イストラ地域で最大のバロック教会
- 4.0
- 旅行時期:2013/07(約12年前)
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by やまとさん(女性)
ロヴィニ クチコミ:8件
教会自体はいたって普通のバロックの教会と思ったのですが、イストラ地域で最大のバロック教会だそうです。
塔からの眺めがすばらしいということで登ってみようといってみました。上り口はポストカードなどのおみやげ物??を売っているところにあり、少しわかりにくいです。
なるほど階段はいい感じに磨り減っていてかなり登りにくく、空いていたからよかったようなものの人がいっぱいいたら途中でリタイアしてしまいそうな感じでした。
塔の上からの眺めは青い空、海、赤いレンガのコントラストがすばらしく堪能しました。
エウファミアは3世紀に殉教した15才の少女。
キリスト教が弾圧されていた時代に改宗を迫られ車輪で迫害拷問を受ける。その後、闘技場でライオンと戦って死亡したが、ライオンは餓えていたにもかかわらず彼女の亡骸に近づくこともなかったという言い伝えが残っています。
死後彼女の出身地の教会に遺体は収められたが、町がペルシャ人に占領されたため7世紀にコンスタンチノープルに移され、ハギヤ・エウフェミア教会に納められました。その後聖像破壊運動が起こったため、3番目の遺体の保管場所がロヴィニになった。彼女の柩がロヴィニに移される際、船が座礁していまい、少年と2頭の子牛が柩を海から引き上げたという。
塔の上に乗っている像は彼女(車輪で拷問されたためシンボルとして車輪をもち、信仰の勝利の印であるシュロの葉を掲げている)で、最近知ったことですが、風見鶏??になっていて北風が吹くと海の方を向き海の民を、南風が吹くと山のほうを向き農民を見守るそうです。
教会には彼女の柩と闘技場でのシーン、少年と2頭の子牛が柩を引き上げるシーンの絵が展示されています。
ボランティア?の人が絵や柩について熱心に説明してくださいました。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- よその国で登った塔に比べると人が少なくて登りやすかった
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2013/08/03
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