコ夫が「堅物の哲学者」と言ったアリ・シェフェールの姪の結婚相手エルネスト・ルナン氏(1823〜1892年)の肖像画。<br />1860年の作品だから37才でしょうか。<br /><br />

    この男性こそ、コクリコ夫が「堅物の哲学者」と言ったアリ・シェフェールの姪の結婚相手エルネスト・ルナン氏(1823〜1892年)の肖像画。
    1860年の作品だから37才でしょうか。

  • ふふふ、この胸像はかの堅物エルネスト・ルナン氏が年とった時の胸像。<br />1883年の作なので60才か。<br />若い頃はスッキリしていた顎の線も、年取ると下膨れになるのですなぁ。<br />きっとお腹の回りもそうに違いない。<br /><br />特別私はエルネスト・ルナン氏が好きというわけではないのですが、片っ端から写真を撮ったからこうなったわけで。。。と弁解(^^;)<br /><br />大体常設展のあるこの本館の名前自体が「シェフェール・ルナン館」、シェフェールとルナン二人の名がついているのですから。<br />シェフェール亡き後、この館の主人となったのがルナン。

    ふふふ、この胸像はかの堅物エルネスト・ルナン氏が年とった時の胸像。
    1883年の作なので60才か。
    若い頃はスッキリしていた顎の線も、年取ると下膨れになるのですなぁ。
    きっとお腹の回りもそうに違いない。

    特別私はエルネスト・ルナン氏が好きというわけではないのですが、片っ端から写真を撮ったからこうなったわけで。。。と弁解(^^;)

    大体常設展のあるこの本館の名前自体が「シェフェール・ルナン館」、シェフェールとルナン二人の名がついているのですから。
    シェフェール亡き後、この館の主人となったのがルナン。

  • ルナン氏の肖像画と胸像が展示されていた部屋の全景。

    ルナン氏の肖像画と胸像が展示されていた部屋の全景。

  • アリ・シェフェール氏が赤ちゃんの時の肖像画。<br />館の主アリ・シェフェール氏も赤ちゃんの時はなんて可愛い!<br /><br />赤ちゃん時代のアリ・シェフェールを描いたのはアリの父、ジョアン=ベルナール・シェフェール。<br />シェフェール家は代々画家の家なのかしら。<br />

    アリ・シェフェール氏が赤ちゃんの時の肖像画。
    館の主アリ・シェフェール氏も赤ちゃんの時はなんて可愛い!

    赤ちゃん時代のアリ・シェフェールを描いたのはアリの父、ジョアン=ベルナール・シェフェール。
    シェフェール家は代々画家の家なのかしら。

  • Arie-Johannes・Lamme作<br />《アルジャントゥイユのアリ・シェフェールのアトリエ》<br /><br />アリ・シェフェールのアトリエってアルジャントゥイユにあったんだ。<br />後、印象派の画家たちが住んでいたアルジャントゥイユ、その頃から画家と縁のある土地だったんだ・・・

    Arie-Johannes・Lamme作
    《アルジャントゥイユのアリ・シェフェールのアトリエ》

    アリ・シェフェールのアトリエってアルジャントゥイユにあったんだ。
    後、印象派の画家たちが住んでいたアルジャントゥイユ、その頃から画家と縁のある土地だったんだ・・・

  • アルジャントゥイユのアトリエの絵が飾ってあった部屋です。

    アルジャントゥイユのアトリエの絵が飾ってあった部屋です。

  • アリ・シェフェール作<br />《ジェリコーの死》<br /><br />ルーブル美術館に展示されているあの有名な《メデュース号の筏》を描いた画家ジェリコー。<br /><br />ジェリコーはロマン主義の画家だったから、交流があったのか。<br />死に立ち会ったかどうかはわからないけれど。<br />同じくロマン主義の画家ドラクロワの作品がこの美術館に飾ってあるらしいのだが、見落としたのか、私が訪れた時は展示されていなかったのか。<br />ドラクロアの作品にしてはごく普通の風景画らしいけれど、見たかったなあ。<br /><br />ロマン派の芸術家たちのサロンだったとはいえ、アリ・シェフェール自身はロマン派ではなく、もっと古典的な画家だったらしい。<br />このサロンの主はマダムだったのかしら。

    アリ・シェフェール作
    《ジェリコーの死》

    ルーブル美術館に展示されているあの有名な《メデュース号の筏》を描いた画家ジェリコー。

    ジェリコーはロマン主義の画家だったから、交流があったのか。
    死に立ち会ったかどうかはわからないけれど。
    同じくロマン主義の画家ドラクロワの作品がこの美術館に飾ってあるらしいのだが、見落としたのか、私が訪れた時は展示されていなかったのか。
    ドラクロアの作品にしてはごく普通の風景画らしいけれど、見たかったなあ。

    ロマン派の芸術家たちのサロンだったとはいえ、アリ・シェフェール自身はロマン派ではなく、もっと古典的な画家だったらしい。
    このサロンの主はマダムだったのかしら。

  • 踊り場のライト。<br /><br />館の隅々まで舐めるように写してしまったような感がある(^^;)<br /><br />なんというか、寛げる空間。<br />居心地良かった。<br />

    踊り場のライト。

    館の隅々まで舐めるように写してしまったような感がある(^^;)

    なんというか、寛げる空間。
    居心地良かった。

  • ジョルジュ・サンドの家の家系図。

    ジョルジュ・サンドの家の家系図。

  • 心地よい疲れを感じながら館を出ると、柔らかなペパーミントグリーンの開き窓。<br /><br />

    心地よい疲れを感じながら館を出ると、柔らかなペパーミントグリーンの開き窓。

  • 緑あふれる庭。

    緑あふれる庭。

  • 何気なく手入れされている草花。<br /><br />個人宅の庭のようで嬉しい。

    何気なく手入れされている草花。

    個人宅の庭のようで嬉しい。

  • 庭の隅に温室のようにビニールのシートで覆われているキッチンのようなものが置いてありました。<br /><br />2004年にここに来た時には、これはなかった。

    庭の隅に温室のようにビニールのシートで覆われているキッチンのようなものが置いてありました。

    2004年にここに来た時には、これはなかった。

  • そう、2004年に来た時は、ここに大理石のショパンの像が置いてありました。<br /><br />この写真は2004年にこの場所で写した写真です。<br /><br />同じ像がモンソー公園にもあります。<br /><br />2004年にあったこの像はどこに行ったのかしら?<br /><br />モンソー公園にあるショパンの像。<br />権天使さんの旅行記よりお借りしました。<br />http://4travel.jp/traveler/francesca911/pict/17449962/<br /><br />

    そう、2004年に来た時は、ここに大理石のショパンの像が置いてありました。

    この写真は2004年にこの場所で写した写真です。

    同じ像がモンソー公園にもあります。

    2004年にあったこの像はどこに行ったのかしら?

    モンソー公園にあるショパンの像。
    権天使さんの旅行記よりお借りしました。
    http://4travel.jp/traveler/francesca911/pict/17449962/

  • ロマン主義の館・・・私にはわかったような、わからないようなものでしたが、ショパンやリスト、サンドなど少しは知っている人たちがここでお茶を飲んだり、語り合ったり、音楽を聴いたりしていたのだなぁと想像しながら心が弾む訪問でした。<br /><br />また来てもいいな♪

    ロマン主義の館・・・私にはわかったような、わからないようなものでしたが、ショパンやリスト、サンドなど少しは知っている人たちがここでお茶を飲んだり、語り合ったり、音楽を聴いたりしていたのだなぁと想像しながら心が弾む訪問でした。

    また来てもいいな♪

  • シェフェール=ルナン館をもう一度振り返って、館を後にしました。

    シェフェール=ルナン館をもう一度振り返って、館を後にしました。

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  • waterlilyさん 2011/01/13 13:21:53
    ジョルジュ・サンドの腕
    コクリコさん、早速お邪魔しました〜♪
    ショパンの手はよく見かけますが、ジョルジュ・サンドの腕は珍しいですね。
    コクリコさんのこの旅行記で初めて拝見させて頂いた気がします。
    そして、ショパンの手も小さいと思ったのですが、それ以上に小さくてふっくらしているのですね。
    そう言えばドラクロワの描いたジョルジュ・サンドの腕もふっくらしていますよね。

    サンドの髪はここでもロケットに入ってあるのですね。
    ショパン博物館にもあったのですが、サンドが生前に残しておいたものなのでしょうか?
    ショパン博物館のサンドの髪は袋に二人のイニシャルまで入れて持っていたものだとすると、いえ、それでなくてもですが、二人の愛情の深さが伺えますね。
    サンドはショパンの手紙を殆ど焼き捨ててしまったと聞きますから、詳細は解らないのでしょうか。
    それにしてもほんと髪の毛って何だか生々しいですよね。
    私も髪の写真をUPしようか暫く迷ってしまいました。
    貴重なお写真を拝見させて頂いてありがとうございました。
    ほんとにコクリコさんの旅行記は、百科事典のように何でもありますね(^^♪

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2011/01/13 21:00:53
    RE: ジョルジュ・サンドの腕
    waterlilyさん、こんばんは。

    さっそくお越しくださりありがとうございます。

    > ショパンの手はよく見かけますが、ジョルジュ・サンドの腕は珍しいですね。
    > コクリコさんのこの旅行記で初めて拝見させて頂いた気がします。
    > そして、ショパンの手も小さいと思ったのですが、それ以上に小さくてふっくらしているのですね。
    > そう言えばドラクロワの描いたジョルジュ・サンドの腕もふっくらしていますよね。

    ふっくら可愛くて腕にエクボが見えますよね。ドラクロワの描いた腕にそういえば似ていますね。


    ジョルジュ・サンドの肖像画といえば、私の恥ずかしい無知話があるのですよ。
    去年の5月だったかな、唐辛子婆さんが初フランス、初パリ一人旅をされた時「ロマン派美術館」にいらしたのです。
    まず初パリ一人旅で「ロマン派美術館」って凄いと思いません?
    「ロマン派美術館」の旅行記を唐辛子婆さんがUPした時、表紙の写真の肖像画の女性がわからなくて「誰ですか?」なんて聞いてしまいました。
    ジョルジュ・サンドの20代の頃の肖像画でした。
    唐辛子婆さんはジョルジュ・サンドのファンなんですよ〜

    > サンドの髪はここでもロケットに入ってあるのですね。
    > ショパン博物館にもあったのですが、サンドが生前に残しておいたものなのでしょうか?
    > ショパン博物館のサンドの髪は袋に二人のイニシャルまで入れて持っていたものだとすると、いえ、それでなくてもですが、二人の愛情の深さが伺えますね。
    > サンドはショパンの手紙を殆ど焼き捨ててしまったと聞きますから、詳細は解らないのでしょうか。
    > それにしてもほんと髪の毛って何だか生々しいですよね。
    > 私も髪の写真をUPしようか暫く迷ってしまいました。

    ショパン博物館のサンドの髪はショパンが持っていたものですよね。
    ロマン派美術館にある髪の毛は多分サンドのお孫さんが持っていたものだと思います。
    ロケットにお祖母さまの髪の毛を入れて大事にして、お祖母さまを偲んでいたのでしょうね。


    > ほんとにコクリコさんの旅行記は、百科事典のように何でもありますね(^^♪

    きゃっ、調べながら書いただけですよ。
    フランス語の解説はすべて夫に読んでもらったし(^^;)
    それでも今から読み返すとちゃんと調べてたくさん書いてありますね。
    今ではもう体力がなくて、あんなに(たいした量ではないけれど)書けないわ。
    年々衰えてゆく私。
    惚けないように、今年はしっかりたまっている写真をUPしなくては。
    同世代と思われるwaterlilyさんは(前日光さんもですが)今でもしっかり読み応えのある旅行記を書かれるのでただただ尊敬。

    waterlily

    waterlilyさん からの返信 2011/01/13 23:18:07
    RE: RE: ジョルジュ・サンドの腕
    > まず初パリ一人旅で「ロマン派美術館」って凄いと思いません?

    ほんと、すごいです〜。
    初パリですと普通はエッフェル塔にルーブル美術館とかになりますものね。

    > 「ロマン派美術館」の旅行記を唐辛子婆さんがUPした時、表紙の写真の肖像画の女性がわからなくて「誰ですか?」なんて聞いてしまいました。

    女性は年齢とともに容貌が変化するから解らないのは当然ですよ〜。

    > 唐辛子婆さんはジョルジュ・サンドのファンなんですよ〜

    あぁ、それよく解ります。
    あの時代に個性豊かで、魅力的で、自分をしっかり持っていて、才色兼備なところとか、唐辛子婆さんに似ている感じがするもの。

    > 今ではもう体力がなくて、あんなに(たいした量ではないけれど)書けないわ。
    > 年々衰えてゆく私。

    え〜、コクリコさんはそんなこと全然ないですよ〜。
    旅行記で拝見するコクリコさんの少女のようにスマートでお若いことといったら!
    その上、いつも幅広い知識に裏付けされてとても読み応えがあって、ウイットに富んでいて、お茶目で知的で素敵な旅行記、コクリコさんにしか書けないわ〜と感心しています☆
    勿論、前日光さんも、唐辛子婆さんも、それぞれほんとに魅力的☆
    私は最近、旅行記を書こうと思うと頭が霞がかかったようにぼ〜っとしてしまって集中力が無く、すぐ他の方々の旅行記に現実逃避したり、PCから離れて他の事をし始めたりして、なかなか進みません。。。
    そもそも旅行に出かける気力も減少して来て(~_~;)
    どこか頭の血管が詰まっている気がする……
    こんな私ですが、呆れないでこれからも宜しくお願い致しますね。

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2011/01/14 17:19:23
    RE: RE: RE: ジョルジュ・サンドの腕
    > あの時代に個性豊かで、魅力的で、自分をしっかり持っていて、才色兼備なところとか、唐辛子婆さんに似ている感じがするもの。

    ズバリ、その通りです♪
    唐辛子婆さん、くしゃみしてるかな(^-^)


    > え〜、コクリコさんはそんなこと全然ないですよ〜。
    > 旅行記で拝見するコクリコさんの少女のようにスマートでお若いことといったら!

    それはwaterlilyさんの方こそ旅行記で時々拝見しますがスマートで綺麗です。

    > 私は最近、旅行記を書こうと思うと頭が霞がかかったようにぼ〜っとしてしまって集中力が無く、すぐ他の方々の旅行記に現実逃避したり、PCから離れて他の事をし始めたりして、なかなか進みません。。。
    > そもそも旅行に出かける気力も減少して来て(~_~;)
    > どこか頭の血管が詰まっている気がする……

    えー、waterlilyさんもそうなのですか!
    「そもそも旅行に出かける気力も減少して来て(~_~;)」
    以外は全て私と同じです。
    それでも、あんな深くて興味深い旅行記が書けるなんて!

    > こんな私ですが、呆れないでこれからも宜しくお願い致しますね。

    そのお言葉、そっくりそのまま私のお願いです。
  • 唐辛子婆さん 2010/08/16 15:01:21
    リンク
    コクリコさん

    今読み返しても
    行く前にもっと読んでおけば、もっとしみじみ眺められたのになあと思います。
    ロマン派美術館リンクさせてくださいませね。
    よろしくお願いいたします。

    とうがらしばば

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2010/08/16 16:04:05
    RE: リンク
    唐辛子婆さん、いらっしゃーい(^o^)

    > 行く前にもっと読んでおけば、もっとしみじみ眺められたのになあと思います。

    いえいえ、こちらこそ、ボケて忘れていたことを思いださせてくださりありがとうございます。
    それにしても唐辛子婆さんは普通「パリ初めて一週間の旅」とは思えない選択ぶり、私にもすごい刺激を与えてくださいました!
    私も初心に帰って、今度パリに行ったら歩こうと思います・・・暑くなければいくらでも歩けるんだけど(^^:)

    > ロマン派美術館リンクさせてくださいませね。
    > よろしくお願いいたします。

    私もさせていただきます。

    ジョルジュ・サンドに興味があるのでしたら、クリュニー中世美術館にある『一角獣と貴婦人』の連作のタピスリーいつかまたパリに行く機会があったら是非。
    ジョルジュ・サンドが初めてこのタピスリーを本の中で紹介したそうです。
    パリ在住(ご主人がフランス人)の戸塚真弓さんのエッセーに、戸塚さんのパリのお気に入りの美術館はクリュニーとアラブ世界研究所って書いてありました。
  • 迷子さん 2010/01/19 22:33:04
    これ、見てなったっす!
    幾ら石膏とは言え、
    体の一部ってのは何だかチョッピリ衝撃的〜!
    やっぱりデス・ハンド??
    (あれ?生きてる内に模りすたのかなぁ)

    ジョルジュ・三度→ぎゃ〜、変換すたらこうなった。
    時の寵児と流すた浮名は三度どころじゃないか・・・・・・
    今で言う、元祖恋多き女?魔性の女??

    などと言いつつ、
    さすがコクリコ様ご一行は又1つパリ観光の穴場の
    ご紹介ありがとうです〜。
    これだからパリは何度もリピートすても飽きない街っすね!
    ああ、キノコパン(ブリオッシュよん♪)が食べたい〜。
    (ロマン派とは何の関係も無いコメントどすたm(__)m)

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2010/01/20 20:42:17
    RE: これ、見てなったっす!
    迷子さん、
    こちらの旅行記にもありがとうございます。

    > 幾ら石膏とは言え、
    > 体の一部ってのは何だかチョッピリ衝撃的〜!
    > やっぱりデス・ハンド??
    > (あれ?生きてる内に模りすたのかなぁ)

    死んでからじゃないの?
    以前テレビで見たような気がするのだけど、どっちだったかしら?
    そういえばピアニストの中村紘子さんもショパンのデスハンド持ってた(随分前に『徹子の部屋』で見たわ)。

    > ジョルジュ・三度→ぎゃ〜、変換すたらこうなった。
    > 時の寵児と流すた浮名は三度どころじゃないか・・・・・・

    面白〜い、座布団三枚!

    > さすがコクリコ様ご一行は又1つパリ観光の穴場の
    > ご紹介ありがとうです〜。
    > これだからパリは何度もリピートすても飽きない街っすね!

    ここ、常設展示の本館は無料だから、雨宿りとか、お手洗いに行きたくなった時にもどうぞ〜不謹慎(^^;)
    リピートといえば、また奇跡のおメダイたくさん買ってこなければ、と思っておりまする。
  • 唐辛子婆さん 2010/01/18 08:52:48
    アンリ・シェフェール氏?
    コクリコさん、おはようございます。

    この神々しくも慌しそうな絵はもしかして
    アンリ・シェフェール氏が神に召されたところでしょうか?

    右上に見えるのは蚊帳かしら?
    でもここはパリだぞ、パリに蚊なんていたのかしらん?
    ラオスのホテルで初めて蚊帳つきベッドに泊まったのでつい
    そんなおバカなことを書いてしまった唐辛子婆でした。

    このようなテーマ限定の美術館て好みだわぁ♡

    才色兼備の男装の麗人ジョルジュ・サンドの手がメタボ気味なのには
    ちょっとばかしガックシきたわん。
    でもこのくらいが当時の女性の平均だったのでしょうね。

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2010/01/18 09:51:47
    RE: アンリ・シェフェール氏?→ごめん書き間違えたアリ・シェフェールなの。
    唐辛子婆さん、おはようございます。

    > この神々しくも慌しそうな絵はもしかして
    > アンリ・シェフェール氏が神に召されたところでしょうか?

    唐辛子婆さんの書き込みを見て、あれー私ったらアリなのにアンリと書きまちがえていた・・・と気がついて、今あわてて旅行記の写真へのコメントの訂正していたの。
    自分では気がつかなかったから、書き込みしてくださってありがとう!

    えーと、この絵はアリ・シェフェール作『ジェリコーの死』です。
    神に召されつつあるのは、ルーヴル美術館にある『メデュース号の筏』を描いた画家ジェリコーです。
    去年から作成中のマイナーな美術館の旅行記を見てくださりありがとうございます。

    > 右上に見えるのは蚊帳かしら?
    > でもここはパリだぞ、パリに蚊なんていたのかしらん?
    > ラオスのホテルで初めて蚊帳つきベッドに泊まったのでつい
    > そんなおバカなことを書いてしまった唐辛子婆でした。

    パリに蚊はいないわよね。
    天蓋?でもないか。
    蚊帳は懐かしいですね。
    子供の頃、蚊帳の中で寝たり、蚊帳を片付ける時、蚊帳を海にみたてて泳いだり(^^)

    > このようなテーマ限定の美術館て好みだわぁ♡

    そ、そうですか!
    そう言っていただけると嬉しいのですが、昨夜この旅行記の続きをやり始めながら、自分でも「なんとオタクな」、「でも自分の旅行記念のアルバムとしてだからまっいいか」などと思い可笑しくなっちゃった(^^)
    この旅行記を楽しんで下さるのは、ショパンとジョルジュ・サンドが大大好きな(もう私よりずっと専門的でショパンの後追い旅行もされている)権天使さんだけかと思っていました。

    > 才色兼備の男装の麗人ジョルジュ・サンドの手がメタボ気味なのには
    > ちょっとばかしガックシきたわん。
    > でもこのくらいが当時の女性の平均だったのでしょうね。

    そうよね。寒い国の人は皮下脂肪がなければ当時は大変だったわよね。
    ロシアなんてもっとそうでしょ?
    この肖像画は何歳の時のなのかしら?

    波乱多き女性だったけれど、子供や孫が大切にサンドの思い出の品々を大事にとってあったということから幸せな穏やかな晩年だったのかなあと思いました。
  • かにちゃんさん 2009/02/09 16:58:55
    こんなところがあるんですねー
     コクリコさま〜

     こんにちは!
     お忙しいでしょうから、レスは気にしないでください(^_^)v

     『ジョルジュ・サンドの小箱』、
     作成中なのに、ごめんね、ちょっとだけ拝見させて、ね。

     昔、「祖国へのマズルカ」という本を読んだことがあります。
     その頃、ショパンを弾いていたので、読んでんでみたんだったか、どうだか?
     とにかく、自分の好きなショパンと男装の麗人?(ほんと?)ジョルジュ・サンドとの恋愛模様を知りたくて・・・、というミーハー気分だったかも。
     その人の、手と腕のトップ写真、びっくり〜(@_@)です

     どこかで、マリーアントワネットの手、を見たけれど、
     柔らかな感触まで伝わってきそうだった・・・これも、そう?
     どんな感じだったのしょう・・・。

     こういう美術館まであるんですね、
     いろいろ教えてもらうことばかり!!

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2009/02/10 23:21:30
    RE: かにちゃん、すごーい。
    かにちゃん、こんばんは。

    明日はやっとお休みです。。。が、例の映画の日(^^;)

    >  『ジョルジュ・サンドの小箱』、
    >  作成中なのに、ごめんね、ちょっとだけ拝見させて、ね。

    作成中なのに見てくださってありがとう。
    「作成中」ばかりでだらしない私です。

    >  昔、「祖国へのマズルカ」という本を読んだことがあります。
    >  その頃、ショパンを弾いていたので、読んでんでみたんだったか、どうだか?

    すごーい、かにちゃん!
    ジョルジュ・サンドが小説家だったとはいえ、私はジョルジュ・サンドが書いた本読んでいないわよ〜。
    私こそ、ショパンやミュッセやその他数々の華麗な恋愛遍歴からミーハー的にジョルジュ・サンドの伝記を読んだだけですよ。
    夫も『愛の妖精』と民話的な小説しか読んでいないと言っていました。
    そうそう男装の麗人よねぇ。才色兼備でフェミニストで恋多き女性で。
    そういえば「年下の人」(だったかな?)とかいうフランス映画ジョルジュ・サンドの映画ではなかった?ジュリエット・ビノシュがジョルジュ・サンド役だった、、、私は観ていないけど(^^;)

    >  その人の、手と腕のトップ写真、びっくり〜(@_@)です

    デスマスクというかデスハンドって言うのかしら?
    手型を石膏に流すからたくさんあるみたいよ。
    ポーランドのワルシャワにあるショパン記念館にある石膏が元のものらしいです。
    東大にも贈られたみたいよ。
    そのまた、コピーを中村紘子が持ってたのを「徹子の部屋」で見たことがありました。ショパン・コンクールで審査員してたからかしら?
    コピーでもそんなにたーくさんはあるわけではないので宝物だと言っていました。
    石膏でも、冷たくなくて親しみを感じる手でした。
    すごく身近な感じ、ロマン派美術館じたい、美術館と言うよりちょっとしたお屋敷という感じだったのでそう感じたのかなぁ。

    それにしてもかにちゃん、ショパン弾いていたんだ、素敵〜。

    かにちゃん

    かにちゃんさん からの返信 2009/02/11 13:07:02
    RE: RE: すごくなーい!!
     コクリコちゃん、
     
     ちがう、ちがう、、、
     『祖国へのマズルカ』は、ショパンとジョルジュ・サンドのお話、
     誰が、書いたものなのか、忘れてしまった・・・(>_<)

    > そういえば「年下の人」(だったかな?)とかいうフランス映画
     あったね、私も見てないよ〜

    > 手型を石膏に流すからたくさんあるみたいよ。
    > ポーランドのワルシャワにあるショパン記念館にある石膏が元のものらしいです。
      そうなんだ、ちっとも知らなかったです。  
     
    > 石膏でも、冷たくなくて親しみを感じる手でした。
      その手で、書いたり読んだり、食べたり弾いたり、したのかと思うと
     手、って不思議ですね。ロマンティックだけれど、リアリティ、、、。

    > すごく身近な感じ、ロマン派美術館じたい、美術館と言うよりちょっとしたお屋敷という感じだったのでそう感じたのかなぁ。
     こういう美術館、いいな〜、いつか行ってみたいな〜
     って、行きたいところばかりですね、わたし^^;

    コクリコ

    コクリコさん からの返信 2009/02/11 22:06:51
    RE: RE: RE: すごくなーい!!

    >  ちがう、ちがう、、、
    >  『祖国へのマズルカ』は、ショパンとジョルジュ・サンドのお話、
    >  誰が、書いたものなのか、忘れてしまった・・・(>_<)

    きやー、そうだったの?!
    私ジョルジュ・サンドが書いた本読んでいないから、どんな本を書いたのか知らなかったのよ〜(汗)
     
    >   その手で、書いたり読んだり、食べたり弾いたり、したのかと思うと
    >  手、って不思議ですね。ロマンティックだけれど、リアリティ、、、。

    やっぱりかにちゃんの表現はロマンティック。ロマン派美術館にあってるわ。
    ショパンのお墓はパリのペール・ラシェーズ墓地にあります。
    http://4travel.jp/traveler/scipion/album/10144027/
    お墓参りもしたわよ〜。


    > > すごく身近な感じ、ロマン派美術館じたい、美術館と言うよりちょっとしたお屋敷という感じだったのでそう感じたのかなぁ。
    >  こういう美術館、いいな〜、いつか行ってみたいな〜
    >  って、行きたいところばかりですね、わたし^^;

    フランスにはそういう美術館多いけれど、そういえば上野の黒田記念館行った?あそこも黒田清輝のお屋敷だったかなぁ。
    でも中はいかにも美術館だったから、どちらかというと朝倉彫塑館が近いかしら。

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