なぜ三セクになったのか?
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- 旅行時期:2023/04(約2年前)
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by おけいはんさん(男性)
鈴鹿 クチコミ:1件
四日市より2つ先、関西本線の河原田から紀勢本線の津までの10駅、22.3kmを結ぶ第3セクターの鉄道路線。三重県や四日市市、津市に加え、三重県に工場のあるダイヘン(工場で作った変圧器を伊勢鉄道を使って出荷していた)、地元の三岐鉄道等が出資しています。
1973年9月に名古屋から津以南をダイレクトに結ぶ目的で、四日市から津までを短絡する鉄道として開通した伊勢線。亀山での方向転換は不要になり、時間も短縮したものの、ライバル近鉄に及ばず、本数も少ないローカル路線であったことから赤字廃止対象の路線となり、第3セクター化された経緯がある。高架線が主体で、踏み切りもほとんどなく、将来電化ができるように用地も確保済、複線区間も多く、高速運転が特徴。ローカル需要も一定程度はあるが、メインは名古屋から津、松坂、鳥羽、南紀を結ぶ特急「南紀」、快速「みえ」といったJR東海の速達優等列車で、伊勢鉄道の車両は4両しかない。
特急南紀、快速みえも停まる鈴鹿駅は、近鉄鈴鹿線とクロスするものの連絡駅ではなく、最寄りの鈴鹿市駅とは1キロ位離れており、駅周辺にはコンビニすらない。鈴鹿サーキット稲生駅も、サーキットからは徒歩25分位離れています。
路線の性格からすると、なぜ、三セクに転換してしまったのか、という疑問が残る。転換前から快速みえを運転していたら、多分、JRの路線だっただろうし、そうなると別料金を払う必要もなかったのではないか、と考えてしまう路線でもあります。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 車窓:
- 3.5
クチコミ投稿日:2023/04/15
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