聖母マリアの被昇天を記念する聖堂で“だまし絵”が有名
- 4.0
- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by なぽさん(女性)
ゴゾ島 クチコミ:12件
ゴゾ島を一望できる大要塞“チタデル”の中に建つ大聖堂。大聖堂博物館と共通のチケットは大人5EUR、学生3EUR。
もともとの建物は1693年の大地震で崩壊、イムディーナの聖パウロ教会や大聖堂と同じロレンツォ・ガファにより、1697年から1711年にかけてバロック様式で再建されました。360あるマルタの教会の中で唯一のドームのだまし絵で有名で、資金難のため造れなかったクーポラを、イタリア人画家アントニオ・マヌエルによりまるでそこにあるかのように描かれています。
聖母マリアの被昇天を記念する聖堂とのことで、すぐ近くに建つ聖ジョージ・バジリカ教会とは対照的に女性的な雰囲気で、マルタ人芸術家Gianni Vellaによって1909~1917年に描かれた聖母マリアの生涯、使徒、預言者や天使たちの柔らかな色彩の天井や、幻想的なドームの絵が好きです。有名なだまし絵が修復中で見られなかったのが残念でした。ちなみに現在この大聖堂が建つ丘にはかつてローマ神殿が建っていたそうで、私は見逃してしまいましたが、紀元前1世紀のその神殿のドリス式の柱の一部が大聖堂博物館に展示されているそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2020/06/03
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