ルブリン城の中庭に時代の変遷が見られます
- 4.0
- 旅行時期:2014/02(約11年前)
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by shinesuniさん(男性)
ルブリン クチコミ:18件
派手な外観ですが色々な時代様式の建築物が混在した
実に複雑怪奇な内部構造のお城です。
特に中庭はここまで増改築を繰り返した(節操のない)
ものは個人的にはクラクフにあるバベル城以外
記憶に無くある意味必見です。
城内には絵画や宝飾品を展示した博物館もあり
ポーランド絵画の巨匠ヤン・マテイコの傑作
『1569年ルブリンの合同』も展示されています。
12~13世紀には最初の砦が築かれていた記述があり
14世紀には城の存在が歴史書簡に記載されていますが
その後 破壊・再建・増改築等を繰り返し
今日のケバケバしい外観と節操のない
内部構造になりました。
19世紀・ポーランド分割時代には
ロシア領となり政治犯の収容所として
利用されていた暗い過去もあります。
入口の英国風ネオゴシック建築の外観は
この収容所時代(1824~1826年)に造られました。
第二次大戦中のナチス占領時代にも
同様の扱いを受けていたようで…
現在の様な城としての尊厳を回復したのは
ソ連軍が解放後のようです…
★ルブリン城及び旧市街博物館URL
http://muzeumlubelskie.pl/
★ルブリン合同の説明(日本語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/ルブリン合同
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/02/14
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