様々な意味で古めかしいホテルです。
ここ何年か毎年泊まっているのですが、改修後、バスタブのあるお部屋がぐっと減りました。伝えないとシャワーの部屋になる確率が高いです。
施設も古く、鍵も今時重たい鍵。これを外出の度にフロントに渡すのが私は実は好きです。どんな時間に戻ってきても、鍵の受け取りでフロントの方と言葉を交わすので、そこがなんとも言えず好き。鍵の受け渡しは受付担当者が忙しくて手が塞がっている時でもアクションすればすぐに対応してくれます。(遠慮して待つ必要はないです)しかし、部屋を開けるときはなかなか開けられずいつも苦労します。そういえば、フロントの右の方にある大きなガラスの器に入っているお菓子は興味示すと貰えます。
朝食会場では年配のおじさまがたがくるくると働いています。コーヒーが飲みたければ自分でコーヒーメーカーで作らず、彼らに伝えると良いです。卵料理のリクエストも伝えると対応してもらえます。朝食メニューは他のスペインのホテルと同じような内容ですが、こちらではちょっとした家庭料理風のメニューも一、二品並んでいてこれが美味しくていつもお代わりをしています。
チェックアウト(チェックインも?)の時間帯はドアマンもいて、タクシー手配してくれたり荷物運んでくれたり、少しぼーっとしていると優しく話しかけてくれます。ドアマンのおじさまは数年前はドアマンだったり朝食会場にもいたりと、従業員が長く働いているホテルなのだなぁとどうでも良い事を思ったり。
エレベーターは2基、こちらも古めかしい動きですが、なんとスペインにしては珍しく、閉まるボタンが付いています。
基本的に古めかしく、都会的なホテルだと期待しなければ、立地は最高だし悪くないホテルだと思います。
あ、アメニティですが、歯磨きセットは付いていません。スリッパは、部屋によってはバスローブとともに付いています。全部屋かどうかは不明。(付いてない時の記憶が多いので)